キヤノンが7月2日、EOS 70Dを発表しました。
APS-C機「EOS 60D」の後継モデルで、発売は8月29日。
キヤノンのAPS-C機といえば、今や次に出そうな「EOS 7D ll」が一番関心のあるところ。このため、「EOS 60D」の後継にはそれほど関心はありませんでした。
ところが、EOSシリーズで初めての「デュアルピクセルCMOS AF」が搭載されたと聞いて、がぜん興味が… ライブビューでのAFが相当に早くなるということです。
ライブビューでAFが早くなるしくみは、キヤノンHPの製品紹介で解説されています。
さて、それでどの程度速くなるんだろうか… そう思って、先行展示していたキヤノンデジタルハウス梅田へ出かけてみました。
展示されていたEOS 70D。
ところが、まだ電源を入れられない展示機とのこと。
がっかりです。
従ってライブビューでどの程度AFが早くなったかは確かめられませんでした。
手にした印象としては軽く持ちやすいです。
以下のスペックもなかなかのもの。
APS-Cサイズ 約2020万画素
AF測距点 19点(全点クロス測距)
連写速度 最高約7.0コマ/秒
バリアングル液晶 ワイド3.0型、約104万ドット
Wi-Fi 内蔵
重さ 約675g(本体のみ)
今後、電源が入る展示機で試したいと思っていますが、EOS 60Dと同じボディーの重さで
約7.0コマ/秒の連写が実現したのは評価できるのではないでしょうか。
軽量でレスポンスのいい、優秀なカメラかもしれません。