和歌山県串本町は、東海・東南海・南海地震などの災害時に高齢者や障害者を地域で支援するため、災害時要援護者台帳を作成する。台帳は登録制で、要援護者に申請書を送付している。町は「災害が発生した時は行政機関などによる応急救助活動が行われるまでに一定の時間を要することが想定されるため、要援護者を地域で助け合う共助が必要不可欠となる」と話している。
要援護者台帳の作成には、住民基本台帳、介護保険システム、障害福祉システムなど、町のそれぞれの所管課が保有している情報を一元化する。要援護者台帳と地図情報を連携させることで、要援護者や支援者、避難所の位置関係を具体的に明示することができるという。
登録の対象となるのは、町内在住の在宅生活者のうち(1)65歳以上の人だけの世帯の構成員(2)身体障害者手帳(1級、2級)の交付を受けている人(3)療育手帳(A判定)の交付を受けている人(4)精神障害者20+ 件保健福祉手帳(1級)の交付を受けている人(5)介護保険の要介護3以上の人(6)その他町長が認めた人―のいずれかに当てはまる人。支援を受けるために必要な個人情報の提供に同意した場合、申請を出してもらう。
対象者は3月1日現在で4953人。対象者には台帳登録制度の告知と申請書、調査票を3月末から4月初旬にかけて送付した。7日までに、全体の約25%に当たる1255人からの申請があった。
町は現在、提出された申請書と調査票の情報を専用のシステムに入力している。台帳では、緊急時の連絡先や治療している病気、常用している薬、身体の状態、血液型、かかりつけ医などを把握することができるようになっている。台帳が作成されれば、情報を町の関係部署、消防署、警察署、社会福祉協議会、自治会、消防団、自主防災組織、民生委員・児童委員または地域支援者らと共有し、災害時の避難誘導や避難所での支援、安否確認に活用する。
町によると、今後の課題としては、どこまでの情報が提供できるかや、提供先での台帳の保管場所などの管理体制、台帳の更新をどうするかなどがあり、関係機関と検討していきたいという。
紀伊民報 -(2012年05月09日更新)
要援護者台帳の作成には、住民基本台帳、介護保険システム、障害福祉システムなど、町のそれぞれの所管課が保有している情報を一元化する。要援護者台帳と地図情報を連携させることで、要援護者や支援者、避難所の位置関係を具体的に明示することができるという。
登録の対象となるのは、町内在住の在宅生活者のうち(1)65歳以上の人だけの世帯の構成員(2)身体障害者手帳(1級、2級)の交付を受けている人(3)療育手帳(A判定)の交付を受けている人(4)精神障害者20+ 件保健福祉手帳(1級)の交付を受けている人(5)介護保険の要介護3以上の人(6)その他町長が認めた人―のいずれかに当てはまる人。支援を受けるために必要な個人情報の提供に同意した場合、申請を出してもらう。
対象者は3月1日現在で4953人。対象者には台帳登録制度の告知と申請書、調査票を3月末から4月初旬にかけて送付した。7日までに、全体の約25%に当たる1255人からの申請があった。
町は現在、提出された申請書と調査票の情報を専用のシステムに入力している。台帳では、緊急時の連絡先や治療している病気、常用している薬、身体の状態、血液型、かかりつけ医などを把握することができるようになっている。台帳が作成されれば、情報を町の関係部署、消防署、警察署、社会福祉協議会、自治会、消防団、自主防災組織、民生委員・児童委員または地域支援者らと共有し、災害時の避難誘導や避難所での支援、安否確認に活用する。
町によると、今後の課題としては、どこまでの情報が提供できるかや、提供先での台帳の保管場所などの管理体制、台帳の更新をどうするかなどがあり、関係機関と検討していきたいという。
紀伊民報 -(2012年05月09日更新)