西郷村で鍼灸(しんきゅう)師を営む後藤健治さん(62)は、世界ブラインドゴルフ協会(IBGA)の出場審査をパスし、視覚障害者ゴルフ世界大会「レスメイヤーカップ」(20日から3日間・米国コロンバス市)に日本人で唯一の出場切符を手にした。9日、村役場で佐藤正博村長らから激励を受けた後藤さんは「海外でのプレーは難しいが、大会を楽しみながら全力で頑張りたい」と誓いを新たにした。
1級建築士の資格を持つ後藤さんは、病気で視力を失ったが「自分で何か打ち込めるものを」と45歳からブラインドゴルフに挑戦、妻リカ子さん(54)が介添え役のプレイングガイドとなり、二人三脚で国内外の大会に出場。2010(平成22)年に英国で開かれた世界ブラインドゴルフ選手権で全盲のハンディを克服して準優勝を果たした。
大会は北米大陸と世界選抜のプレーヤーが13人ずつ出場、2人一組のチーム対抗戦と個人対抗戦で争う。米国・カナダに対し、韓国や英国、豪州などの精鋭が激突するブラインドゴルフの対抗戦は世界初という。
日本ブラインドゴルフ振興協会副会長も務める後藤さんは「県内ではいまだ認知されていないが、後に続く若い人たちの光となれるよう全力で挑戦したい」と健闘を誓った。一緒に大会に出場するリカ子さんも「英語が不安だが、いい経験ができれば」と話している。
激励金授与式では佐藤村長が「やればできるという証し。ぜひ、頑張ってほしい」と激励した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/11/2f64e6441b4260021fbfd9d9232a7474.jpg)
佐藤村長から激励を受ける後藤さん(左)。足元は盲導犬「ロゼア」
(2013年10月10日 福島民友トピックス)
1級建築士の資格を持つ後藤さんは、病気で視力を失ったが「自分で何か打ち込めるものを」と45歳からブラインドゴルフに挑戦、妻リカ子さん(54)が介添え役のプレイングガイドとなり、二人三脚で国内外の大会に出場。2010(平成22)年に英国で開かれた世界ブラインドゴルフ選手権で全盲のハンディを克服して準優勝を果たした。
大会は北米大陸と世界選抜のプレーヤーが13人ずつ出場、2人一組のチーム対抗戦と個人対抗戦で争う。米国・カナダに対し、韓国や英国、豪州などの精鋭が激突するブラインドゴルフの対抗戦は世界初という。
日本ブラインドゴルフ振興協会副会長も務める後藤さんは「県内ではいまだ認知されていないが、後に続く若い人たちの光となれるよう全力で挑戦したい」と健闘を誓った。一緒に大会に出場するリカ子さんも「英語が不安だが、いい経験ができれば」と話している。
激励金授与式では佐藤村長が「やればできるという証し。ぜひ、頑張ってほしい」と激励した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/11/2f64e6441b4260021fbfd9d9232a7474.jpg)
佐藤村長から激励を受ける後藤さん(左)。足元は盲導犬「ロゼア」
(2013年10月10日 福島民友トピックス)