ゴエモンのつぶやき

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仙台地検も社会福祉士採用 障害者らの再犯防止狙い2例目

2013年10月03日 01時21分59秒 | 障害者の自立
 仙台地検は2日、軽微な犯罪を繰り返す障害者や高齢者らの再犯防止や社会復帰を支援する「社会福祉アドバイザー」として、社会福祉士の男性を非常勤職員として採用したと発表した。

 1日付で採用したのは仙台市の社会福祉士内田幸雄さん(50)。全国の地検では、東京地検に続き2例目。

 仙台地検によると、窃盗や無銭飲食などの犯罪を繰り返す障害者らについて、社会福祉アドバイザーは福祉的な立場から情報提供や助言を行い、地検は起訴・不起訴の処分や求刑する際の判断材料とする。

2013/10/02 20:18 【共同通信】

悩みも気軽に 民家カフェ 認知症、障害者と家族ら

2013年10月03日 01時16分06秒 | 障害者の自立
◇学光さん貸し出し きょう徳島でオープン

 徳島市住吉に1日、地域の高齢者や障害者、認知症の人たち、その家族ら誰もが気軽に集える「ミックスカフェ」が誕生する。時間がある時にふらりと立ち寄り、居合わせた人とお茶を飲みながら何気ない会話を楽しんだり、悩みや思いを打ち明け合ったり。関係者は、地域の人たちをつなぐ場所になればと期待している。

 公益社団法人「認知症の人と家族の会県支部」(徳島市)が設立。当面は毎週火曜の午後2~4時に、木造2階建ての民家の1階の和室(6畳)と台所を開放する。茶やコーヒー、菓子を用意するが、特別なプログラムはなく、出入りは自由。同支部のメンバーらが常駐する。

 カフェの名前「ミックス」には、様々な立場の人たちが集う場所になればという願いと、「『み』んなで 『つ』くろう 『く』ふうして 『す』てきな場所にしましょうよ!」という意味が込められている。同支部の大下直樹代表世話人(52)は「ここに来れば誰かがいて、社会と接していることを実感できる地域の縁側のようなスペースにしたい」と話す。

 活用する民家は、県出身で大阪を拠点に活動する落語家・笑福亭学光さん(59)のもので、徳島に戻った時にしか利用しないため、「地域の人が高齢者らを見守っていく場所になれば」と、貸し出しを決めた。将来的には、学光さんが養成する私的資格「お笑い福祉士」のメンバーらが出演する寄席を開くなどして「大人から子どもまで、気軽に訪ねられるスポットになれば」と思い描く。

 カフェを整備する際、庭の草むしりなどを手伝った若年性認知症の男性(57)は「リラックスして、わいわい集える場所ができた」と歓迎。同支部は利用状況をみながら、開設時間を延ばしたり、日数を増やしたりすることも検討する。

 20日にあった開所式には飯泉知事も訪れ、「活動の輪を広げ、認知症の人たちだけでなく、高齢者を地域で支え、助け合うモデルになってほしい。地域活性化にもつながれば」と期待した。大下代表世話人は「今は1か所だが、いろんな地域にカフェを開きたい」と話している。問い合わせは同支部(088・678・8020)へ。


ミックスカフェとして活用される民家。多くの人が気軽に集える場所を目指す(徳島市で)

(2013年10月1日 読売新聞)

東京で力の限り 障害者スポーツ大会結団式

2013年10月03日 01時10分32秒 | 障害者の自立
 第13回全国障害者スポーツ大会「スポーツ祭東京2013」(12~14日)に出場する県選手団42人の結団式が2日、大分市の県総合社会福祉会館であった。
 団長の斉藤国芳・県手をつなぐ育成会理事長が結団を報告。旗手の上野喜一郎選手(49)=陸上競技、杵築市=に県旗を授与した。平原健史県福祉保健部長と首藤忍県障がい者体育協会長が「練習の成果を発揮し、良い成績を収めてほしい」と激励。
 選手を代表して、陸上競技の中西麻耶選手(28)=由布市=が「日頃、鍛えた力と技を存分に発揮し、力の限り競技することを誓います」と決意表明した。
 大会は個人、団体計13競技。県内からは個人6競技に26選手が出場する。


決意表明する中西麻耶選手=2日午前、大分市の県総合社会福祉会館

大分合同新聞-[2013年10月02日 14:29]

障害者雇用支援、86人参加 法定雇用率の引き上げ受け−−鹿屋、大隅両職安 /鹿児島

2013年10月03日 01時06分45秒 | 障害者の自立
 障害者の社会参加を支援する就職面接会が、鹿屋市新川町の鹿屋商工会議所であり、大隅地域の86人が面接に挑んだ。鹿屋、大隅両公共職業安定所が毎年1回、この時期に開いている。

 参加した事業所は、小売り▽製造▽医療・福祉▽サービス業−−など26の事業所。22だった昨年に比べ4増え、今回初めて建設業1社が面接ブースを設けた。求職者は希望の事業所ブースで面接を受け、仕事や勤務内容について熱心に質問していた。

 鹿屋職安の平田哲郎上席官(38)は、事業所の増加について「今年度から障害者の法定雇用率が引き上げられた影響と全体的な雇用環境に人手不足感があるため」と分析している。

 民間企業の障害者の法定雇用率は、前年度まで従業員56人のうち1人(法定雇用率1・8%)だったが、今年度から50人に1人(同2・0%)に引き上げられた。

毎日新聞 2013年10月01日 地方版

障害者虐待防止法:もっと早く保護を…施行1年で元職員

2013年10月03日 01時00分57秒 | 障害者の自立
 西東京市の知的障害者入所施設「たんぽぽ」の虐待問題で東京都が30日、新規利用者の受け入れ停止処分を行った。前例の少ない厳しい処分だが、職員が昨夏都などに相談してから1年余り。昨年10月1日の障害者虐待防止法施行を受けた通報からも10カ月かかり、この間に虐待被害を受けた入所者も通報した職員も退所した。弱い立場の人間の保護を打ち出した同法の精神は守られたのか。元職員は「あまりに長かった」と苦悩も語った。

 取材に応じたのは、元職員の女性で、今回都が認定した昨年8月17日の虐待の目撃者。施設内で怒声が響き、現場に行くと、パニック的な行動を取ることがある入所者に男性職員が馬乗りになり、殴打していた。男性職員は殴られて逆上したと釈明。だが、施設の記録は「床に倒して制止し落ち着くように声かけした」などと職員側の暴行の記載がなく、施設幹部に報告したが取り合ってもらえず、都と市に相談した。

 ひどい嫌がらせを感じるようになったのはそのころから。他の職員に無視され、便のついた手袋が机の上に置かれたこともあった。暴行場面が頭に焼きつき、眠れない夜も。結局、10月で退職した。

 その後、元入所者の家族らと語り合う中、施設の対応への疑問を口にしたため退所させられた人が大勢いることを知った。自分に何ができるのか−−。「迅速な保護が自治体の責務」「通報者は不利益を受けない」と定めた障害者虐待防止法を信じ、11月に改めて通報手続きをした。

 この結果、設置された第三者委員会が関係者の聞き取りを重ね、今年5月末、8月の事案に加え、食事を口に押し込むなどの虐待や不適切な行為があったと指摘。だが、施設側は反論し、都の処分決定は長期化した。この間、昨夏の虐待被害者も退所。女性は、落ち着いて再就職先を探す気にはなれなかった。

 そして、ようやく出た都の処分。だが、第三者委の指摘事実のうち認定されたのは、日時が特定できる8月の事案と、施設の記録不備にかかる部分程度。「都の努力は評価したいが、1年待たされて認定がこれだけ限られるとは。埋もれた被害が他にもあるのでないか」と危惧は募る。

 女性は言う。「見過ごせなかったから訴えたが、人生が変わった。これほど負担が大きいのに、行政がきちんと受け止め、もっと迅速に動いてくれなければ、内部通報しようとする職員が出て来なくなってしまう」

毎日新聞 2013年10月01日 15時00分