「うっせぇわ!」が言えない?子どもや若者たち、そして 大人社会?
コロナ禍での子どもの立場と言動
お利口さんで 反論や反対が言えない
現在の大人社会
言い訳とパワハラと詭弁と無責任社会
( 我が家の庭の肥後椿の花 3/19 )
今回のコロナ禍では 多くの国々が
強権的、高圧的、強制的な施策をもって
疫病の蔓延化を防ぎ
その沈静化を図ろうとしているが
まだまだの段階であろうかと思う
(ワクチン投与の進行で やや
改善されつつはあるが‥)
そんな中で
一年余り 自粛の呼びかけに終始し
根本的な施策を講じない日本では
サーズやマーズに続き 今回も
現状では 国内の感染の度合いが
欧米などの蔓延とは程遠いと思う
その理由は
今でもよくわからないと
宮坂昌之先生は 著書
「新型コロナ 7つの謎」の中で
述べておられる(22頁)
ただ 日本の場合は
島国であることや
衛生観念が行き届いていること
医療水準が高い方であること
身体接触を避ける社会通念
花粉症などでマスクをよく使う
手洗いうがい、除菌を励行する
公共の場では 大声で話さない
発音がシンプルで余り唾を飛ばさない
玄関で靴を脱ぐことが多い
ほぼ毎日風呂に入る習慣がある
洗濯もまめにする家庭が多い
普段から規律をよく守る人が多い
少々のことでは大混乱を起こさない
などの要因が 爆発的な感染を
今のところ 招いていない理由に
なるかもしれない(素人判断では)
昨年から最近までの国民は
進んで手洗いうがいを励行し
政府や自治体の自粛要請にも
抗わないで 騒がず静かに従い
強制力のない国や自治体に代わって
国民同士がお互いの行動を
注意し規制し合うという
さながら模範生徒のような対応を
してきていると私は思う
しかし と言っては何だが
国民のそんな努力の割には
国や自治体、医師会、企業は
正直 後手後手の感が拭えず
場当たり的な対応に
終始しているようにもみえる
(もしも自分がその立場だったら
結局同じようなことになるかも
しれないが‥)
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でも 発生から一年が過ぎ
さすがに忍耐強い日本国民も
いささか自粛疲れが見えてきて
経済的な余裕もなくなりつつある
一部の(約二割?)医療機関は
それこそ命をかけて
必死の治療や対策にあたっているが
その他およそ八割近くの医院などは
新型コロナの治療や予防に
ほとんど直接には 最近まで
関わっていないのではないか
それに 関係省庁も
協力金や給付金、貸し付けなどを
行うのみで 抜本的な医療体制づくりは見送り 感染状況の把握のためのデジタル網設置は周回遅れであるし
これもデジタル網が必要な広範囲で短期間での膨大なワクチン接種の完遂は
困難を極めそうである
硬直し身を竦ませている担当機関が
国民には 御念仏のように
「行動の自粛を!」とか
「不要不急の外出や飲食は控えて!」とか毎日呼びかけているが
大抵の人は 毎日毎日 1年間も
自粛を実行してきていると思う
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さすがの規律を守り従順な国民も
もう自粛守りは限界ではないか?
しかも 効果的な対策や
明るい情報も中々現れてこないし
それやこれやで 規律は守りながらも
いつまでもあれこれ言われるのは
敵わないと 心の中で
「うっせぇな」と呟いている人が
増えてきているような気がする
「うっせぇ、うっせぇ、うっせぇわ」
と 日本各地で呟き出したのかも?
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それでも 多くの大人や若者たちは
自粛を呼びかける相手に面と向かって
「うるさいよ!」とは言わないし
また言えない場合が多いのではないか
でも もう一年が過ぎ
次の段階への準備を
すべき時期ではなかろうか
医療体制の強度化や
ワクチン接種の効率化
困窮企業や経営者への効果的な支援
こぼされがちな生活困窮者への支援
経済の立て直し(所謂 経済を回す)
国内外の人の往来の厳格な規制
ワクチンや治療、経済などでの
諸外国との協力や支援交換など
これらの案件に 政府や関係機関は
知恵を絞り汗水を流す義務が
あるだろうと 私はそう思う
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もしも 今後も 政府などが
漫然と業務にあたっていれば
国民の「うっせぇわ!」攻撃を
「うっせぇわ!」の大合唱を
浴びることになるかもしれません‥
ps 2021.3.18 草稿 3/21 追記
江戸時代末期には
民衆による「ええじゃないか」騒動が
起きたそうだ
一説によれば お伊勢参りのお札が
舞い降りたことが発端ともいうが
その騒動の原因は定かではない
下記は
「うっせぇわ」にまつわるネット記事です
「うっせぇわ」歌のせいで娘が反抗?―子どもが家庭外から受ける影響は(関谷秀子) - Yahoo!ニュース