大船渡市立根町の障害者就労支援事業所・慈愛福祉学園(吉田幸弥園長)は17日から、気仙地域の仮設住宅に花の苗を届ける「被災地花いっぱい運動」を始めた。昨年に続き2年目。利用者が心を込めて育てた花々が、入居者の心を癒やす。
同日は、同学園の利用者や職員らが同市大船渡町の永沢仮設住宅にマーガレットやベゴニア、マリーゴールドの苗を持参。入居者は色とりどりの花々からお気に入りを選び出し、プランターに植えた。ベゴニアとマリーゴールドを選んだ女性(72)は「お花があると癒やされる感じがする。すごくありがたい」とうれしそう。プランターは各自が持ち帰り、玄関先を美しい花が彩った。
同学園は震災前から花の苗の販売を手掛け、毎年公共施設などに配っていた。震災後、被災者の心を癒やしたいと昨年6月から仮設住宅への配布を開始。約6カ月かけて仮設住宅全91カ所を回った。
吉田園長は「昨年より1カ月早く始めることができた。今年も気仙の全仮設を回りたい」と意欲を新たにする。
【写真=マリーゴールドやベゴニアなど、色とりどりの花の苗を植える入居者】
岩手日報 -(2012.5.18)
同日は、同学園の利用者や職員らが同市大船渡町の永沢仮設住宅にマーガレットやベゴニア、マリーゴールドの苗を持参。入居者は色とりどりの花々からお気に入りを選び出し、プランターに植えた。ベゴニアとマリーゴールドを選んだ女性(72)は「お花があると癒やされる感じがする。すごくありがたい」とうれしそう。プランターは各自が持ち帰り、玄関先を美しい花が彩った。
同学園は震災前から花の苗の販売を手掛け、毎年公共施設などに配っていた。震災後、被災者の心を癒やしたいと昨年6月から仮設住宅への配布を開始。約6カ月かけて仮設住宅全91カ所を回った。
吉田園長は「昨年より1カ月早く始めることができた。今年も気仙の全仮設を回りたい」と意欲を新たにする。
【写真=マリーゴールドやベゴニアなど、色とりどりの花の苗を植える入居者】
岩手日報 -(2012.5.18)