つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

「京都さくらよさこい」6、7日に

2013年04月04日 | イベント

第九回京都さくらよさこいが4月6日(土)・7日(日)に開催されます。(公式サイトはこちら

きょうの読売新聞朝刊にも特集が出ていました。

去年のメインエリアは京都市役所周辺でしたが、今年は梅小路公園周辺がメインエリア。

京都水族館や、JR梅小路蒸気機関車館、芝生広場・日本庭園などがあるところです。

例年、京都を中心に全国から多くのチームが参加、踊り子は述べ3000人以上という、規模が大きくて華やかな「よさこいイベント」。去年も撮影に行きました(2012年4月9日記事)。

 

 

昨年の「京都さくらよさこい」の1カット。高知県からのゲストチーム「十人十彩(じゅうにんといろ)」。

 

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今年の開催概要(公式サイトによる)

1.開催日時

 平成25年4月6日(土)10:00~18:00
         7日(日)10:00~19:00

2.会場

【メインエリア】
 梅小路公園中央ステージ会場(メイン会場)/ 梅小路公園七条広場会場/梅小路小学校会場/京都駅ビル大階段会場(6日)

【京都市役所前エリア】
 京都市役所前広場会場/京都御池中学校会場/ゼスト御池会場/御池通会場(7日)

 

3.第九回参加チーム数

 目標延べ200チーム


4.主催

 京都さくらよさこい実行委員会
      実行委員長  :川名 卓夫
      学生運営委員長:金子 昌平


5.共催

 京都府/京都市/京都市教育委員会/京都市観光協会/京都物産出品協会


6.同時開催

ひろえば街が好きになる運動  主催:NPO法人プラスワンネットワーク
京の朝市           主催:京都物産出品協会
 手づくり市          主催:有限会社 手づくり市

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問題は、お天気ですね。

今のところ予報では、6日は「曇りのち雨」、7日は「曇り一時雨」(4/4現在)になっています。

あまりよくありませんねェ。

傘をさして撮るのはつらいものがあるし、屋内会場では速い動きについていくために、ISO感度をかなり上げないといけないかも。

でも、せっかく元気な踊りを見られるイベントだし、頑張って行ってみますか…

 


アドビLightroom新バージョン

2013年04月03日 | カメラ

アドビが4月3日、最新版のRAW現像・画像処理ソフト「Photoshop Lightroom4.4」と 「Camera Raw and DNG Converter7.4」を公開しました。

かなりの数にのぼるバグの解消のほか、ニコンD7100など新機種に対応、また富士フイルムとの提携により、X-Pro 1などのRAW画像の品質が向上したそうです。

私のLightroomにも「最新版をダウンロードできます」とメッセージが出たので、さっそくアップグレードしました。

 

対応の新機種と画質改善機種は次の通り(デジカメWatchより)。


▽新対応機種


 キヤノンEOS-1D C
 キヤノンEOS Kiss Digital X7
 キヤノンEOS Kiss Digital X7i
 カシオEXILIM EX-ZR700
 カシオEXILIM EX-ZR710
 カシオEXILIM EX-ZR750
 富士フイルムFinePix F900EXR
 富士フイルムFinePix HS50EXR
 富士フイルムFinePix SL1000
 FUJIFILM X100s
 FUJIFILM X20
 Hasselblad H5D-40
 Hasselblad H5D-50
 Hasselblad Lunar
 LEICA M(Type 240)
 Nikon 1 J3
 Nikon 1 S1
 ニコンD7100
 ニコンCOOLPIX A
 ニコンCOOLPIX P330(予備的対応)
 OLYMPUS STYLUS XZ-10
 PENTAX MX-1
 Samsung NX300
 ソニーNEX-3N
 ソニーα58

 

▽改善機種

 FUJIFILM X-Pro 1
 FUJIFILM X-E1
 FUJIFILM X100S
 FUJIFILM X20
 FUJIFILM X10
 FUJIFILM XF1
 FUJIFILM X-S1
 FinePix S200EXR
 FinePix HS20EXR
 FinePix HS30EXR
 FinePix F550EXR
 FinePix F600EXR
 FinePix F770EXR
 FinePix F800EXR

 

新機種に対応するのは当然として、アドビと富士フイルムがRAW現像で提携(協働)したのが興味あるところです。

富士フイルムホームページの「お知らせ」に、

『「Adobe® Photoshop® Lightroom® 4.4」と「Adobe Photoshop Camera Raw 7.4」では「X-Trans CMOSセンサー」搭載機(X-Pro1、X-E1、X100S、X20)のRAW現像処理能力が飛躍的に向上し、モアレや色再現の性能が改善します。』

と出ています。

イメージセンサーの独自配列で、ローパスフィルターレスの精細な画像を実現した富士フイルムのプレミアムカメラですが、RAW画像の現像については、(付属ソフトがあるものの)色々問題があったようです。

 

アドビの製品はメジャーだし、それとの協働で X-Pro 1 などの画質がアップすれば、ユーザーにとってありがたいでしょうが…

逆に、X-Pro 1 のRAW現像をするには、アドビLightroomを余計に買わないといけないの? と、いささか引っかかる向きもあるのでは。

 


京の桜散歩 Part 2

2013年04月03日 | カメラ

4月1日、京の桜散歩の続きは祇園界隈から。

祇園の花見小路沿いに、ひときわ目立つ建物があります。祇園甲部歌舞練場。

「ヨーイヤァサー」の掛け声で、京都に春の訪れを告げる「都をどり」が、ちょうど始まった日でした(4月30日まで)。

祇園甲部歌舞練場の入口。観光バスが着いていました。

ここの枝垂れ桜がとても美しいです。

 

咲き乱れる紅枝垂れ桜。

 

ほれぼれする花の色。踊りを見に来たお客さんも感激していました。

 

京阪電車祇園四条駅近くの鴨川。

向こうの橋を渡ったあたりの木屋町通りでは、高瀬川沿いの桜がライトアップされています(3月下旬~4月上旬)。

暗くなる前に覗いて来ましたが、しっとりとした懐石料理の店の灯がともり、本当に京都らしい風情のあるところ。

テレビの中継でもするのか、それらしい大勢のスタッフが撮影の準備をしていました。

 

このあと、夕桜を撮りに祇園白川へ。

巽橋 (たつみばし)のたもとに咲く桜。

このあたりは超有名な撮影スポット。観光客、カメラマン、結婚式の記念写真を撮るカップルなど、人波が途絶えることがありません。

人を撮らないようにすると、上を向くしかありませんね。

 

すだれにかかる桜が、何とも優美です。

 

サギが一羽、白川をゆっくり歩いていました。

カメラマンにポーズをとったり?… 堂々としたもの。

この辺を根城にしているようです。夕暮れが迫るころバシャッと水音がしたかと思うと、すばしこく魚をくわえていました。

ライトアップされた祇園白川の夜桜。

 

赤い提灯は、お茶屋ダイニング「祇園かにかくに」のもの。

「かにかくに祇園はこひし寝るときも枕の下を水のながるる」という歌で知られる歌人・吉井勇が宿として過ごした茶屋にオープンしたとのこと。

白川をはさんだ手前には吉井勇の歌碑があります。

 

夜桜を眺めながら、おいしい食事を楽しむのは最高でしょうね。

 

「巽橋」の夜桜。

祇園白川のメーンスポット。午後6時30分ごろ。人がたくさんいて撮るのが大変でした。

(撮影データ   絞り優先AE : F9   3 . 2秒 、 露出補正 : +1 、  ISO感度 : 200 、 画質 : RAW 、 ホワイトバランス : 太陽光 、 ピクチャースタイル : スタンダード 、 三脚使用)

シャッタースピードをかなり遅くすることで、歩いている人は“消え”ますが、立ち止まっている人は写り込みます。やむを得ないですね。

三脚が通行の邪魔にならないように、とても神経を使いました。

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

  EF24–105mm F4L IS USM

  DPP、Photoshopで明暗、色調補正

 


京の桜散歩 Part 1

2013年04月02日 | 風景・建物

4月1日に京都の桜を撮ってきました。

枝垂れ桜は散り始め、ソメイヨシノはほぼ満開でした。

 

最初に訪ねたのは上京区の今出川通から少し北へ入った日蓮宗のお寺・本満寺。

あまり知られていませんが、ここには1本の大きな枝垂れ桜があります。

少し見ごろは過ぎていたようですが、大きさに圧倒されました。

満開の頃なら快晴の青空をバックに、さらに映えると思います。桜は花期が短くて、ちょうどそのタイミングに合わせるのが難しいですね。

 

次は観光客でにぎわう高台寺のあたりへ。

高台寺の前の「ねねの道」。

京情緒のある小物を扱う店が並んでいます。

 

本物の舞子さんではなくて、着付けをしてもらって記念写真を撮る娘さんたちのようです。

きれいですね。

 

高台寺の枝垂れ桜。ちょうど満開、見事でした。

 

高台寺を出て、人の流れについていくと自然に円山公園の方へ出ます。

花見の頃にライトアップされる、有名な枝垂れ桜があります。

 

初代の枝垂れ桜が樹齢約200年で枯死したあと植えられた二代目。しかし、環境悪化で樹勢が弱り、一時は痛々しいような姿でした。

見たところ枝の数も多くなり、少しは樹勢が回復したのかな、という印象を受けました。

ただ、前にはなかった、鉄の棒のようなものが幹のそばににょっきり伸びています。避雷針? すごく目障りです。

 

花見客や露店でにぎわう円山公園の坂を下り、八坂神社を経て祇園へ。

花見小路のつきあたりにある、京都で一番古い禅寺・建仁寺を訪ねました。

「本坊」前の桜。

 

こちらは「浴室」の前の枝垂れ桜。「浴室」は重要な修行の場だそうです。

 

京都のお寺の内部は撮影禁止のところが多いですが、ここは受付で「撮影OKです」と声をかけてくれます。

キヤノンが寄贈した高精細複製画が飾られている関係でしょうか。とにかく撮り放題。ありがたいことです。

 

俵屋宗達の「風神雷神図屏風」(国宝、複製)。

 

海北友松の「雲龍図襖」(重文、複製)。

 

海北友松の「竹林七賢図襖」(重文、複製)。

 

「法堂(はっとう)」の天井には双龍図があります。

正面の須弥壇には本尊釈迦如来座像と脇侍迦葉尊者・阿難尊者。

天井には平成14年(2002年)、創建800年を記念して、小泉淳作画伯による双龍が描かれました。圧倒的な迫力ですね。

 

小書院から眺める潮音庭。

心が静かに安らぐ空間です。ここでゆっくり休憩した後、祇園白川の桜を見に行きました。

写真は次回に。

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撮影カメラ・レンズ

  キヤノンEOS 6D

  EF24–105mm F4L IS USM

  DPP、Photoshopで色調、レンズ補正(歪曲補正)

 


キヤノンの標準大口径レンズ

2013年04月01日 | カメラ

『キヤノンが50mm F1.4、50mm F1.2、45mm F1.6、60mm F1.8の特許を出願中』と、「エンジニアの嗜み」に出ています。

プロがポートレート用に使う現行のEF50mm F1.2L USMは「とろけるようなボケ味」「このレンズで撮ったポートレートは一目でわかる」と言われるほどのレンズですが、キヤノンはそれをリニューアルすることを考えているようです。

レンズの構成図を見ると、今のレンズと全然違いますね。球面収差と倍率色収差をできるだけ補正したとのこと。

50mmの焦点距離のレンズは、長い歴史の中で研究され尽くした技術なので、だからあのEF50mm F1.8 ll が格安で作れるんだということを聞きましたが、技術の進歩には限りがなく、さらにまだ先があるようです。

新しい50mm F1.2の“味”はどうなんでしょうね、興味があります。

おそらく、とても高価でデカいでしょうけど…