小松政夫さん 逝去 (78歳)
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ!
コメディアンの生粋のプロ
練り上げた笑いの芸
(画像は 近所の公園の菊の花 11/25 )
「小松政夫さんが亡くなった」
というネットニュースが
流れて 僕は
「エッ、あの小松さん?」
と 最初は
その知らせを訝(いぶか)った
一見お調子者のように見えて
軽い感じのギャグを繰り出し
一世を風靡(ふうび)し
その後
コメディアン界の重鎮として
その存在感を増していた
そんな中での訃報に
僕は驚き 残念に思う
福岡市博多(の中心)出身で
実業家だった父親を早くに亡くし
(小松さんが13歳の時、病死)
植木等さんの付き人兼運転手から
徐々に仕事ぶりを認められていった
苦労人かつ努力家である
(若い頃に 車のセールスで
類稀な売り込みで 大きな実績を
上げたそうだ あの話す力で
きっと心に響くような
買って得したような気持ちに
させたのかも?)
(他に 寿司屋、花屋、ケーキ屋などの
店員も経験しているそうだ)
私は
NHK TV の土曜日ドラマ
「植木等とのぼせもん」(2017年放送)を
思い出す
※主演・山本耕史(植木役)
志尊淳(小松役)
原作&語り・小松政夫(本人)
他に伊藤四郎、優香等(敬称略)
このドラマを見ていて 当時の
コメディアンの生活や活躍が
よく伺えて面白かったし
植木さんや小松さんの仕事での喜び、
苦労などがしっかり伝わってきた
また 昨年の初夏には
小松政夫さんの舞台を見た
(2019年5月6日 熊本市)
熊谷真美さん座長の楽しいコメディーで
予定では 二話とも出演だったが
確か体調があまり良くなくて
時代劇の方にだけ出られたと思う
それにしても
生前の元気な頃の小松さんの姿が
地元の熊本でも見られて良かったと思う
今ここで 心より哀悼の意を表します
PS 2019.5/14 蛙 🐸のブログに掲載
(小松さんのことにも一部触れている)
ps 2020.12.12 草稿 下記はその他の資料
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
下記は (NHK アーカイブスの解説より)
日本のテレビ史、映画史にさん然と輝くスターの中でも、まさに「明るい昭和」を象徴する男、それが植木等。そんな彼をいちばんそばで見ていたのが、付き人兼運転手として働き、植木を「親父(おやじ)さん」と慕い、後に俳優・コメディアンとして活躍する“のぼせもん”小松政夫。植木等と、青年・小松政夫の「師弟=“父子”ドラマ」を、当時のテレビバラエティーや映画の撮影風景をふんだんに交えながら描く、笑いと涙のドラマ。
原作:小松政夫 脚本:向井康介 音楽:林ゆうき 語り:小松政夫
(NHKアーカイブス 放送史より)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「師を敬えば報われる」 小松政夫さんに聞く|アート&レビュー|NIKKEI STYLE