気温が緩む中、寒さは和らぐにも一向に花の開花なく待つばかり。夜半から雨神の来訪あれば漸くの咲き具合、クリスマスローズ一気に覗き華やぎ也。気温は低いというでもなく、陽射しがかすみ肌寒さ続き彼岸を思えて。
震災が起きてからや備えの有無如何ばかりかより、ある物の工夫や知恵は重要。消費・賞味期限ならずに、生死を分ける時には実践が大いに役立つ。何もない状態での生活を余儀なくであれば、生きる術如何ようと学べる。
他力本願で居れば、命の危険が迫り救援依存では助からない。日常での行動や思考にて、何をどうしたら好いか心得てゐたいもの。非常時に持ち出せる物は重さもあるし、必要最低限にしていないと避難場所まで行けるか。
気象状況も決して同じではなく、天気ばかりとは限らず日時も定かな保証もない。孤立無援を意識し、星座の位置を覚え潮の満干潮や月の満ち欠け留まらせて於きたい。自然からの天啓に、瞳を向け耳を傾け清ませ暮らし。
個人的には避難せず・すばるを置いては、水道が止まりガスや電気使えない設定・備えあれば憂う無し。足腰立たずや薬の依存であれば、不平不満が噴き出る。日頃から清貧の暮らしであれば、先の目処も明るいもの為り。
今を生きることへの覚悟は、自らの逝き方と心得え悲嘆なく進めること能わず。森羅万象の訓え、疑わぬこと凡てを受入れることは使命なるかな。身体を慣らし心を惑わせずとあらば、自然は援けてに至り繋がり往くとも。
想い様々にあり、適うにも達すること凡てとはならないもの。他人は弱さも強さも持ち、それを活かせる方法を考え行うこと状況にも由るだろう。求めて止まずなら自ら素直に生き、永遠に歩くしかなく果ては未知也。