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春の文芸(その2)短歌

2021年05月07日 15時39分00秒 | Weblog

春の文芸(その2)

   短歌 令和三年四月


( 立田山自然公園の樹木の若葉 4/11  )


 近くの用水路そばの緑地の花  4/21  


大橋が谷を渡りて真っ直ぐに

落橋しても山に寄り添う(白川のカエル)

 ※ 4/27 新阿蘇大橋を渡って歌う

熊本地震の後 5年を経ずして

新しい阿蘇大橋が 再建された

阿蘇の いいえ 熊本の

自然と人を融合した技術の代表

谷や山を削るのは忍びないが

阿蘇の山々や川よ 共存のため

どうか堪忍してハイよ(ください)!


人を避けコロナも避けて引き篭もる

人の限界試されており

 ※ 4/27 もう辛抱たまらんと

若い人たちは 街に繰り出し

路上飲みまでし出した それを

非難するのは簡単だが 彼らの身に

なれば こちらの胸も苦しい

為政者や医療界、大人の人たちは

この1年間以上を何していたのか?と

疑問と不満を抱き出した人も増えている

我慢の時ではあるが 

何でも程度ものだろうと思う

 

より速くより便利にと快適を求めし果てが

コロナであるか

   4/6 子どもの頃の生活を思えば

今はまさに天国・極楽のようだ

しかし その見返りとして 私たちは

いろんなものを捨て 取りこぼしもして

来たのではないか?


無言にて黒と茶の猫食事中お婆も共に

陽だまりの中

 ※  4/5  猫たちは 目の前のご飯以外は

何もいらない ご飯を与えるお婆さんは

それを見ているだけで幸せな気持ちに

猫たちとおばあさんは 何も話さず

ただその場にいるだけで幸せなのだ


味噌汁の湧き立ちている味噌のごと

新緑湧きて空に弾ける

 ※ 4/74/24  沸き立つような若葉

モコモコと入道雲のような まるで

となりのトトロに出てくるような

そんなモコモコ頭が 青空に向かって

並んでいる壮観!


新緑がブロッコリーの如湧き立ちて

薫風の中空にせい伸び

   4/74/24 上の歌に同じ情景を

別の喩えから詠んでみた

若葉の枝枝は 見方によっては

ブロッコリーの塊にも見えました


黒猫はその人だけのニオイ追い

イヤがられても確かめており

 ※ 4/24  先日 門塀の塗装の工事で

訪れた職人さんは 大の猫好きで

我が家の猫も直ぐに寄っていく

今日も彼はペンキのニオイが

プンプンしていたが スミレは

それよりも 手やズボンなどを

クンクンと嗅いでいた 


よくもまあ造ったものだ大橋を

崖を削りて河床掘って

 ※ 4/27 先日訪れた新阿蘇大橋

その橋脚は 谷底から聳え立っていた

しかも真っ直ぐに(垂直に)

工事に携わった方々のご苦労を思うと

頭が下がる また自然との調和をも

思ったことだ


ワラビ狩り震災後にも萌の里

今年も来たよ薫風の頃

 ※ 4/27 できたら 私らが元気だったら

毎年行こうと思っている萌の里と

裏山でのワラビ狩り

震災後は 2018年に訪れたと思う

今年も初夏の頃に行くことができて

良かった 生きてて良かったと思う


エゲツなや北斎の絵が中国の

プロパガンダに悪用されて

 ※ 4/28 ニュースで 中国の外務省?の

〇〇氏が 葛飾北斎の浮世絵を使って

日本の原発汚染水の海洋投棄について

痛烈な皮肉を放ったつもりだったろうが

その品の無さに 日本の人たちは

呆れ果て 国や政府の品位を疑った

ps 2021.4.5〜草稿

4/5,4/6,4/4, 4/24,5/7 追記


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