ゴエモンのつぶやき

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「障害者雇用職場改善好事例募集」において優秀賞を受賞

2016年09月09日 12時25分16秒 | 障害者の自立

「障害者雇用職場改善好事例募集」において優秀賞を受賞


グリー<3632>は、障がいを持つ方が働きやすい環境を提供し、雇用の促進および安定を図る目的で設立した特例子会社のグリービジネスオペレーションズが、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が主催する「障害者雇用職場改善好事例募集」(厚生労働省後援)において優秀賞を受賞したことを発表した。

(以下、プレスリリースより)

グリービジネスオペレーションズは、グリーの特例子会社として2012年5月に認定され、グリーグループ各社に向けたBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業を行っています。また、障がい者の方々が、その能力を最大限に発揮でき、仕事を通じて自律的に成長し続けるための環境や仕組みづくりを進め、日本における障がい者の雇用機会拡大の一端を担っています。

2016年4月1日より、障害者差別解消法の施行、合理的配慮の提供義務の規定がなされ、障がいを理由とする差別を禁止し、障がい者が職場で働くにあたっての支障を改善するための措置を講ずることが事業主に義務付けられました。また、2018年4月1日からは法定雇用率の算定基礎の対象に、新たに精神障がい者が追加される予定です。

このような法改正に先立って、グリービジネスオペレーションズでは、早期から精神・発達障がい者の雇用を積極的に進め、個々の特性に配慮した最適な業務配置、自席以外で業務を可能にする専用の集中スペースや過集中による心身疲労を解消するための休憩室の設置、独自の研修制度や代表取締役との定期的な個人面談など、ハードとソフト両面での社員の定着に努めてきた結果が評価され、この度の優秀賞受賞に至りました。
 



グリービジネスオペレーションズでは、こうした障がいを持つ方の社会進出への障壁を少しでも軽減するための取り組みを「ワーキング・バリアフリーの実現」と呼び、今後もその強化を着実に続けながら特例子会社として一億総活躍社会を体現できる会社を目指します。

「障害者雇用職場改善好事例募集」とは
障がい者雇用において雇用管理、雇用環境等を改善・工夫し、さまざまな取り組みを行っている事業所の中から、他の事業所のモデルとなる好事例を募集するもので、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が主催し、厚生労働省が後援しています。集まった事例の中から好事例を広く周知することによって、事業所における障がい者の雇用促進と職域の拡大および職場定着の促進を図るとともに、障がい者雇用に関する理解の向上に資することを目的としています。

 2016年09月07日    SocialGameInfo


障害者向け駐車区画 適正使用へ利用証交付

2016年09月09日 12時16分33秒 | 障害者の自立

 障害者や要介護者ら向けに設けられた駐車スペースを適正に使ってもらうため、秋田県は10月、対象者に利用証を交付する制度を始める。車椅子使用者や歩行が困難な人たちが県内の公共施設やスーパー、旅館などの駐車場を利用しやすくなるほか、健常者のマナー向上にもつなげる考えだ。
 制度は、自力歩行が容易でない障害者や難病患者、要介護者、妊婦、けが人が対象。県に申請すると、「車いす使用者用(青色)」か「車いす使用者以外用(緑色)」のどちらかの利用証が交付される。
 従来の地面の表示だけでは雪が降ると見えづらかったため、利用証と同じマークのステッカーを駐車場の壁やコーン標識に貼って表示する。対象者は利用証をルームミラーに掛け、外から見ても分かるようにすることで周囲に適正な利用を示す。
 利用証を持たない健常者が区画に駐車しても罰則はないが、佐賀県が2006年に始めた制度は、岩手、山形、福島など全国35府県と2市が導入するまでに広がっている。
 秋田県福祉政策課の担当者は「制度導入がマナー違反を減らすきっかけになればいい。他県もほぼ同じ標章、運用方法なので、連携して制度を広く浸透させていきたい」と話す。

秋田県が歩行が困難な障害者らに交付する利用証

2016年09月08日   河北新報

 


»障害者施設で不審者対策訓練、相模原殺傷事件受け

2016年09月09日 12時13分57秒 | 障害者の自立

 神奈川県相模原市の障害者施設で入所者ら46人が殺傷された事件を受け、警察は、障害者施設に不審者が侵入したという想定で対策訓練を行いました。

 刃物を持った不審者が突然、侵入してきます。これは7日、神奈川県平塚市の障害者施設で行われた訓練で、施設や市の職員らおよそ100人が参加しました。

  相模原市で起きた殺傷事件を受け、身元がわからない不審者が施設に侵入してきたとの想定で行われ、警察官が刺股を使って不審者を取り押さえる方法などを指導しました。

  警察は、「不審者が現れたら、まずは施設の利用者や自分の身を守ることを第一優先にし、その後、警察や外部に速やかに連絡し欲しい」としています。

(07日18:55)   TBS News


障害者の<普通>には価値がない!? 『24時間テレビ』(感動)vs『バリバラ』(お笑い)の先に……

2016年09月09日 12時07分58秒 | 障害者の自立

 日本じゅうが熱くなったオリンピックが幕を閉じ、いよいよ、リオデジャネイロパラリンピックがスタートする。

 さまざまな障害を乗り越えた世界中のアスリートたちによる、感動のドラマが繰り広げられるのだ。まてよ。「障害者」「感動」、どこかで聞いたキーワードだ。

 そう、8月28日、『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)のクライマックスの最中、『バリバラ』(NHK Eテレ)では「検証! 『障害者×感動』の方程式」を生放映して話題を呼んだ。

それでも『24時間テレビ』に出たい!

 同番組では、メディアが障害者をどのようにして感動的に作り上げてきたのかを、過去のNHKの番組を通して検証した。

 戦後、障害者は「不幸でかわいそう」と位置づけられ、健常者より下に見られていたが、1981年の国際障害者年で大きく注目された。だが、その表現方法は、<障害があっても頑張る>という姿ばかり。

 ここで「不幸でかわいそう」×「けなげにがんばる」=「感動」という方程式ができあがったのだという。

 そして、30年以上前にできあがったイメージをいまだに引き継いでいるというわけだ。そして、28日の『バリバラ』では、それを<感動ポルノ>と切って捨てた。

 ところが、上から目線で一方的に押し付けられる「感動」に障害者自身は辟易しているとしながらも、バリバラでは、出演者一同が「24時間テレビからの出演オファーが来たら受ける」と答えるシーンもあった。

 生放映中にはひと言も発さず、謎のカッパ(?)として登場した、寝たきり芸人の「あそどっぐ」さんも、こう言う。

 「24時間テレビの関係者の皆さーん、来年こそは出演オファーお待ちしています。できれば、思わず笑っちゃうバカバカしい企画で呼んでいただければ!」

 『バリバラ』の中で体を張り、<「お笑い」と「感動」のどちらがより多く募金が集められるか>を検証した、あそどっぐさんでさえ、訴求力を無視しているわけではないのだ。

障害者の出演には<必然性>が求められる

 『24時間テレビ』の<愛は地球を救う>に対抗し、<笑いは地球を救う>と書かれた黄色いTシャツを身につけた『バリバラ』出演者たちのタブーに切り込む姿には、ネット上でも喝采が起きた。

 だが一方で、「障害者は『感動』か『笑い』のどちらかしかないのか」という声もある。普通に生きていくことさえ大変なのに、そんなに頑張れるか、というわけだ。

 メディアには、<普通に生活している障害者>を取り上げても、高視聴率は望めないという事情がある。放送作家の鈴木おさむさんは、28日の『バリバラ』生出演で、障害者をドラマ出演させたところ、放映後に多くの批判を受けたという経験を語った。

 鈴木さんは、主人公の友人として車椅子の障害者を当たり前のように登場させたのだ。そこには特に感動すべきエピソードもなく、ひとりのキャストとして。

 批判の声は、「なんの意味もなく車椅子?」「車椅子の人を出すならもっと意味を持たせるべき」……。つまり、障害者が登場するならば、その必然性がストーリー上に求められる。

 障害者が存在する風景は、<日常的ではない>と感じている人がいかに多いことか。いまだに、障害者はさまざまなシーンから隔離され、健常者の目の届かないところでひっそりと生活しているのが、世間一般の趨勢なのだろう。

「津久井やまゆり園」の事件を完全スルーした『24時間テレビ』

 今年の『24時間テレビ』は、噺家の林家たい平が100.5キロのマラソンを走り終え、会場にゴールインするクライマックスで35.5%という視聴率をマーク。平均視聴率は15.4%だった。

 これだけ世間の注目を集めているチャリティー番組で、今年取り上げるべき重要なトピックが完全にスルーされた。

 今年7月に起きた、障害者19人が殺害された「津久井やまゆり園」の事件だ。39回の長きにわたり障害者支援を訴えてきた『24時間テレビ』が、これだけの衝撃を与えた事件をまるでなかったかのように――。

 植松聖容疑者は、「障害者なんていなくなればいい」「障害者はすべてを不幸にする」「障害者には税金がかかる」という考えから障害者の命を奪った。この事件以降、障害をもつ人やその家族は、いまだに大きな不安を抱きながら生活しているのではないか。

 そのなかで、この問題に向き合うことなかった『24時間テレビ』は、「感動ポルノ」と揶揄されても仕方あるまい。そして、これが日本における、障害者との<距離感>ではないだろうか。

 今回の「感動」か「笑い」かという論議の先に、障害者の<普通>にスポットが当たることに期待したい。

2016.09.07   ヘルスプレス


リオ パラ視覚障害者柔道・廣瀬選手 「夫婦でWの金メダルを!」

2016年09月09日 12時02分26秒 | 障害者の自立

「柔道を続けていなかったら、どんなことにも自信が持てない、すごく弱い人間になっていたと思います。今はただただ強くなりたくて、ひたすら練習に打ち込んでいます」

 そう語るのは、9月7日に開幕するリオデジャネイロ・パラリンピック視覚障害者柔道女子57kg級に出場する廣瀬順子選手(25)。練習を終えたばかりの彼女には、光る汗がしたたっている。

 8月末、柔道の聖地・講道館(東京)で行われた代表選手の直前合宿。リオ五輪の柔道の大活躍もあり、参加した選手たちにも力が入っていた。廣瀬選手もそのひとり。練習相手の男子大学生に何度も畳にたたきつけられるが、すぐに立ち上がり、向かっていく。

 そんな彼女の視力は両目とも0.08。18歳のときに成人スティル病(膠原病の一種)を発症し入院。完治はしたが、合併症で2.0あった視野の大部分を失った。しかし、練習では男子学生を背負い投げや足技で打ち負かす場面も。

 「相手の足の動きは見えません。でも組んだときの手の感覚から予想して技を出します。今いちばん感じているのは、柔道がすごく楽しいということ。楽しいと思いながら練習すれば、絶対強くなると信じているし……。それに今は、1人じゃないし!」

 厳しい練習を終え、ようやく白い歯をのぞかせる彼女。その傍らには、夫でコーチの悠さん(37)がいる。小学2年生から始めた柔道だったが、高校時代に緑内障による視力低下をきっかけに視覚障害者柔道に転向した悠さんも、リオ・パラリンピックの視覚障害者柔道男子90kg級に出場する。同じ競技で夫婦そろってパラリンピックの舞台に立つのは日本初だ。

 廣瀬夫妻は、順子さんが14年の仁川アジアパラリンピックで準優勝、悠さんが北京パラリンピックで5位という実績がある。柔道を通じて出会った2人は、昨年12月に結婚し、現在は愛媛県松山市に暮らしている。練習は常に二人三脚。

 「僕は人に厳しく、自分には甘いタイプ。苦手にしていた寝技の練習も、男子でも弱音を吐くくらい厳しく指導していますが、彼女はしっかりついてくる。そんな姿に、こちらが励まされることも多い、北京では1人でしたが、2人で行くパラリンピックは心強いし、楽しみです」(悠さん)

 「リオではがむしゃらに頑張りたい。目標は、夫婦で金メダル!これまで支えてくれた職場の人や友人、家族に恩返ししたいです」(順子さん)

 そんな新婚9カ月の廣瀬夫妻が、リオデジャネイロ・パラリンピックでWの金メダル獲得に挑む!

 2016年09月08日    女性自身