ツツジの季節です。
「大阪みどりの百選」にも選ばれ、ツツジの名所として知られる堺市の浅香山緑道(浅香山浄水場跡地)。赤紫、ピンク、白色のヒラドツツジが咲き誇っています。
「大阪みどりの百選」の標識。
もともとは浄水場内の沈殿池の堤防の強化や緑化のため植えられたようですが、自由に(?)育ったため、樹齢70年を超える巨木になっています。
全部で約2500本あるとのこと。数日前、4分咲きのころに撮りましたが、今は満開になっているでしょう。
ちょうど今、「浅香山つつじまつり」(4月27日~5月6日)が開かれています。
以前は、旧浅香山浄水場を期間限定で開放する「ツツジの通り抜け」として知られていたイベント。
2012年からは、旧浄水場敷地の一部が「浅香山緑道」として整備、一般に公開されたため、一部のツツジはいつでも見られるようになりました。
とはいえ旧浄水場の敷地にはまだ多くのツツジがあり、以前と同じように、この時期に敷地が開放されます。つまり「浅香山緑道のツツジ」と「旧浄水場のツツジ」の両方が見られるのが「浅香山つつじまつり」です。
「浅香山緑道」。
左側が旧浄水場の敷地だった部分。沈殿池の北側の堤防を飾っていたツツジが、今は緑道の一部となり、いつでも見ることができます。右側は大和川。
散歩したり、自転車で通り抜けたり、気分が良い緑道です。
光を浴びてまぶしく輝くツツジ。
でも、被写体としてのヒラドツツジって… 作品にはなりにくいかも。
どこにでもある花ですしね。
◇浅香山浄水場
1910年(明治43年)4月から給水を開始した歴史の古い浄水場。当初は大和川から取水していましたが、大和川の水質の悪化に伴って1978年(昭和53年)12月から取水は中止。また、かつての浄水施設も撤去が進み、平成5 年度末をもって浄水機能を休止。実質的に配水場となっています。(堺市ホームページ「水道百年史」など参照)
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撮影カメラ・レンズ
キヤノンEOS 6D
EF24–105mm F4L IS USM