春の文芸(その2)
短歌 令和三年四月
( 立田山自然公園の樹木の若葉 4/11 )
( 近くの用水路そばの緑地の花 4/21 )
大橋が谷を渡りて真っ直ぐに
落橋しても山に寄り添う(白川のカエル)
※ 4/27 新阿蘇大橋を渡って歌う
熊本地震の後 5年を経ずして
新しい阿蘇大橋が 再建された
阿蘇の いいえ 熊本の
自然と人を融合した技術の代表
谷や山を削るのは忍びないが
阿蘇の山々や川よ 共存のため
どうか堪忍してハイよ(ください)!
人を避けコロナも避けて引き篭もる
人の限界試されており
※ 4/27 もう辛抱たまらんと
若い人たちは 街に繰り出し
路上飲みまでし出した それを
非難するのは簡単だが 彼らの身に
なれば こちらの胸も苦しい
為政者や医療界、大人の人たちは
この1年間以上を何していたのか?と
疑問と不満を抱き出した人も増えている
我慢の時ではあるが
何でも程度ものだろうと思う
より速くより便利にと快適を求めし果てが
コロナであるか
※ 4/6 子どもの頃の生活を思えば
今はまさに天国・極楽のようだ
しかし その見返りとして 私たちは
いろんなものを捨て 取りこぼしもして
来たのではないか?
無言にて黒と茶の猫食事中お婆も共に
陽だまりの中
※ 4/5 猫たちは 目の前のご飯以外は
何もいらない ご飯を与えるお婆さんは
それを見ているだけで幸せな気持ちに
猫たちとおばあさんは 何も話さず
ただその場にいるだけで幸せなのだ
味噌汁の湧き立ちている味噌のごと
新緑湧きて空に弾ける
※ 4/7、4/24 沸き立つような若葉
モコモコと入道雲のような まるで
となりのトトロに出てくるような
そんなモコモコ頭が 青空に向かって
並んでいる壮観!
新緑がブロッコリーの如湧き立ちて
薫風の中空にせい伸び
※ 4/7、4/24 上の歌に同じ情景を
別の喩えから詠んでみた
若葉の枝枝は 見方によっては
ブロッコリーの塊にも見えました
黒猫はその人だけのニオイ追い
イヤがられても確かめており
※ 4/24 先日 門塀の塗装の工事で
訪れた職人さんは 大の猫好きで
我が家の猫も直ぐに寄っていく
今日も彼はペンキのニオイが
プンプンしていたが スミレは
それよりも 手やズボンなどを
クンクンと嗅いでいた
よくもまあ造ったものだ大橋を
崖を削りて河床掘って
※ 4/27 先日訪れた新阿蘇大橋
その橋脚は 谷底から聳え立っていた
しかも真っ直ぐに(垂直に)
工事に携わった方々のご苦労を思うと
頭が下がる また自然との調和をも
思ったことだ
ワラビ狩り震災後にも萌の里
今年も来たよ薫風の頃
※ 4/27 できたら 私らが元気だったら
毎年行こうと思っている萌の里と
裏山でのワラビ狩り
震災後は 2018年に訪れたと思う
今年も初夏の頃に行くことができて
良かった 生きてて良かったと思う
エゲツなや北斎の絵が中国の
プロパガンダに悪用されて
※ 4/28 ニュースで 中国の外務省?の
〇〇氏が 葛飾北斎の浮世絵を使って
日本の原発汚染水の海洋投棄について
痛烈な皮肉を放ったつもりだったろうが
その品の無さに 日本の人たちは
呆れ果て 国や政府の品位を疑った
ps 2021.4.5〜草稿
4/5,4/6,4/4, 4/24,5/7 追記
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