ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

ゲーム中毒:脳が変化、ADHD発症の恐れも

2012年05月06日 01時55分55秒 | 障害者の自立

科学者たちは最近、ゲーム中毒に陥った子どもたちの脳が麻薬中毒の脳の状態と同じで、認知能力や感情をコントロールする機能が大幅に低下するという事実を明らかにした。このような子どもたちはさらに暴力的になり、ひどいケースでは注意欠陥・多動性障害(ADHD)のような精神疾患を発症することもあるという。ゲームが子どもたちの脳を破壊しているというわけだ。


 ビデオゲームが子どもたちに有害かどうかという問題は、世界中で絶えず議論されている。ゲームが子どもたちの創意・工夫能力や運動能力を発達させるという肯定論もあるが、子どもの脳がゲームによって破壊されるという反対論も根強い。2010年にはこのような議論が米国の最高裁にまで持ち込まれたが、「児童の脳に長期的に悪影響を及ぼすという科学的な証拠がない」との理由でで結論は出なかった。


 だが昨年11月、科学専門誌「ネイチャー」が発行する精神医学専門誌「トランスレーショナル・サイキアトリー」に、ゲーム中毒に陥った青少年の脳は麻薬中毒の脳の状態に似ているとの研究結果が掲載され、状況は一変した。ビデオゲームが子どもたちの脳に変化を及ぼすという事実が、科学的に初めて立証されたのだ。


 ベルギー・ゲント大学のシモン・クーン博士による国際共同研究チームは、ベルギー、英国、ドイツ、フランス、アイルランドで14歳以下の少年少女154人の脳を撮影し分析を行った。その結果、ゲームで遊ぶ時間が調査対象の平均値(1週間に9時間)を上回る少年少女の脳は、左側の線条体が非常に大きくなっていた。この部分は、脳の中でも快楽に関わる部分で、麻薬中毒に陥ると肥大化することが分かっている。


 先日、中国・上海精神健康センターは、オンライン科学誌「公共科学図書館(PLoS)ワン」に、ゲームに熱中するインターネット中毒者の脳で、白質の損傷が確認されたと発表した。白質とは、感情処理や注意・集中、意思決定、認識コントロールなどをつかさどる領域を結ぶ神経線維で、コカインのような麻薬を常習的に乱用すると、この部分が損傷する。


 韓国でも09年に同様の研究結果が発表された。盆唐ソウル大学付属病院のキム・サンウン教授(核医学科)は、ゲーム中毒者の脳について、コカイン中毒者と同様の異常が認められることを明らかにした。脳の眼窩前頭皮質(がんかぜんとうひしつ=前頭葉のうち眼球周辺の一部分)の機能に異変が生じるという。キム教授は「眼窩前頭皮質は、合理的な意思決定や衝動性のコントロールと密接に関わっている領域。ゲーム中毒や麻薬中毒に陥った人は、この部分に異変が生じ、将来のことについて考えることができず目先の利益だけを追求するようになる」と説明した。


 ゲーム中毒によって脳が変化すると、行動にも変化が現れる。嘉泉医科大学のキム・ヨンボ教授は「前頭葉は仮想と現実を区別し、刺激を自制する働きを担う。ゲームによる短期的な快楽・刺激が大幅に増えれば、前頭葉が正常に反応しなくなり、その結果、我慢できず深く物事を考えずに行動するADHDを発症する恐れがある」と指摘する。昨年12月には、ドイツのボン大学の研究チームが「生物心理学」誌に掲載した論文で、1週間に平均15時間、1人称シューティングゲーム(ゲームの中の主人公になりきり、的を狙って銃を発射するゲーム)を行った場合、前頭葉中部の活動がゲームをしない人に比べて弱まることが確認されたと発表した。前頭葉中部は、恐怖や攻撃性をコントロールする部分だ。ゲームの影響で脳が暴力に対して鈍感になることが、立証されたわけだ。


 韓国国内の脳科学者たちは「ゲーム中毒は一方的に規制したところで根本的な解決は困難だ。政府とゲーム業界が一丸となって、暴力的なゲームが子どもたちの脳に与える影響について研究し、解決策を見いださなければならない」と口をそろえた。

記事入力 : 2012/05/05 10:52

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

栄光福祉会が20周年式典、久留米市

2012年05月06日 01時53分42秒 | 障害者の自立
 久留米市三潴町西牟田の障害者支援施設「栄光園」などを運営する社会福祉法人「栄光福祉会」が今年で創立20周年を迎えた。

 同会は1992年に設立し、久留米市内で身体・知的・精神障害者の入所施設や就労支援施設などを運営している。

 同園で4月29日に開かれた記念式典には、利用者や保護者、地域住民らが参加。樋口博行理事長は「地域や福祉関係者、ボランティアのおかげで20年という区切りを迎えられた。今後も利用者が栄えある生活を送れるよう、施設の使命を果たしていきたい」と感謝の意を伝えた。近くの荒木中学校の生徒がブラスバンド演奏を披露=写真=したほか、20周年を記念して制作した栄光園の園歌を利用者らが合唱した。

=2012/05/06付 西日本新聞朝刊=

誤った育児認識ダメ!維新の会に抗議殺到

2012年05月06日 01時42分19秒 | 障害者の自立
「大阪維新の会」が公開した驚きの条例案ここ数日、大阪維新の会の「家庭教育支援条例(案)」をめぐってTwitterが騒然となった。原因は、橋下大阪市長率いる「大阪維新の会」大阪市会議員団が5月1日に発表した「家庭教育支援条例(案)」だ。

「家庭教育支援条例(案)」とは、親およびこれから親になる人への家庭教育支援を目的とするもので、保育園での一日保育士体験を義務づけるなどが盛り込まれた条例案として市議会に提案するものだ。

この条例案の中の第4章(発達障害、虐待等の予防・防止)、第15条(発達障害、虐待等の予防・防止の基本)
乳幼児期の愛着形成の不足が軽度発達障害またはそれに似た症状を誘発する大きな要因であると指摘され、また、それが虐待、非行、不登校、引きこもり等に深く関与していることに鑑み、その予防・防止をはかる
乳幼児期の愛着形成の不足が発達障害を招くというのは誤った認識だとしてTwitterのタイムラインに怒りの声や嘆きの声、呆れた声など、発達障害について誤解を招くのを懸念する人びとのツイートが相次いで寄せられた。

発達障害とは?文部科学省では、「発達障害者支援法施行令」第1条において
脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもののうち、言語の障害、協調運動の障害その他厚生労働省令で定める障害とする。
と定義付けている。また文部科学省は主な発達障害として、「自閉症」、「高機能自閉症」、「学習障害」、「注意欠陥/多動性障害」などを挙げている。

このことからも「大阪維新の会」の、“乳幼児期の育児が発達障害を起こす”といった記述は誤りであることがわかる。


乙武洋匡氏がツイートこの無神経な条例案を受けて、自身も先天性四肢切断であり『五体不満足』の著者として有名な乙武洋匡氏もツイートに加わった。
橋下さん、乙武です。いまのツイートで発達障害の原因が親の愛情不足によるものだとお考えになっているわけではないとわかり、ホッとしました。子どもが家庭において愛情豊かに育てられることが望ましいとの考えには同調しますが、発達障害は別物であること、議会にご指摘ください。
さらに
3年間の教員生活のなかで、発達障害児への対応は、教育現場における最重要課題のひとつであると感じました。僕自身もまだまだ勉強中の身ですが、さらに理解を深め、本人・ご家族にとって生きやすい社会の実現に努めていきたいと思います。
と、現場経験者として率直な意見を述べた。

これに対し、橋本市長は
市長と市議団は別個独立の意思決定機関とルール化していますが、市議団にはきっちりと伝えました。
と回答した。

今回問題となった条例案は、発達障害に対する誤った認識の改善のみにとどまらず、さまざまな角度から議論を重ねる必要があると感じる人が多いのではないか。

大阪市・家庭教育支援条例 (案)
http://osakanet.web.fc2.com/kateikyoiku.html

発達障害とは/文部科学省
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/hattatu.htm

発達障害者支援法の施行について/文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/06050816.htm

発達障害について、正しい認識を。/Togetter
http://togetter.com/li/297720

マイナビニュース - [2012/05/05]

7割 PTSD可能性 県内避難の被災者

2012年05月06日 01時36分16秒 | 障害者の自立
 東京電力福島第一原発事故で、県内に避難している福島県の被災者を対象に、県内の弁護士や支援団体でつくる「震災支援ネットワーク埼玉」(SSN)が、生活環境や健康状態を調べるアンケートを実施した。速報値では、有効回答者の約7割に心的外傷後ストレス障害(PTSD)の可能性があり、SSN代表の猪股正弁護士は「行政と民間が知恵を出し合って解決に乗り出すべきだ」と訴えた。 

 アンケートはSSNのメンバーが作成し、早稲田大学人間科学学術院の辻内琢也准教授らが解析。三~四月、福島県八市町村から埼玉県内に避難中の千六百五十八世帯に郵送し、四百八十三世帯(29・1%)から回答があった。うち先着した南相馬、浪江、大熊各市町の百世帯分の回答を速報値としてまとめ、SSNや被災者団体、行政などの関係機関がさいたま市で先月開いた「埼玉県震災対策連絡協議会」で発表した。


 有効回答七十五件のうち五十一件で、PTSDの可能性があるとされる数値を大きく上回った。心療内科の専門医でもある辻内准教授は「速報値ではあるが、ここまで高い数字が出て驚いている。症状を見逃さないように、注意してケアしないといけない」と指摘した。


 悩みについては、30%が「誰にも相談できていない」と回答。相談相手がいても相談機関などではなく身近な人が多い。


 生活費については、61%が「心配がある」と回答。24%は貯蓄がなかった。回答者の六割以上が無職で、農業や自営業者のほとんどが廃業していた。


 残りの回答は今後集計し、被災者の生活環境とPTSDの関係などを詳細に分析する方針。辻内准教授は「すべての結果が出るのを待っていては支援が遅れてしまう。今回明らかになった被災者の現状を真摯(しんし)に受け止め、対策を練っていきたい」と語った。


アンケートの速報結果について説明する辻内准教授=4月、さいたま市浦和区で

東京新聞 - 2012年5月5日

施設利用者らデザインのTシャツ展示

2012年05月06日 01時30分57秒 | 障害者の自立
 「WAY WAY WAY!100人集めてTシャツ展」が四日、四日市市安島の市文化会館で始まった。入場無料。六日まで。

 社会福祉法人「青山里会」が市内に運営する障害者支援施設「小山田苑(えん)・藍工房」が、「利用者の交流の輪が広がれば」と企画。利用者や施設スタッフが知人に協力を呼びかけ、目標人数を上回る百五十人が賛同し、思い思いにデザインしたTシャツを展示した。

 Tシャツはどれも個性的で、藍染めや草木染で模様をあしらったり、絵の具で絵を描いたり。陶器やアップリケを付けた作品もあった。


個性あふれるTシャツが並ぶ会場=四日市市文化会館で

中日新聞 - 2012年5月5日