県教委は7日、2017年度の県公立学校教員採用候補者選考試験の志願者数を公表した。小学校、中学校、高校、特別支援学校、養護教諭、栄養教諭を合わせた総志願者数は1749人で前年度を110人、5・9%下回り、前年度の増加から再び減少に転じた。
志願者数は小学校535人(前年度比27人減)、中学校は493人(同16人減)、高校は475人(同52人減)、特別支援学校は120人(同1人減)、養護教諭は103人(同9人減)、栄養教諭は23人(同5人減)。前年度から大幅な要件緩和がなかったことや高校書道教員の募集停止などが減少の要因とみられる。
志願者のうち新卒者は442人(25・3%)で前年度比0・7ポイント増、既卒者は1307人(74・7%)で同0・7ポイント減。女性志願者は51・2%で0・5ポイント減、県内出身者は前年度と同じ84・8%だった。
スポーツ、社会人、特定教科の特別選考は33人、障害者選考は1人。スポーツ特別選考は中学校、高校合わせて前年度から6人増えた。
(2016/07/08) 岩手日報