「障害者雇用職場改善好事例募集」において優秀賞を受賞
グリー<3632>は、障がいを持つ方が働きやすい環境を提供し、雇用の促進および安定を図る目的で設立した特例子会社のグリービジネスオペレーションズが、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が主催する「障害者雇用職場改善好事例募集」(厚生労働省後援)において優秀賞を受賞したことを発表した。
(以下、プレスリリースより)
グリービジネスオペレーションズは、グリーの特例子会社として2012年5月に認定され、グリーグループ各社に向けたBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業を行っています。また、障がい者の方々が、その能力を最大限に発揮でき、仕事を通じて自律的に成長し続けるための環境や仕組みづくりを進め、日本における障がい者の雇用機会拡大の一端を担っています。
2016年4月1日より、障害者差別解消法の施行、合理的配慮の提供義務の規定がなされ、障がいを理由とする差別を禁止し、障がい者が職場で働くにあたっての支障を改善するための措置を講ずることが事業主に義務付けられました。また、2018年4月1日からは法定雇用率の算定基礎の対象に、新たに精神障がい者が追加される予定です。
このような法改正に先立って、グリービジネスオペレーションズでは、早期から精神・発達障がい者の雇用を積極的に進め、個々の特性に配慮した最適な業務配置、自席以外で業務を可能にする専用の集中スペースや過集中による心身疲労を解消するための休憩室の設置、独自の研修制度や代表取締役との定期的な個人面談など、ハードとソフト両面での社員の定着に努めてきた結果が評価され、この度の優秀賞受賞に至りました。
グリービジネスオペレーションズでは、こうした障がいを持つ方の社会進出への障壁を少しでも軽減するための取り組みを「ワーキング・バリアフリーの実現」と呼び、今後もその強化を着実に続けながら特例子会社として一億総活躍社会を体現できる会社を目指します。
「障害者雇用職場改善好事例募集」とは
障がい者雇用において雇用管理、雇用環境等を改善・工夫し、さまざまな取り組みを行っている事業所の中から、他の事業所のモデルとなる好事例を募集するもので、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が主催し、厚生労働省が後援しています。集まった事例の中から好事例を広く周知することによって、事業所における障がい者の雇用促進と職域の拡大および職場定着の促進を図るとともに、障がい者雇用に関する理解の向上に資することを目的としています。
2016年09月07日 SocialGameInfo