ゴエモンのつぶやき

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障害者が音楽祭企画…12月7日横浜で

2013年10月28日 00時50分29秒 | 障害者の自立
 障害者が企画・運営し、著名なアーティストを招く音楽の祭典「GCグランドフェスティバル0」が12月7日、横浜港の大さん橋ホールで初めて行われる。音楽を通じて、障害者と健常者が一緒に働く場を生み出そうという取り組み。初回は、地元・横浜市出身の横山剣さんがボーカルを務めるクレイジーケンバンドが出演する。

 イベントは、全身の筋力が衰える筋ジストロフィーで車いす生活を送るNPO法人「日本バリアフリー協会」の代表理事・貝谷(かいや)嘉洋さん(43)が企画した。貝谷さんは2003年から、プロのミュージシャンを目指す障害者を対象にしたコンテスト「ゴールドコンサート(GC)」を開いているが、今回の音楽祭では障害者が裏方に回る。

 イベントのモデルは、デンマークで筋ジストロフィーの患者団体が開く野外音楽祭「グリーンコンサート」。著名なアーティストが出演して年7回で計約20万人を動員し、1億円以上の利益を上げる。貝谷さんは1999年に見学し、「障害者団体が娯楽事業で活動資金を得るなんて」と衝撃を受けた。

 昨年8月に実行委員会を設立。肢体不自由者を中心とした約20人が雇用されたり、委託を受けたりして、アーティスト探しから協賛金の獲得、会場で販売するグッズの製作、チラシの配布、当日のチケットのもぎりなどを行う。

 貝谷さんは「楽しいイベントの中で、さりげなく障害者が働いている姿を見てもらい、障害者の働く場を増やすことにつなげていきたい」と話す。実行委は毎年恒例のイベントとすることを目指している。

 午後4時半開場、5時半開演。料金は6300円。27日からチケットぴあなど主要プレイガイドで購入できる。厚生労働省、神奈川県、横浜市など後援。


音楽祭の協賛企業を探すため、打ち合わせをする貝谷さん(左)ら(東京都千代田区で。NPO法人日本バリアフリー協会提供)

(2013年10月27日 読売新聞)

千葉銀跡に障害者就労施設 2階には生活支援C 医療法人が東金に開設

2013年10月28日 00時41分06秒 | 障害者の自立
 医療法人静和会(浅井邦彦理事長)は、東金市のJR東金駅西側にある旧千葉銀行東金支店の空きビルを活用して、障害者のための就労支援事業所「SUNFLOWER(サンフラワー)」と地域生活支援センター「ゆりの木」を今月オープンした。内覧会では、地域住民や山武郡市内の各市町関係者らが視察した。

 同法人は東金市家徳で浅井病院を運営。2001年10月から同市東岩崎のビルで、山武郡市内の障害者の生活相談やケアプランを作成する地域生活支援センターを運営していた。利用者からの「働きたい」との要望に応えようと、同センターでも働く場の紹介を行っていたが、同法人独自の就労支援事業所がないことが課題だった。


医療法人静和会が10月から障害者のための支援施設を開設した旧千葉銀行東金支店ビル=東金市東金

 そこで同法人は、今年1月に千葉銀行東金支店が駅東側に移転したことに伴い、空き屋となっていた同ビルを購入した。1階部分に障害者が働きながら就労訓練を受けられる就労支援事業所を設置。2階には、地域生活支援センターを移転させた。

 2階の地域生活支援センターで就労相談をした人が1階の事業所で働くこともでき、同法人は「2階にはケアマネジャーもおり、連携が取りやすい。駅からも近く、歩いて通える」と利点を強調した。問い合わせはサンフラワー、電話0475(53)5001、ゆりの木、電話0475(50)4545。


内覧会で施設内部を見学する関係者

千葉日報-2013年10月27日 12:46

障害者支援:介護保障が支える「自立」 弁護士、自治体への申請や交渉など相談を /東京

2013年10月28日 00時38分15秒 | 障害者の自立
 障害のある人が自立して生活するために必要な公的介護サービス。だが、重度障害者の中には、必要なサービスを十分に受けられていない人も多い。手足の筋力が徐々に低下する難病の遠位型(えんいがた)ミオパチーを患う、立川市の小林正直さん(75)もその一人だった。夜間の生活に大変な思いをしていた昨年7月、弁護士に市との交渉を支援してもらい、1日16時間の介護時間が22時間に引き上げられた。現在は同種の交渉を支援する弁護士のネットワークも設立され、小林さんは「困っている人はまず相談を」と話している。

 障害者総合支援法に基づき、重度の障害がある人に移動を含めた生活全般の介護を提供する「重度訪問介護」。ヘルパー派遣など公的介護を受けられる時間数は自治体の裁量に任されており、同程度の障害でも差があるのが実情だ。中には上限が厳しい自治体もあるという。

 30代で遠位型ミオパチーを発症した小林さんは、手足にまひがあり、食事やトイレなどに介護が必要。当初、立川市が認定した介護時間は1日16時間で、夜間は同居の家族が介護する前提だった。しかし、2007年に高齢の妻が体調を崩した。日中は働きづめの娘に介護を頼むのも忍びない。夜間はヘルパーの派遣を受けず、小林さんは紙オムツをして我慢してきたが、床ずれを悪化させたり、たんを喉に詰まらせたりする心配があった。

 このため、介護保障問題に取り組んできた東京弁護士会の藤岡毅弁護士に連絡し、地元の弁護士を紹介してもらい、11年12月に市との交渉支援を依頼。小林さんによると、立川市に対して昨年4月、24時間介護を求める申請書や夜間介護の必要性を記した資料を提出した。一晩で尿漏れを何回起こすか、就寝時の体勢、医師の診断書などの客観的なデータを用意し、訴訟も辞さない構えで臨んだ。その結果、市は同7月に介護保険を含めて22時間の支給を認めたという。

 小林さんは「弁護士が市を説得できる資料を作ってくれたことが大きい。今は泊まりのヘルパーがいてくれて、たん出しや体位の変換もできる。万一の時も安心です」と喜ぶ。

毎日新聞 2013年10月27日 地方版

障害者と健常者、汗流し交流 相生でスポーツ大会

2013年10月28日 00時32分55秒 | 障害者の自立
 障害者と健常者がスポーツを通して交流する「あいあいスポーツ大会」が26日、兵庫県相生市那波南本町の那波中学校で開かれた。約250人が一緒に体を動かし、親睦を深めた。

 同市の主催で、32回目。市内の障害者支援施設の利用者や自治会役員、地域の民生委員らが参加した。

 バスケットボールで5メートル先のペットボトルを倒すボウリングや輪投げなど、計8競技を開催。玉入れの速さを競うニュースポーツ「アジャタ」には全員が出場し、高さ約2・8メートルのバスケットを狙って懸命にボールを投げ合った。

 5年以上続けて参加す双葉中2年生の男子(13)は「みんなで一緒に喜び、盛り上がれるのが楽しい」と笑顔を見せていた。


スポーツ玉入れアジャタを楽しむ参加者ら=相生市那波南本町

神戸新聞-2013/10/27 05:30