ゴエモンのつぶやき

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重要法案たなざらし 閣僚問責1カ月 与野党対立、審議遅れ

2012年05月20日 02時26分56秒 | 障害者の自立

 参院で前田武志国土交通相、田中直紀防衛相の問責決議案が可決されてから二十日で一カ月。二閣僚の辞任を拒む政府・民主党と、辞任しない限り国会審議に応じない野党の対立のため、社会保障と税の一体改革関連以外の重要法案がたなざらしになっている。与野党対立が続けば、国民生活にも影響する可能性も出てくる。 (大杉はるか)


 今国会の法案成立率は十八日時点でわずか23%。二閣僚の問責可決以降で成立した法案は、議員歳費削減や郵政民営化見直しなど計三本にすぎない。


 原子力の安全規制に関する組織を一元化する政府の原子力規制庁設置関連法案は自民、公明両党の対案の趣旨を受け入れ、独立性の高い原子力規制委員会を設置する方向で修正される見通し。


 与党は十八日の衆院本会議での審議入りを提案した。しかし、問責問題で自民党が難色を示し、審議入りは二十九日以降に先送りされた。新組織は四月一日設置の予定だったが、大幅に遅れている。


 二〇一二年度予算の財源となる赤字国債の発行に必要な公債発行特例法案も、四月に予算が成立して以降、衆院で採決されないままになっている。当面は影響がないとされているが、予算執行が止まる懸念は消えない。


 与野党合意の上で参院に送られた障害者就労施設支援法案や競馬法改正案など対決型でない法案も、審議が止まっている。


 障害者法案が成立しなければ、障害者就労施設の賃金アップが進まず、障害者の自立支援の弊害になる。


 競馬法改正案は二十年間で売り上げが七割落ちている地方競馬場の活性化対策。成立が遅れれば地方競馬への交付金が出ず、衰退が進みかねない。


 自民党の岸田文雄国対委員長は十八日の記者会見で「問責を受けた閣僚の辞任以外に、(審議促進の)妙案はない」と強調。民主党の城島光力国対委員長は「問責二閣僚の交代には賛成できない」と述べた。



東京新聞 - 2012年5月19日 朝刊

計画停電絶対避けて 病院、事業者ら懸念

2012年05月20日 02時21分35秒 | 障害者の自立
 原発稼働ゼロの夏を想定し、18日、九州電力が掲げた10%の節電目標。体力的なハンディがある利用者を抱える福祉施設などは対応の難しさを訴え、事業者からは九電の説明不足を指摘する声も聞かれた。さらに、不測の事態に備えて準備が進められている計画停電に対しては「影響が大きい」「絶対に避けてほしい」との声が相次いだ。

 知的障害者らがパンなどを製造販売する大分市内の就労支援施設の石三修施設長(62)は「調理室は冷房を入れても暑い。利用者には体力の弱い人も、意思表示が難しい人もいる。スタッフがいつも以上に気を配り熱中症に気を付けたい」と節電の影響を心配する。
 「大幅な節電となれば、生産を落とさないといけないかもしれない」。佐伯市堅田の精密板金加工会社代表の山中和浩さん(50)は厳しい表情を浮かべ「業種によって協力できる程度に違いがある。九電は、具体的にどういう取り組みをしてほしいか示すべきだ」と注文を付けた。
 計画停電となれば影響はより深刻化する。
 停電時に県立病院(大分市)が自家発電機で賄える電力は病院全体の7割ほど。MRI(磁気共鳴画像装置)など一部の検査機器は動かすことができず、「周辺の医療機関との連携などが必要になる」という。
 交通に与える影響も大きい。「踏切の遮断機に電力が供給されなければ運行に影響が出る」とJR九州大分支社。県内の信号機2111カ所のうち発電機があるのは大分市内の11カ所だけで、県警交通規制課は「事故が増える可能性がある」と懸念する。
 「冷蔵庫が使えなくなると心配。オール電化の家は特に困るのでは」と案じるのは、中津市諸田の主婦中松早苗さん(53)。夏場の暑さで知られる日田市の鬼武房子さん(63)は「冷房が使えないと高齢の夫の熱中症が心配です」と話す。
 別府市旅館ホテル組合連合会の上月敬一郎会長(おにやまホテル)は、節電時期が夏場の書き入れ時と重なるが「各施設とも徹底した節電に取り組む」と協力姿勢を示す。ただ、計画停電で営業ができなくなれば「連合会として九電に補償を求めることになる」と一転、厳しい口調で話した。


計画停電となれば信号機が止まり、交通に大きな影響が出る恐れもある=18日午後、大分市内

大分合同新聞 -[2012年5月19日 09時39分]

ニュースポーツ「スリーアイズ」

2012年05月20日 02時14分55秒 | 障害者の自立
生野区で誕生 誰もが一緒に楽しめる

 大阪市生野区で誕生したニュースポーツ「スリーアイズ」。子どもからお年寄り、障害者など、誰もが一緒になって楽しめるとあって、区内にとどまらず、大阪市内にもじわじわと愛好者が増殖している。

 スリーアイズは、コートの九つのマス目に向かってボールを1チーム5個転がし、ボールが入っているマス目がタテ、ヨコ、ナナメ1列に並ぶと得点となるゲーム。1マスに2個または3個、さらに2マスに2個入れて列を完成させることで得点が上がる。完全に2列をつくるとパーフェクト。

 2008年五輪の大阪招致の一環で、同区も新スポーツを考案して盛り上がろうとスリーアイズが誕生した。が、そこからが苦難の道だった。

 ルール、コートもそうだが、使用するボールの開発に四苦八苦。ドッジボールでは普通に転がって面白みに欠けたため、「空気を抜いてみたり、切ってパチンコ玉やゴルフボールを入れてみたり、鈴を入れてみたり」(西岡永治・区スポーツ推進委員協議会会長)と工夫を凝らした。

 それでも満足できるものにはほど遠く、ヒントを求めて区内の町工場を訪ね歩いた。そうしたなか、一軒のゴムボール製造工場で、肩たたき棒の先に付いたゴムボールと運命の出会いを果たす。それをボールの中に三つ入れることで、2、3度跳ねて止まり、微妙な転がりで面白さを演出するようになった。

 「やってみれば面白い。病みつきになる」と西岡会長。最初の区民大会は15人ほどだった参加者が、今では約400人が参加するまでに。「核家族化の中で、子どもとお年寄りが話す機会ができるコミュニケーションスポーツ。生涯スポーツとして広げたい」と意欲満々だ。

 今夏のロンドン五輪には間に合わないが、リオ五輪の正式種目には採用されるかもしれない!?


マス目に向けてボールを転がして得点を競うスリーアイズ(今年2月の第10回生野区民スリーアイズ大会)=生野区スポーツ推進委員協議会提供

大阪日日新聞 - 2012年5月19日

生活保護世帯、最多の2万2434

2012年05月20日 02時12分10秒 | 障害者の自立
 県内の2011年度の月平均生活保護世帯数は、全世帯51万3385(2010年国勢調査)のうち2万2434世帯に達し、前年度の過去最多を更新した。長引く不況が受給世帯数を押し上げているとみられる一方、不正受給などの問題も課題になっている。

 県によると、月平均生活保護世帯数は1996年度から16年連続で増加。月平均受給者数も2万9649人で98年度以降、14年連続で前年を上回った。人口1000人当たりに占める割合を示す保護率は21・72人で、75年度(22・66人)以来の高水準となった。

 最近は65歳未満で障害がないなどの働ける受給者の増加が顕著だ。生活保護世帯から「傷病・障害者世帯」などを除いた「その他の世帯」は99年度は月平均598世帯だったが、10年度には約4倍の2410世帯に跳ね上がり、生活保護を受ける世帯の約11%を占める。県は保護世帯の増加は、単身者が増えて世帯数そのものが増加したことに加え、長引く不況による雇用情勢の悪化が最大の原因と見ている。

 県全体の約3割の保護世帯(月平均6291世帯)を抱える青森市も、20年以上、保護世帯が伸び続けている。市生活福祉課の担当者は「働く場所を求めて青森市に来たが見つけられずに受給するケースが多い。保護世帯の子どもが受給に至ることも少なくなく、負の連鎖が続く」と指摘する。

 同市では、福祉事務所に就労支援相談員を配置。働ける受給者向けに、ハローワークへの付き添いや面接練習などの支援をしている。

 厚生労働省によると、生活保護は全国的に増加傾向で、10年度は月平均141万49世帯で、18年連続の増加だった。一方で、実際の収入を申告しないなどの不正受給が後を絶たない。全国の不正受給は03年度に9264件(58億5392万円)だったが、10年度には2万5355件(128億7425万円)に達した。

 県内の不正受給件数は非公表だが、他県に比べ、少ないものの増加傾向にあるという。県健康福祉政策課は「すべてが悪質なケースではないが、全受給者を調べきれないのが現状。制度の正しい理解の周知を図りたい」としている。



(2012年5月19日 読売新聞)


スカイツリー:補助犬、開業式典に招待

2012年05月20日 02時07分11秒 | 障害者の自立
 22日に開業する「東京スカイツリー」(東京都墨田区)のオープニングセレモニーに、補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)と使用者3組が出席することが決まった。22日は補助犬の受け入れを義務づけた「身体障害者20+件補助犬法」の成立からちょうど10年。これを知ったスカイツリー側が招待した。使用者らは世界一高い自立式電波塔から日本中に補助犬への理解を呼びかけ

 式典には、広島市の清水和行さん(51)と盲導犬ヤード▽兵庫県宝塚市の木村佳友さん(51)と介助犬エルモ▽東京都練馬区の松本江理さん(43)と聴導犬ブランカ−−の3組が出席。テープカットなどをする。施設内はバリアフリー構造で、車椅子使用者も地上450メートルの「第2展望台」まで上れる。

 補助犬法は公共施設やレストラン、スーパーなど不特定多数の人が利用する施設への補助犬受け入れを義務づけたが、法への理解は進まず、今も同伴拒否が相次いでいる。

 木村さんは「補助犬法10歳の誕生日に招待され、光栄です。補助犬も、スカイツリーに負けないぐらい社会的に広く認知されるようになってほしい」と話している。


東京スカイツリーのオープニングセレモニーに招待された木村佳友さんと介助犬エルモ=兵庫県宝塚市で2012年2月

毎日新聞 2012年05月19日 10時30分(最終更新 05月19日 11時04分)