ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者の余暇支援、毎月1回スポレク活動 大田原の福祉施設

2016年09月26日 03時17分32秒 | 障害者の自立

中田原の社会福祉法人エルム福祉会が運営する障害児(者)支援施設「スマイル」は、利用者の余暇を充実させようと毎月第4土曜日に旧蜂巣小体育館でスポーツ・レクリエーション(スポレク)を行っている。障害者スポーツの専門家の協力を得て、障害の重さなどに関係なく楽しめるプログラムを整えている。活動を地域に広げるため来年度以降、利用者以外の参加受け入れを目指す。

 辻元(つじもと)るみ子(こ)施設長(63)によると施設の利用登録者は現在、児童60人、成人14人で障害の種類、重さはさまざま。利用者は家では閉じこもりがちという。

 同施設は余暇の過ごし方として誰もができるスポレクを企画。同福祉会が本年度、市から旧蜂巣小を無償貸与され適地が確保できたため7月に活動を始めた。

 指導は、辻元さんの旧知で県障がい者スポーツ指導者協議会の君島紀子(きみしまのりこ)那須ブロック長(51)=那須塩原市下永田6丁目=らが担当。6人対6人で対戦する卓球バレーやフライングディスクなどさまざまな競技を基にプログラムを作る。

 3回目の24日は利用者31人が参加。卓球バレーを体験した目の不自由な横山明雄(よこやまあきお)さん(24)=那須塩原市石林=は「音でボールの動きが分かるので簡単にプレーできた。楽しかった」と笑顔で話した。

9月25日   下野新聞


障害者を円滑に避難させよ 取手で自然災害想定し訓練

2016年09月26日 03時11分02秒 | 障害者の自立

 地震、台風の自然災害などの際、障害者が円滑に避難できる態勢づくりに役立てようと、障害者支援団体などでつくる「とりで障害者協働支援ネットワーク」が24日、障害者のための防災訓練を取手市寺田の福祉交流センターで開いた。

 同ネットワークが平成25年に作成した防災マニュアルに沿い、車椅子を高層階から下ろす避難訓練を実演。4回目の今年は市内外から約120人が参加した。実演では、男性2人が車椅子の前後を押さえながら、階段を1段ずつ下りた。車椅子に乗った市社会福祉協議会職員の広瀬嘉子さん(46)は「怖さはほとんど感じなかった。階段を1段下りて大丈夫だと分かれば、不安は解消されると思う」と話した。

 このほか、障害を持つ人を避難誘導する方法を描いた寸劇や、心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動器)の模擬演習なども行われた。

2016.9.25    産経ニュース


障害者アスリートに歯科検診 SONが実施、歯磨き指導も

2016年09月26日 03時03分55秒 | 障害者の自立

 口腔(こうくう)ケアで健康増進を図ろうと、知的障害者にスポーツの機会を提供するスペシャルオリンピックス日本(SON)の岡山県組織「SON岡山」は24日、岡山市内で、所属する障害者アスリートを対象に歯科検診をした。

 選手たちの生活の質向上を狙いにSONが推奨するプログラムの一つ。県歯科医師会、県歯科衛生士会の協力を得て初めて実施。陸上やバドミントン、テニスなどに取り組む15~40歳の約40人が受診した。

 歯科医師10人が参加者の口内をライトで照らしながら虫歯や欠損歯の有無、歯周病などをチェック。歯科衛生士による歯磨き指導もあり、参加者は適切な口内の手入れに理解を深めた。

 磨き残しの傾向を指摘された陸上の男性(20)=岡山市北区=は「これからは優しく、丁寧に歯を磨きたい」と話した。

 検診に先立ってセミナーもあり、江草正彦岡山大病院スペシャルニーズ歯科センター長(障害者歯科学)が口腔ケアの重要性などを説明した。

 

参加者の口内をチェックする歯科医師(右)

(2016年09月24日 23時40分 山陽新聞


命のガイド 点字で刻む 「東京防災」訳 ボランティアが自作

2016年09月26日 02時56分47秒 | 障害者の自立

 東京都が災害への備えをまとめ、都民に全戸配布したハンドブック「東京防災」には、点字版がない。本紙読者の点訳ボランティア田村和枝さん(72)=中野区=は「都の対応に不備がある」と考え、点字版を自作し、視覚障害がある人たちに贈った。都は、田村さんや障害者団体などからの指摘を受け、年内にも点字版を用意する方針を固めた。 (小野沢健太)

 昨年末、田村さんは視覚障害のある鍼灸(しんきゅう)師の友人に施術をしてもらいながら「東京防災」を話題にしたところ、友人は内容を知らなかった。自宅に届いたことは家族から聞いていたが、読むことができないからだ。

 田村さんはすぐに都へ電話したが、点字版はなく、当時は作製にも「予算がないので…」などと後ろ向きだった。

 「障害がある人たちにこそ必要な情報なのに…」。業を煮やした田村さんは今年一月、自分で作ろうと、点訳サークルの仲間たちと点訳を開始。約二カ月で全四巻、計四百三十二ページの点字版を完成させた。自費で三セットを作り、鍼灸師ら知人三人に贈った。「命にかかわることなのに、都の対応は遅すぎる」と憤る。

 一方で、都は発行時、視覚障害者向けの本も約四万部を用意し、各区市町村や障害者団体に配った。ただ、ページごとに印刷された「音声コード」を、専用の読み取り機やスマートフォンにかざすと音声で読み上げる仕組みの一種類だけ。高齢の障害者は、機械の操作が苦手だったり、耳も不自由だったりして使いにくい。都盲人福祉協会の笹川吉彦会長(82)は「個々の障害者によって活用できる手段は異なる。一方的な対応ではなく、私たちの立場になって考えてほしい」と批判する。

 都総合防災部によると、東京防災の作製段階で、一部の視覚障害者から音声コードを勧める意見があったが、ほかに幅広く意見を聞くことはなかったという。担当者は「視覚障害者の意見も聞いた上で作ったつもりだった」と釈明。約五百万円の予算を投じ、点字版、CD、カセットテープを各二百部ずつ作り、年内をめどに各区市町村の図書館などに配る。

 <東京防災> 都が昨年9月に750万部を作製。大震災の発生から避難、生活再建までの流れに沿って、注意点を説明。障害者ら配慮が必要な人がいる世帯には避難先を事前に確認したり、日常的に近所とあいさつを交わしたりすることを呼びかけている。事業費は約20億円。昨年11月には1冊140円で発売。書店など141店舗に29万部を出荷した。

田村和枝さんが自主制作した東京防災の点字版

2016年9月25日    東京新聞


障害者と健常者ツアー 参加者再募集

2016年09月26日 02時52分35秒 | 障害者の自立

 障害者と健常者の交流ツアーを10月9日に実施する「ひまわり号を走らせる宮城実行委員会」は、参加者を再募集している。
 31回目の今回は、東日本大震災からの復興が進む女川町を訪問し、魚市場やJR女川駅前の商店街、障害者就労支援施設「きらら女川」などを巡る。
 例年は障害者やボランティアら60~70人が参加するが、今年は42人にとどまっている。希望者は所定の申込用紙に必要事項を記入し、10月1日までに郵送かファクスする。連絡先は鷲見俊雄事務局長022(297)1751。

2016年09月24日   47NEWS