つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

アドビLightroom新バージョン

2013年04月03日 | カメラ

アドビが4月3日、最新版のRAW現像・画像処理ソフト「Photoshop Lightroom4.4」と 「Camera Raw and DNG Converter7.4」を公開しました。

かなりの数にのぼるバグの解消のほか、ニコンD7100など新機種に対応、また富士フイルムとの提携により、X-Pro 1などのRAW画像の品質が向上したそうです。

私のLightroomにも「最新版をダウンロードできます」とメッセージが出たので、さっそくアップグレードしました。

 

対応の新機種と画質改善機種は次の通り(デジカメWatchより)。


▽新対応機種


 キヤノンEOS-1D C
 キヤノンEOS Kiss Digital X7
 キヤノンEOS Kiss Digital X7i
 カシオEXILIM EX-ZR700
 カシオEXILIM EX-ZR710
 カシオEXILIM EX-ZR750
 富士フイルムFinePix F900EXR
 富士フイルムFinePix HS50EXR
 富士フイルムFinePix SL1000
 FUJIFILM X100s
 FUJIFILM X20
 Hasselblad H5D-40
 Hasselblad H5D-50
 Hasselblad Lunar
 LEICA M(Type 240)
 Nikon 1 J3
 Nikon 1 S1
 ニコンD7100
 ニコンCOOLPIX A
 ニコンCOOLPIX P330(予備的対応)
 OLYMPUS STYLUS XZ-10
 PENTAX MX-1
 Samsung NX300
 ソニーNEX-3N
 ソニーα58

 

▽改善機種

 FUJIFILM X-Pro 1
 FUJIFILM X-E1
 FUJIFILM X100S
 FUJIFILM X20
 FUJIFILM X10
 FUJIFILM XF1
 FUJIFILM X-S1
 FinePix S200EXR
 FinePix HS20EXR
 FinePix HS30EXR
 FinePix F550EXR
 FinePix F600EXR
 FinePix F770EXR
 FinePix F800EXR

 

新機種に対応するのは当然として、アドビと富士フイルムがRAW現像で提携(協働)したのが興味あるところです。

富士フイルムホームページの「お知らせ」に、

『「Adobe® Photoshop® Lightroom® 4.4」と「Adobe Photoshop Camera Raw 7.4」では「X-Trans CMOSセンサー」搭載機(X-Pro1、X-E1、X100S、X20)のRAW現像処理能力が飛躍的に向上し、モアレや色再現の性能が改善します。』

と出ています。

イメージセンサーの独自配列で、ローパスフィルターレスの精細な画像を実現した富士フイルムのプレミアムカメラですが、RAW画像の現像については、(付属ソフトがあるものの)色々問題があったようです。

 

アドビの製品はメジャーだし、それとの協働で X-Pro 1 などの画質がアップすれば、ユーザーにとってありがたいでしょうが…

逆に、X-Pro 1 のRAW現像をするには、アドビLightroomを余計に買わないといけないの? と、いささか引っかかる向きもあるのでは。

 


京の桜散歩 Part 2

2013年04月03日 | カメラ

4月1日、京の桜散歩の続きは祇園界隈から。

祇園の花見小路沿いに、ひときわ目立つ建物があります。祇園甲部歌舞練場。

「ヨーイヤァサー」の掛け声で、京都に春の訪れを告げる「都をどり」が、ちょうど始まった日でした(4月30日まで)。

祇園甲部歌舞練場の入口。観光バスが着いていました。

ここの枝垂れ桜がとても美しいです。

 

咲き乱れる紅枝垂れ桜。

 

ほれぼれする花の色。踊りを見に来たお客さんも感激していました。

 

京阪電車祇園四条駅近くの鴨川。

向こうの橋を渡ったあたりの木屋町通りでは、高瀬川沿いの桜がライトアップされています(3月下旬~4月上旬)。

暗くなる前に覗いて来ましたが、しっとりとした懐石料理の店の灯がともり、本当に京都らしい風情のあるところ。

テレビの中継でもするのか、それらしい大勢のスタッフが撮影の準備をしていました。

 

このあと、夕桜を撮りに祇園白川へ。

巽橋 (たつみばし)のたもとに咲く桜。

このあたりは超有名な撮影スポット。観光客、カメラマン、結婚式の記念写真を撮るカップルなど、人波が途絶えることがありません。

人を撮らないようにすると、上を向くしかありませんね。

 

すだれにかかる桜が、何とも優美です。

 

サギが一羽、白川をゆっくり歩いていました。

カメラマンにポーズをとったり?… 堂々としたもの。

この辺を根城にしているようです。夕暮れが迫るころバシャッと水音がしたかと思うと、すばしこく魚をくわえていました。

ライトアップされた祇園白川の夜桜。

 

赤い提灯は、お茶屋ダイニング「祇園かにかくに」のもの。

「かにかくに祇園はこひし寝るときも枕の下を水のながるる」という歌で知られる歌人・吉井勇が宿として過ごした茶屋にオープンしたとのこと。

白川をはさんだ手前には吉井勇の歌碑があります。

 

夜桜を眺めながら、おいしい食事を楽しむのは最高でしょうね。

 

「巽橋」の夜桜。

祇園白川のメーンスポット。午後6時30分ごろ。人がたくさんいて撮るのが大変でした。

(撮影データ   絞り優先AE : F9   3 . 2秒 、 露出補正 : +1 、  ISO感度 : 200 、 画質 : RAW 、 ホワイトバランス : 太陽光 、 ピクチャースタイル : スタンダード 、 三脚使用)

シャッタースピードをかなり遅くすることで、歩いている人は“消え”ますが、立ち止まっている人は写り込みます。やむを得ないですね。

三脚が通行の邪魔にならないように、とても神経を使いました。

------------------------------------------------------------------

撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

  EF24–105mm F4L IS USM

  DPP、Photoshopで明暗、色調補正