ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

「悲劇二度と」車いすに願い 全町内会配備目指す 仙台

2012年05月29日 02時25分09秒 | 障害者の自立
 仙台市若林区かすみ町の防災士菊池健一さん(59)が、地元の七郷地区の町内会に車いすを配備する活動に取り組んでいる。災害時に狭い場所を通れる車いすの利点を生かし、高齢者や障害者ら要援護者の避難に役立ててもらう。東日本大震災では多くの要援護者が犠牲になっており、菊池さんは「悲劇を防ぎたい」と訴え、支援を呼び掛けている。
 取り組みの第1弾として4月22日、かすみ町中部町内会に車いす1台を届けた。菊池さんの防災士仲間が役員を務める松山市の義足製作会社「オルツ本田」が趣旨に賛同し、贈呈した。
 同町内会の吉田敏男会長(65)は「この地域は高齢化が進み、車いすは役に立つ。集会所に置いて防災訓練で使いたい」と感謝の言葉を述べた。
 菊池さんは元自衛隊員。2007年春の退官と同時に防災士の活動を始め、市内の町内会や企業向けに講話を行っている。震災では自宅が半壊し、地元の蒲町小で避難所の運営に携わった。民生委員も務める。
 震災時、家族や介護施設職員らの車で避難しようとした要援護者の中には、道路が渋滞したため車に乗ったまま津波に流され、犠牲になる人が多くいた。
 「車いすなら狭い道を通れるし、道路が混んでも素早く避難できる。各町内会が数台ずつ備えておけば便利だ」と思い立った菊池さん。昨年9月、インターネットの交流サイト「フェイスブック」や講話を通じ、協力の呼び掛けを始めた。
 これまでにオルツ本田のほか、熊本市の健康食品販売会社、東北福祉大(仙台市)や神戸学院大(神戸市)などによる「社会貢献学会」が支援を申し出ているという。
 七郷地区には約20の町内会があり、菊池さんは「全町内会が車いすを備えるまで活動を続けたい」と話している。連絡先は菊池さん022(286)3824。


車いすを贈られたかすみ町中部町内会の吉田会長(左)と菊池さん

河北新報 - 2012年05月28日月曜日

「悲劇二度と」車いすに願い 全町内会配備目指す 仙台

2012年05月29日 02時25分09秒 | 障害者の自立
 仙台市若林区かすみ町の防災士菊池健一さん(59)が、地元の七郷地区の町内会に車いすを配備する活動に取り組んでいる。災害時に狭い場所を通れる車いすの利点を生かし、高齢者や障害者ら要援護者の避難に役立ててもらう。東日本大震災では多くの要援護者が犠牲になっており、菊池さんは「悲劇を防ぎたい」と訴え、支援を呼び掛けている。
 取り組みの第1弾として4月22日、かすみ町中部町内会に車いす1台を届けた。菊池さんの防災士仲間が役員を務める松山市の義足製作会社「オルツ本田」が趣旨に賛同し、贈呈した。
 同町内会の吉田敏男会長(65)は「この地域は高齢化が進み、車いすは役に立つ。集会所に置いて防災訓練で使いたい」と感謝の言葉を述べた。
 菊池さんは元自衛隊員。2007年春の退官と同時に防災士の活動を始め、市内の町内会や企業向けに講話を行っている。震災では自宅が半壊し、地元の蒲町小で避難所の運営に携わった。民生委員も務める。
 震災時、家族や介護施設職員らの車で避難しようとした要援護者の中には、道路が渋滞したため車に乗ったまま津波に流され、犠牲になる人が多くいた。
 「車いすなら狭い道を通れるし、道路が混んでも素早く避難できる。各町内会が数台ずつ備えておけば便利だ」と思い立った菊池さん。昨年9月、インターネットの交流サイト「フェイスブック」や講話を通じ、協力の呼び掛けを始めた。
 これまでにオルツ本田のほか、熊本市の健康食品販売会社、東北福祉大(仙台市)や神戸学院大(神戸市)などによる「社会貢献学会」が支援を申し出ているという。
 七郷地区には約20の町内会があり、菊池さんは「全町内会が車いすを備えるまで活動を続けたい」と話している。連絡先は菊池さん022(286)3824。


車いすを贈られたかすみ町中部町内会の吉田会長(左)と菊池さん

河北新報 - 2012年05月28日月曜日

福祉施設37%浸水か・・・備えちょき隊初研修

2012年05月29日 02時23分47秒 | 障害者の自立
 南海地震に備え、県が元技術職員や防災士らで結成した「こうち防災備えちょき隊」の初めての研修会が27日、高知市池の県立大池キャンパスで開かれた。同隊は、高齢者や障害者の福祉施設の防災マニュアルを見直す作業にもあたる予定で、県内の現状や東日本大震災での事例を学んだ。

 県の土木、危機管理部門のOBら約130人で4月に結成。この日の研修会には38人が参加した。県はまず、県内191の福祉施設(37%)が津波で浸水する可能性があると説明。近年、個人住宅を改修した小規模施設が増え、実効性のある対策が進んでいない現状の解説を受けた。

 また、講師を務めた「障がい者防災ネットワークこうち」の伊東英助代表は、東日本大震災の被災地では障害者が避難所での集団生活を避け、自宅や施設などで孤立する傾向があったと指摘。「施設と地域が普段から共に防災を考え、いざという時に手を借してもらえる態勢づくりが必要」と説明した。

 県は6月末までに、全施設の築年数や救急用品の備蓄状況、訓練内容などを確認。その結果に基づき、同隊のメンバーを派遣して各施設の防災マニュアルの見直しを進めるという。

(2012年5月28日 読売新聞)

職員・OBに「自主返納を」

2012年05月29日 02時20分04秒 | 障害者の自立
◇損害回収分 県、勧告受け要請


 心身障害者扶養共済制度に関する住民監査請求を巡り、県のミスで生じた50万2200円の損害を回復するよう県監査委員が佐竹敬久知事に勧告したことを受け、県が職員やOBによる「自主返納」で対応しようとしていることが分かった。関係者によると、過去に障害福祉課長を務めたOBら数十人に文書を送るなどして協力を求めている。


 県監査委員は歴代の県障害福祉課長に「重大な過失があった」と指摘しており、地方自治法では、過失による損害は職員が賠償すると定めている。しかし、すでに退職した課長がいることや5年間の時効の関係から、県は過失を認めない方針。代わりに現職とOBが応分の負担をすることで、勧告に対応すると見られる。

朝日新聞 -2012年05月28日


障害者、走る 「日本縦断駅伝」島根入り

2012年05月29日 02時13分15秒 | 障害者の自立
 障害がある人たちが自転車や車いすで北海道から沖縄まで走り、たすきをつなぐ「障害者日本縦断駅伝」(朝日新聞社後援)が23日、鳥取から14道府県目の島根県内に入った。今月4日から日本海側を進み、約1600キロを走った。26日には山口県入りする予定。

 隊長は2004年のパリ・ダカールラリーで大けがをし、左足に障害が残った冒険家の風間深志さんが務める。けがで改めて知った健康の大切さや、医療の充実などを訴えている。


次の目的地、山口県を目指して県内を走る参加者たち=島根県安来市飯島町

朝日新聞デジタルー2012年5月28日3時30分