◇“伴走”しながら解決尽力
生活や就労などで問題を抱える人たちに寄り添い、解決策をコーディネートする「岐阜県パーソナル・サポート・センター」が今春、新たなスタートを切った。昨年度、岐阜県は国の「パーソナル・サポート・モデル事業」のモデル地域に採択され、国から資金支援を受けて県内5カ所にセンターが開設された。1年間で延べ約1400人が利用。就労にはまず生活の安定が不可欠なことから、今年度は厚生支援にも重点を置いている。
県は今年度、NPO法人「ぎふNPOセンター」に業務を委託。岐阜本所(岐阜市橋本町のアクティブG)▽東濃支所(多治見市本町の駅前プラザ・テラ)▽高山出張所(高山市名田町の飛騨地区労働者福祉会館)の3カ所で計15人のパーソナル・サポーターが「伴走型」の支援を行っている。
◇ ◇
「職を失い宿舎から追い出された。未払い金や借金を抱えている……」「子どもを連れて暴力をふるう夫から逃げてきたが、住む場所はなく仕事を探すのも困難。PTSD(心的外傷後ストレス障害)も抱えている……」
毎日新聞 2012年05月05日 地方版
生活や就労などで問題を抱える人たちに寄り添い、解決策をコーディネートする「岐阜県パーソナル・サポート・センター」が今春、新たなスタートを切った。昨年度、岐阜県は国の「パーソナル・サポート・モデル事業」のモデル地域に採択され、国から資金支援を受けて県内5カ所にセンターが開設された。1年間で延べ約1400人が利用。就労にはまず生活の安定が不可欠なことから、今年度は厚生支援にも重点を置いている。
県は今年度、NPO法人「ぎふNPOセンター」に業務を委託。岐阜本所(岐阜市橋本町のアクティブG)▽東濃支所(多治見市本町の駅前プラザ・テラ)▽高山出張所(高山市名田町の飛騨地区労働者福祉会館)の3カ所で計15人のパーソナル・サポーターが「伴走型」の支援を行っている。
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「職を失い宿舎から追い出された。未払い金や借金を抱えている……」「子どもを連れて暴力をふるう夫から逃げてきたが、住む場所はなく仕事を探すのも困難。PTSD(心的外傷後ストレス障害)も抱えている……」
毎日新聞 2012年05月05日 地方版