NPO法人遠野まごころネット(多田一彦理事長)は、釜石市と大槌町に「まごころ就労支援センター」を設置し、被災地の障害者の自立と就職をサポートしている。東日本大震災発生後、周囲の目が届きづらく孤立しがちな障害者の技術習得やものづくり、社会交流の場とすることを目的に設置。同法人スタッフは「まずは楽しんでもらいながら一人一人の個性を輝かせたい」と意気込む。
両施設は沿岸部に住む障害者42人を受け入れる。釜石市甲子町の空き民家を改修し、8月に開所した釜石センターは、パソコンを使った事務作業やウェブデザイン、アクセサリーなどのものづくり工房。9月開所の大槌センターは同法人が整備した「まごころの郷(さと)」で、カフェスタッフや農作業に従事してもらう。障害の程度や各自の意向に合わせ、雇用契約を結ぶ形や利用者として工賃を得るなど柔軟に対応する。
開所時間は平日の午前9時~午後4時。一部有料で、送迎や昼食提供も行う。施設見学は随時受け付けている。問い合わせは釜石センター(0193・27・2002)へ。
【写真=データ入力作業を進める利用者を見守る小谷千恵施設長(右)=釜石市】
岩手日報-(2013/10/03)
両施設は沿岸部に住む障害者42人を受け入れる。釜石市甲子町の空き民家を改修し、8月に開所した釜石センターは、パソコンを使った事務作業やウェブデザイン、アクセサリーなどのものづくり工房。9月開所の大槌センターは同法人が整備した「まごころの郷(さと)」で、カフェスタッフや農作業に従事してもらう。障害の程度や各自の意向に合わせ、雇用契約を結ぶ形や利用者として工賃を得るなど柔軟に対応する。
開所時間は平日の午前9時~午後4時。一部有料で、送迎や昼食提供も行う。施設見学は随時受け付けている。問い合わせは釜石センター(0193・27・2002)へ。
【写真=データ入力作業を進める利用者を見守る小谷千恵施設長(右)=釜石市】
岩手日報-(2013/10/03)