障害者福祉に貢献した故・糸賀一雄さん生誕100周年記念事業の音楽祭が11月10日午後2時半から、栗東市の栗東芸術文化会館さきら大ホールで開かれる。県内の障害者支援施設や作業所などの利用者でつくる7つのワークショップグループが、それぞれ歌や打楽器演奏、創作ダンスなどを披露する。
テーマは「湖(うみ)の波紋」。フォークシンガーの小室等さんが総合プロデューサーを務め、アルトサックス奏者の坂田明さんやパーカッション奏者の高良久美子さんらがゲスト出演する。
リハーサルを兼ねた公開ワークショップが、近江八幡市の金田コミュニティセンターであり、湖東、湖南の両ワークショップグループのメンバーたちが本番に備えた。湖東グループは、豊郷町の彦愛犬地域障害者生活支援センター「ステップあップ21」の利用者らで構成し、打楽器演奏を担当。テレビドラマ「水戸黄門」の主題歌に合わせ、小太鼓や木魚、鉄琴などを威勢良くたたいていた。
湖南グループは、守山市の障害者支援施設「蛍の里」と野洲市の「にっこり作業所」の両利用者らで構成する創作ダンスチーム。サンバのリズムに合わせ、体を大きく左右に揺する人もいれば、座ったまま少しずつ動く人もいて、個性あふれる創作踊りをした。
にっこり作業所を利用する野洲市近江富士の田中徹さん(40)は「踊っていると、めっちゃ楽しい」と元気いっぱい。小室さんは「少ししか動かないダンスでも立派な表現力があり、何ら問題なく本番に臨めることが確認できた。客席の人たちに楽しさが伝わるようにしたい」と話した。
入場料は一般千五百円、障害者・六十五歳以上の高齢者・大学生千円、中学・高校生五百円。小学生以下無料。当日券あり。全自由席。問い合わせは、県社会福祉事業団(近江八幡市安土町)=電0748(46)8100=へ。
小室等さん(右端)が見守る中、打楽器演奏の練習に励む人たち=近江八幡市の金田コミュニティセンターで
中日新聞-2013年10月8日
テーマは「湖(うみ)の波紋」。フォークシンガーの小室等さんが総合プロデューサーを務め、アルトサックス奏者の坂田明さんやパーカッション奏者の高良久美子さんらがゲスト出演する。
リハーサルを兼ねた公開ワークショップが、近江八幡市の金田コミュニティセンターであり、湖東、湖南の両ワークショップグループのメンバーたちが本番に備えた。湖東グループは、豊郷町の彦愛犬地域障害者生活支援センター「ステップあップ21」の利用者らで構成し、打楽器演奏を担当。テレビドラマ「水戸黄門」の主題歌に合わせ、小太鼓や木魚、鉄琴などを威勢良くたたいていた。
湖南グループは、守山市の障害者支援施設「蛍の里」と野洲市の「にっこり作業所」の両利用者らで構成する創作ダンスチーム。サンバのリズムに合わせ、体を大きく左右に揺する人もいれば、座ったまま少しずつ動く人もいて、個性あふれる創作踊りをした。
にっこり作業所を利用する野洲市近江富士の田中徹さん(40)は「踊っていると、めっちゃ楽しい」と元気いっぱい。小室さんは「少ししか動かないダンスでも立派な表現力があり、何ら問題なく本番に臨めることが確認できた。客席の人たちに楽しさが伝わるようにしたい」と話した。
入場料は一般千五百円、障害者・六十五歳以上の高齢者・大学生千円、中学・高校生五百円。小学生以下無料。当日券あり。全自由席。問い合わせは、県社会福祉事業団(近江八幡市安土町)=電0748(46)8100=へ。
小室等さん(右端)が見守る中、打楽器演奏の練習に励む人たち=近江八幡市の金田コミュニティセンターで
中日新聞-2013年10月8日