ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

【大船渡】思いやりの花、仮設に笑顔 支援施設が苗の配布

2012年05月19日 03時23分30秒 | 障害者の自立
 大船渡市立根町の障害者就労支援事業所・慈愛福祉学園(吉田幸弥園長)は17日から、気仙地域の仮設住宅に花の苗を届ける「被災地花いっぱい運動」を始めた。昨年に続き2年目。利用者が心を込めて育てた花々が、入居者の心を癒やす。

 同日は、同学園の利用者や職員らが同市大船渡町の永沢仮設住宅にマーガレットやベゴニア、マリーゴールドの苗を持参。入居者は色とりどりの花々からお気に入りを選び出し、プランターに植えた。ベゴニアとマリーゴールドを選んだ女性(72)は「お花があると癒やされる感じがする。すごくありがたい」とうれしそう。プランターは各自が持ち帰り、玄関先を美しい花が彩った。

 同学園は震災前から花の苗の販売を手掛け、毎年公共施設などに配っていた。震災後、被災者の心を癒やしたいと昨年6月から仮設住宅への配布を開始。約6カ月かけて仮設住宅全91カ所を回った。

 吉田園長は「昨年より1カ月早く始めることができた。今年も気仙の全仮設を回りたい」と意欲を新たにする。


【写真=マリーゴールドやベゴニアなど、色とりどりの花の苗を植える入居者】

岩手日報 -(2012.5.18)


車いすでも「足湯」満喫=大分

2012年05月19日 03時20分04秒 | 障害者の自立
 「足湯」もバリアフリーの時代-。大分県別府市の観光施設「地獄蒸し工房 鉄輪(かんなわ)」の足湯には、車いすコーナーが設置され、車いすを利用する高齢者や障害者らに好評だ。
 車いすの前輪部分を乗せる台が湯面にせり出す形となっているため、靴と靴下を脱げば車いすに乗ったまま足湯に浸ることができる。車いす利用者らにも広く足湯の気持ち良さを味わってもらいたいと、同市が2010年3月に設置した。
 車いすで温泉が利用できる個室の家族風呂などが普及しつつあるのに加え、温泉観光地や温泉施設併設の医療機関などでは車いす用足湯を設置する試みも出始めている。観光庁によると、全国的な設置件数などは不明だが、「車いす用足湯は高齢者や障害者が気軽に利用でき、楽しめるので望ましい」(観光産業課)と観光のバリアフリー化の一環として期待している。



時事通信 - 【もぎたて便】(2012/05/18-08:00)

盲導犬 拒まないで

2012年05月19日 03時14分43秒 | 障害者の自立
 身体障害者補助犬法=キーワード=が施行され今年で10年。盲導犬の利用者が全国から集う「全日本盲導犬使用者の会総会」が26日から土浦市で開かれる。補助犬「同伴可」の表示を掲げる店が増える一方で、同伴を拒否される例も後を絶たない。総会実行委員長を務める土浦市の蛭田友子さん(58)に体験談を聞いた。


 15年前から中途失明し、盲導犬を使い始めて9年。現在のハイネ(メス、4歳)は2代目だ。


 盲導犬を迎えて、行動半径は格段に広がった。日常の買い物のほか、飛行機と船を乗り継いで北海道への流氷ツアーや落語、コンサートなど、盲導犬を連れてどこへでも出かける。


 しかし、行く先々で同伴拒否に遭ってきた。


 2005年ごろ、土浦市のNPOが運営する市内循環バスに乗る際、運転手から「そんなでかい犬だめだよ」と怒鳴られた。乗客が「盲導犬は大丈夫」と言ったので、なんとか乗車できた。


 06年ごろ、バス停で保育園児の孫と路線バスを待っていた。盲導犬が立ち上がりしっぽを振ってバスの到着を知らせる。が、「ばあちゃん、バス行っちゃった」と孫。2人で手を振って追いかけた。数十メートル先でバスが止まる。素通りした理由をただすと、運転手は言った。「犬だから」


 06年ごろ、JR水戸駅近くのパン屋に入ろうとしたところ、「ちょっと、ちょっと、アンタ。犬、犬」と女性店員にさえぎられた。


 今年3月には土浦市内の大型店内にある飲食チェーン店に入ろうとして、店員に止められた。大型店の運営会社に電話しても、「テナント(飲食店)にお聞きください」。入店できるまで40分足止めされた。


 いずれも蛭田さんの抗議を受けた会社や店長が対応し、問題は解決している。「大半は良心的な店やいい人ばかり。取り巻く環境はかなり改善されてきた」と蛭田さんは評価する。


 「私は盲導犬を得て初めて風を切って歩くことの喜びを知りました。1回の入店拒否で家に閉じこもってしまう盲人もいます。どうか外出する自由を奪わないでほしい」。蛭田さんはそう願っている。


 公益財団法人・日本盲導犬協会企画広報担当の八巻恭子さんの話 補助犬法について、本社や店長は知っていても、肝心の窓口が知らないで断る。入れるのに同伴不可と誤解している病院もある。周知徹底をお願いしたい。


盲導犬体験の催しで、ハイネとふれあう市民たち。右は蛭田さん=土浦市川

朝日新聞 - 2012年05月18日

障害者野球.の甲子園、感動に出会おう!「全国身体障害者野球大会」開催【神戸市】

2012年05月19日 03時10分31秒 | 障害者の自立
応援に行こう!
障害者野球の甲子園「第20回全国身体障害者野球大会」が、聖地「神戸」で開催される。全国から選抜された強豪16チームが優勝旗をかけ、全力でぶつかりあう。

開催日は平成24年5月19日(土曜)・20日(日曜)、開会式は19日(土曜)午前9時から「ほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)」で行われる(試合開始は午前10時から)。

今回は全国各地から430名の選手が神戸に集う。持てる力のすべてを出して野球にかける情熱、懸命にプレイする姿が多くの人に感動を呼び、障害に対する理解が広がっていくことを期待している。入場無料で誰でも観戦できるので、ぜひ応援にきてほしいとのことだ。

大会の概要
基本的に通常の軟式野球ルールを適用するが、障害を考慮し、さまざまな特別ルールが設けられている。

開会式で選手は神戸市立神戸須磨翔風高等学校の生徒の先導で入場行進を行う。また、長田区の川西通子ども会「ダ・クリーム」が、ロックダンスで選手の激闘にエールを贈り、会場を盛り上げる。そして、始球式は、本大会を手伝っている神戸市立長坂中学校野球部の3年生の藤中駿弥君が渾身の1球を披露する。

出場16チーム(430名)がトーナメント方式で、ほっともっとフィールド神戸・サブグラウンドほかで熱戦を繰り広げる。

日本身体障害者野球連盟 春の選抜
http://www.portnet.ne.jp/~ciwasa30/haru/haru.htm

神戸市記者発表資料/第20回全国身体障害者野球大会の開催
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2012/05/20110511134101.html

介護ニュース -2012年5月18日 05:00 


行列のできる役所食堂 茨城・取手

2012年05月19日 03時06分17秒 | 障害者の自立
 茨城県取手市役所の食堂が、「行列のできる定食屋さん」に様変わりした。食堂を切り盛りする法人がプロの業者から障害者の就労を支援するNPO法人に替わり、地場産の米や旬の野菜を使った昼食が人気を集めている。開店から約2カ月。口コミで評判が広がり、連日、完売状態が続いている。

 食堂の名は「福ふく亭」という。

 NPO法人「がってん ふくろうの郷(さと)」が障害者の作業訓練の場を増やすため、食堂運営の入札に参加して落札、3月22日にオープンした。

 メニューは、ワンコイン(500円)の日替わり定食と庁舎内に配達する弁当。ご飯は、大盛りも中盛りも値段は一緒。毎日、定食を40食、弁当は40~50食ほど作っているが、正午を過ぎると、食堂には職員たちの行列ができる。

 ほぼ連日、足を運んでいるという女性職員(40)は「主菜のほかに小鉢が二つ付き、どの料理も夕ごはん用に持ち帰りたくなるほど味付けが良く、しかもヘルシー」と、人気の定食をべた褒めだ。

 春菊、菜の花、春キャベツ、竹の子、ジャガイモ……。栄養士の桜井房代さん(38)がこだわる季節の食材は、市内の農家から仕入れ、NPO法人スタッフの田村智子さん(39)と調理員たちが丹精込めて仕込む。障害者たちは、食器洗いや配膳に精を出している。

 施設長の新木優子さん(41)は「当初は完売が予想以上に早く、迷惑をおかけしたことも間々ありました。今は1日100食弱作り、足りなくなったり、余って廃棄したりすることもなく、軌道に乗りました」と笑顔で話している。

 営業は、平日午前11時半から午後1時半まで。来庁した一般の人も利用できる。

 障害者の自立を目指す「ふくろうの郷」には、20~60代の障害者35人が通い、菓子作りや裂き織りなどの作業も行っている。


旬の食材を仕込む「福ふく亭」のスタッフ=取手市役所

朝日新聞 - 2012年5月18日14時50分