哲ノート

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ゴードン・マッタ=クラーク展 -東京国立近代美術館-

2018-07-01 23:08:19 | ちょっとそこまで。
真夏の炎天下を思わせるくらいの日差しが降り注ぐ中、“涼を求めて!!”いつもの「MOMAT」東京国立近代美術館へ…

企画展は混みあう場合がありますが、MOMATコレクション(常設展)は、これほどゆったりと、心を静めて(静寂の中)絵画を鑑賞できる空間は、ほかにはありません。

しかも都会の真ん中で下界の喧騒を忘れての時間を作れるなんて…ほんとお気に入りの美術館です。

 

今回の企画展は「ゴードン・マッタ=クラーク展 アジア初の回顧展」

名前は存じませんでしたが、「モノクロ写真」「デザイナー」「建物デザイナー」「アーティスト?」というあさはかな知識で鑑賞に行きました。(ホント暑かったんで…)

まあ“その筋の方”にはインパクト大の人物かもしれないけど、関心ない方には「???」のような人のようで、自分も一通り見終わっても「???」の展示会でした。

建物を「破壊する」「切り壊す」「穴をあける」ことによって「そこに新しい時間と空間を生み出す」なんてぶっ飛んでいるような世界

  

あさはかな知識でしか知りえないものから見れば、「アナーキー」「前衛的」なアーティストになります。

ですが、このような考え方・発想がデザインだけでなく音楽・カルチャーの分野にまで影響を与えているんだそうで…でもわからん!!

目の前の作品群を理解しようと切磋琢磨する努力と、柔軟になろうとするアタマをを駆使しても…でもわからん!!

こういうのって、あまり深く読み過ぎないのがいいのかも・・・なんて最後には自分を慰めてしまう始末。

結局のところ「困惑の鑑賞」で終わってしまいましたが…。
コメント
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