ゴエモンのつぶやき

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古事記:編さん1300年 トイレで神話 イラスト、文章入り手ふきタオル好評 /宮崎

2012年05月26日 02時28分01秒 | 障害者の自立
 ◇個室でじっくりながめて! 宮崎市の障害者就労支援施設「やじろべえ」が製作

� 宮崎市の障害者就労支援施設「やじろべえ」が、古事記に登場する宮崎ゆかりの神話を、イラストと文章で紹介したトイレ用手ふきタオルを製作した。その名も「トイレで神話」。昨年から販売しているが、古事記編さん1300年の今年は市内のみやざき物産館や西都市の西都原考古博物館で人気を集め、関西からも注文が入り始め

 やじろべえは、宮崎市の社会福祉法人「まほろば福祉会」が運営。身体、知的障害者ら44人が通い、Tシャツやタオルのプリントを請け負っている。「トイレで神話」は幅34センチ、長さ85センチ、綿100%で1050円。絵柄は3種類あり、▽みそぎ池と天の岩戸隠れ▽天孫降臨と海幸山幸▽鵜戸の豊玉姫と美々津お舟出−−と1枚につき物語を二つずつ紹介している。

 製作のきっかけは2年前。福祉施設と県内のクリエーターが協力して付加価値の高い商品を作り、障害者20+件の賃金を高めようという県の「ハローアーティストプロジェクト」の中で生まれた。施設の弓削貴典支援課長(39)が「福祉施設のイメージを脱却するおしゃれな商品を」と県内各地に舞台がある神話を題材に、個室でじっくりながめる機会のあるトイレ用タオルを考案。宮崎市のイラストレーター、ヒダカアヤさんにデザインを依頼し、ほっと一息ついた後、手をふきながら神話にも触れられる商品が完成し

 通所者は、施設の機械で一枚ずつ丁寧にタオルにプリントし、さらに手作業でトイレットペーパー風に丸めて包装。包装紙には神々の系図や宮崎の方言も印字されている。

 「偶然、商品化のタイミングが古事記編さん1300年の節目にかぶった。おかげで上り調子です」と弓削課長。今年に入ってからは奈良市の土産物店、大阪市の西日本高速道路のサービスエリア運営会社と県外からの注文や問い合わせが続いているという。
 印刷担当の河野富士雄さん(63)は「インクの吹きつけの微調整が難しいが、心を込めて手作りしている。観光客だけでなく、地元の人にも県外へのお土産にしてほしい」とPRしている。

毎日新聞 2012年05月25日 地方版

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2012年05月26日 02時17分40秒 | 障害者の自立
 障害者の“国民体育大会”第14回全国障害者スポーツ大会(長崎がんばらんば大会)が2014年11月初旬、県内5市2町で行われる。同年10月に本県で開かれる国体と比べて規模は小さいが、スポーツが生み出す感動という点では、決して負けてはいない。人と人が支え合いながら、それぞれの目標に向かってまい進する。時に激しく、時に強く、そして温かく…。2年後の秋、スポーツとともに生きる全国のアスリートが、本県を舞台にした感動ドラマの主役になる。

 同大会は団体、個人を合わせて、正式13、オープン1競技を実施する。県実行委員会(会長・中村法道知事)が4月下旬に発表した県民意識調査によると、同大会の認知度は56%と低いが、競技、運営の両面で準備は進んできた。県障害者スポーツ大会課の大庭茂雄課長は「県民の皆さんと一緒にやっていきたい。参加したらきっと感動をもらえる」と呼び掛ける。

■地元は予選免除

 通常、団体は九州予選、個人は県大会で好成績を残した選手が全国大会に出場できる。地元開催の場合は予選免除となっているが、アスリートである以上、やはり結果にもこだわりたい。県内には、これまでチームがない競技もあったが、2年後を見据えて団体競技も動き始めた。

 知的バスケットボールは一昨年の10月にチームを結成。当初はドリブルなどの基本さえもままならなかったが、今では試合ができるまでに成長した。26、27日には、九州予選(福岡市)に初挑戦する。川内真吾コーチ(サンビレッジ)は「せっかく立ち上げたので、日本一まで持っていきたい」、山口健一主将(県央不燃物再生センター)も「最初と比べて上達している。2年後は優勝」と夢を膨らませている。

■全国経験し成長

 陸上、水泳など個人競技の選手たちは、27日の県大会(長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場ほか)へ向けて練習に励んでいる。中高生27人が陸上にエントリーした県立ろう学校の堀江勇治監督は「全国を経験したら一回り大きく成長する。多くの生徒に経験してほしい」。武富誠主将も「一人でも多く全国大会に出られるように頑張りたい」と燃えている。

 水泳の選手たちも、それぞれ自己ベスト更新を目指して力泳中。男子の古賀壮(希望が丘高等特別支援)は「50メートル平泳ぎで自己ベストの40秒を切りたい」、女子の柳迫友希(長崎市)も「2年後の全国大会でメダルを三つ取る」と気合十分だ。

 サウンドテーブルテニスは視覚障害者の卓球競技。長崎市視覚障害者協会の同好会「ピュアホワイト長崎」のメンバーは、週1回の練習を楽しみにしている。チーム名は「純粋な気持ち」と「白いピンポン球」をかけてつけた。自らもメンバーで全盲の宇原弘代表は「地元で大きな大会があるならメダルを取りたい」と2年後に向けて闘志を燃やしている。

 過去に本県代表として国体に出場した選手もいるほど盛んなアーチェリー。21年前の事故が原因で車いす生活となった平林章(県身障者アーチェリー協会)は「仕事の農作業も、競技のために体を鍛えていると思えば楽しくなる」と明るく笑う。フライングディスクも健常者と障害者が同じ舞台で競い合える。県障害者フライングディスク協会の長井庄吾事務局長は「重度の障害があってもできる。競技を始めてリハビリにつながった方も多い」と、こちらも笑顔でアピールする。

■閉会式の一体感

 障害という個性を受け入れ、スポーツを生きがいとする選手たち。それを心で支えるスタッフ、ボランティア。大会最終日、選手をはじめ、関係者のほとんどが参加する総合閉会式。昨年の山口大会を見てきた県障害者スポーツ協会の亀田信樹事務局次長は目を細める。「人と人との絆で成り立つ大会のフィナーレは、言葉にならない一体感が生まれる。国体とは違った素晴らしさがある」

 27日の県大会には、ロンドンパラリンピック車いすマラソン日本代表の副島正純(シーズアスリート、諫早市出身)も出場する。国体同様、各方面から徐々に盛り上がってきた。このムーブメントをさらに大きくできるかどうかは、県民一人一人の心にかかっている。

○ズーム/第14回全国障害者スポーツ大会(長崎がんばらんば大会)

 障害のある選手がスポーツの楽しさを体験するとともに、国民の障害に対する理解を深め、障害者の社会参加推進を目的とした大会。本県開催は初めてで、2014年11月1~3日に県内各地で行われる。正式競技13、オープン競技1の計14競技。開、閉会式は、諫早市の県立総合運動公園陸上競技場に選手団、ボランティアら約1万人が参加する。

○おもてなしの心みんなを笑顔に 情報支援ボランティア養成 本村順子さん

 「おもてなしの心で選手を迎えたい」

 そう手話で話すのは、県ろうあ協会の事務局長を務める本村順子さん。自身も聴覚障害者である彼女は、現在、がんばらんば大会の情報支援ボランティア募集、養成などで指揮をとっている。

 情報支援ボランティアとは、聴覚障害者に対して情報を正しく伝えたり、会場の案内などをするもの。例えば、パソコンで司会者の発言を即座に文字にして、スクリーンに映し出して認識してもらう。「トイレはどこですか」のような簡単な質問には、手話で受け答えをする。

 難しく捉えられがちだが、本村さんはそれを否定する。「これは自分が変わる一つのきっかけ。やってみると誰でもできるし、達成感もある。ここから生まれる新しい出会いや思い出が、きっと将来のやりがいや生きがいにつながる」。今回はボランティア養成講座を予定しており、初心者でも本番に対応ができるようになるという。

 「長崎を訪れた人に来て良かったと思ってもらいたい。そのためには技術はまだまだでいい。おもてなしの心で迎える、それが一番大切」。話の中に度々登場する「おもてなし」の言葉。何かを「してあげる」などとはかけ離れたそのフレーズの中に、情報支援ボランティアが大会のゲストとホスト、双方の笑顔をつくり出す未来が見える。

 ◆情報支援ボランティア募集 長崎がんばらんば国体・大会実行委員会が、11月から募集を始める予定。募集人員は手話300人、手書き要約筆記200人、パソコン要約筆記100人。年齢不問。それぞれ養成講座がある。問い合わせは県国体・障害者スポーツ大会部障害者スポーツ大会課企画調整班(電095・895・2790)。

○最高の舞台でシュート! 車いすバスケット 川原凜選手(長崎明誠高1年)

 きゅ、きゅ、きゅっ-。体育館に響く、車いすのタイヤの音。両腕から力強く放たれたボールが、すっとリングに吸い込まれる。「凜、ナイスシュート」。チームメートのはじける笑顔。今、最高にうれしい瞬間だ。

 生まれつき脊髄に腫瘍があり、それが神経を圧迫して下半身がまひしている。このため、幼いころは何度も嫌な思いをした。友人たちと同じ行動ができない、周囲の好奇の目、さらには「車いすは楽やね」という心無い言葉…。人知れず涙を流した日もあった。

 きっかけは1冊の漫画との出合いだった。長崎市立黒崎中1年の秋、車いすバスケットボールを描いた「リアル」を読んだ。心が動いた。何事も明るく笑い飛ばす主人公たちの強さ。当時、嫌なことの処理の仕方が分からずに、もやもやしていた自分の背中を押された気がした。車いすバスケットボールチーム「長崎サンライズ」でボールを追う日々が始まった。

 コートの広さ、リングの高さなどルールは一般のバスケットボールとほぼ同じ。車いすからのシュートは腕力が必要だ。2歳からリハビリを兼ねて続けていた水泳で肩は鍛えていたが、なかなか入らない。そんな状態で出場した初めての試合。がむしゃらに放ったシュートが決まった。「にやけが止まらなかった。試合は確か、負けたんですけどね」。バスケットの楽しさにはまった。

 今春、長崎明誠高に入学。階段の上り下りなど学校生活は楽ではないが、大学進学を目指して勉強にも励んでいる。「家族や友人の支えがあって、勉強も競技も打ち込めています」。母親の和恵さんも「競技を始めて、心身ともにたくましくなった。悩みがあっても、自分で考えて前向きに行動している」と息子の成長に目を細めている。

 長崎がんばらんば大会を高校3年で迎える。今から楽しみで仕方がない。「体力とスピードを強化し、チームの主力として活躍したい。直前の国体も、いろんな競技を観戦して楽しみたい」。最高の舞台で、最高のシュートを決める日を夢見ている。


情報支援ボランティアスタッフへの参加を手話で呼びかける本村さん=長崎市、県聴覚障害者情報センター(右)

笑顔でバスケットボールの練習に励む川原選手=長崎市、もりまちハートセンター(左)

全国各地から約5500人の選手団が参加する全国障害者スポーツ大会。力の限りを尽くす姿が感動を呼ぶ(写真はコラージュ)


5月25日のながさきニュースー 長崎新聞

相談会:元教員や体験者、障害児・者の高校進学で 公立高現状や受検支援−−千葉 /千葉

2012年05月26日 02時15分53秒 | 障害者の自立
 障害がある子供の公立高校進学を応援している市民団体「千葉『障害児・者』の高校進学を実現させる会」は27日午後1時半から、千葉市生涯学習センターの工芸研修室で進学相談会を開く。

 相談会では、元教員の佐藤陽一さんが、障害児の公立高進学の現状と制度を説明。受検の際に受けられる介助や代読など特別な配慮があることなどを解説する予定だ。また、実際に公立高に通っている障害を持つ生徒が入学後の生活を話したり、個別やグループ別の相談にも進学させた経験のある親や専門家が応じる。

 同会が発足した1989年以来、県内で障害を持つ生徒の公立高入学者は累計105人。今年4月現在、20人が公立校に在籍している。

 同会共同代表の渡辺みささんは「特別支援学校進学への道しかないとあきらめている人や、公立高進学の希望をかなえたい人たちに多くの情報を伝えたい。気軽な気持ちで参加してほしい」と話している。資料代300円。申し込みは不要で、当日直接会場へ。問い合わせ渡辺さん(電話0476・28・6583)。

毎日新聞 2012年05月25日 地方版

避難支援者にも災害補償 県検討会、活動中死傷で報告書案

2012年05月26日 02時10分44秒 | 障害者の自立
 高齢者や障害者ら災害時要援護者の避難支援対策で、県設置の有識者検討委員会は24日、避難支援者が活動中に死傷した場合、消防団員らの公務災害補償の対象になりうるとする報告書案をまとめた。市町村が要援護者一人一人の避難支援者や避難方法などをあらかじめ定める「個別計画」に基づく活動中の事故であることなどが適用要件といい、要件を周知して個別計画づくりを促すべきだと提言している。県にも支援者の死傷時の金銭手当支給を検討するよう求めている。

 補償制度の周知は支援の担い手を確保する狙い。報告書案は同日の最終会合でおおむね了承された。県は会合後、災害時の死傷者に一律5万~10万円を支給している知事見舞金とは別に、避難支援者の事故時に支払う功労金制度を本年度中にも創設する方向で検討することを明らかにした。

 消防団員らの公務災害補償は、活動中の消防(水防)団員や、その命令下で活動した民間協力者が死傷した場合、市町村が掛け金を積んだ消防基金から補償金を支払う制度。妻と子2人を扶養する民間協力者が死亡したケースでは、一時金60万円と年200万円の遺族年金が支給される。

 ただ、要援護者の避難支援者の扱いは明記されておらず今のところ適用例はゼロ。同委員会が制度を所管する総務省消防庁に確認した結果、避難準備情報や避難勧告などの発令時で、個別計画に基づく要援護者の避難支援中の事故なら、民間協力者に該当して適用される場合があるとの見解が示されたという。

 補償の対象は避難支援者の身体的な損害に限られ、支援中に要援護者にけがを負わせたり物を壊した場合の賠償までは含まれないことから、同委員会はこうした賠償責任までカバーできるボランティア活動保険への加入も有効だと提言した。県は今後、市町村に同要件を周知して個別計画の策定を促すとともにボランティア活動保険も選択肢として紹介する予定。

岐阜新聞 - 2012年05月25日09:12

障害者と歌舞伎町を清掃

2012年05月26日 02時05分12秒 | 障害者の自立
丸井グループは6月5日、社会福祉法人新宿区社会福祉協議会、新宿区内の障害者施設利用者とNPO法人green birdとともに、6月5日に歌舞伎町周辺の“コラボそうじ”を実施する。

環境・社会貢献活動「Earth Smile Project @marui」(アーススマイルプロジェクト@マルイ)の一環として、新宿マルイ本館の有志社員が中心となり実施するもの。

当日は、新宿区社会福祉協議会の呼びかけにより、新宿区で就業されている障がいのある方々にもご参加する予定だ。

新宿の街のゴミ拾い活動を通じて、ハンディのある人もない人も自然に混ざり合える社会をめざし、一般人にも参加を呼びかけるという。

流通ニュース -2012年05月25日