つれづれ写真ノート

   カメラと写真 そして世の中の色々なこと---

ニコン、海外旅行で楽天トラベルとコラボ

2013年07月12日 | カメラ

ニコンが、楽天トラベルとのコラボによる、写真を通じた海外旅行の情報サイト「World Photo Traveler」を、7月10日から開設しています。(ニュースリリースのページ

World Photo Traveler」は、「海外旅行の感動や楽しさを心と写真に残す」というコンセプトで、ニコンのカメラで撮影した写真と位置情報、撮影テクニックなどを紹介。
 
特集第1弾はハワイ。D7100で撮影した美しい写真が載っています。今後はハワイ以外にも海外旅行で人気のあるエリアを順次公開して行く予定。第2弾以降はタイ、韓国、ベトナム、台湾をとりあげるようです。

 

撮り方もいいのでしょうが、さすがに2410万画素、ローパスフィルターレス。D7100の高精細な画像は美しい。

撮影データが添えられ、狙いどころを解説してくれているのが参考になります。

浜辺から沖合のサーファーを撮影したカットでは、

『高密度51点のAF(オートフォーカス)エリアが画面全体に広がるため、動きのある被写体にも焦点を合わせやすい。波とサーファーの呼吸を読みながら、ここぞという瞬間にシャッターを切る。約7コマ/秒の高速連写機能もあわせて使えば最適な瞬間を撮影できる。』

という具合。

撮影データを見ると、「対DX1.3×クロップ」を使っていますね。高速連写と望遠効果をうまく活用した一例。(クロップしないDXフォーマット時は最高約6コマ/秒)

ニコンD7100

D7100が当たる!

アンケートに答えると、抽選でD7100 18-105 VR レンズキットが当たるキャンペーンを実施中。

当たらないでしょうけど、ためしに応募しました。

(キヤノンユーザーなのに… もらえるなら何でもいいのか… 我ながら節操のないこと。でもD7100の高画質、AFのスペックは魅力ですから。)

 

ツイッターでつぶやくと、「4泊6日 ハワイモニター旅行をプレゼント」というキャンペーンもあります。

旅行のプレゼントに加え、ハワイ滞在中の撮影ツアーでD7100を貸してもらえ、撮影した写真を帰国後にプロが講評。

写真好きにはありがたいですね。

 


キヤノンEOS 70Dを試してみた

2013年07月10日 | カメラ

大阪のキヤノンデジタルハウス梅田で、新しいミドルクラスのAPS-C機「EOS 70D」を試してきました。

EOS 70D。

 

キットレンズの一つ「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM」がついていました。

もうひとつのキットレンズ「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」だとかなり軽く感じたのですが、18-135mmだとそれなりの重さはありますね。

ボディー自体の重さは現行の「EOS 60D」と全く同じ675g(本体のみ)。さすがにEOS Kiss X7のように「驚異的に軽い」(本体のみ370g)ということはありません。いわゆる一眼レフらしい、ほどほどの手ごたえというのでしょうか。

 

さっそくファインダーを覗いて撮影。

視野率はEOS 60D(96%)より向上(98%)。100%ではないけれど、これなら実用上問題はないでしょう。その代りフォーカシングスクリーンは交換不可になりました。

見え方は普通で、AF(1点AFで試用)は「スッ」と合う感じ。

 

一番気になっていた連写を試してみました。

EOS 60D(5.3コマ/秒)から大きくスペックアップして、7コマ/秒で撮れます。

「バシャバシャバシャ…」。予想していたより音は大きいです。シャッターユニットが頑丈になっているはずですが、よくこれでボディーの重さを変えずにできたものです。

 

ファイル容量的に一番大きいRAW+JPEGで連続撮影枚数を確認してみると、同じシャッター間隔で撮れるのは、カタログ通り8コマぐらいまで。9コマ以降は間隔が少し長くなります。

でも、実際に撮ってみると8コマって結構な枚数です。昔の36枚撮りフイルムなら、4回の連写でほとんど終わりになるわけですから。

JPEGだと40~65コマ連続撮影が可能です。

 

プロも使う「イメージモンスター」EOS 7D(8コマ/秒)に迫る連写速度で、7Dより軽量。AFの測距点が、7Dと同じ19点(全点クロス測距)になったことでもあり、機動性のあるカメラとして使えそうだ、という感触を持ちました。

 

フリーアングル式液晶モニター(3型約104万ドット)は、今回からタッチパネル式を採用。

 

さて、新しい像面位相差AF「デュアルピクセルCMOS AF」がどんなものか。ライブビューでのAFが飛躍的に速くなったそうですが…

タッチでピント合わせ。

 

確かに速いです。他の一眼レフの、迷いながら作動するスローモーなライブビューAF(コントラストAF)とは雲泥の差。さらに簡単で便利です。

これならライブビューで撮ってもストレスがありません。さらにタッチシャッターにも対応しています。

新時代ですね。ウ~ン いいなあ。

 

フリーアングル式液晶は、こういう風に縦位置・ローアングルで狙うときに便利。

草花の撮影などで、はいつくばらなくても良いですから…

 

ライブビューばかりで撮りたくなってきますが、そこには多少問題も。

日経トレンディネットの『キヤノンの最新一眼レフ「EOS 70D」、プロカメラマンは実機を触ってどう感じた?』に書かれています。

『ライブビュー撮影で高速連写をすると、連写中はずっと液晶画面がブラックアウトしてしまうので、動く被写体を追い続けるのは困難だ』。

確かにそれはその通り。

でも、これはEOS 70Dに限ったことではないようです。EOSの一眼レフ全機種を試したわけではないので断定できませんが、少なくともEOS 6DやKiss X4でも同じこと。キヤノンの仕様なのかも…

オリンパスのPEN E-P5(5/17記事参照)ではこんな現象は起きません。このあたり、オリンパスなどライブビューに賭けてがんばっている他社を見習ってほしいですね。

 

このほか、画素数が約2,020万画素と、60D(約1,800万画素)よりアップ、高感度性能もよくなっているようです。カメラの液晶では画質を判断できないので、ネットや雑誌のレビューで確かめたいところです。発売(8/29)までは間があることですし…

 

あ、それから、動画でのライブビューAFがとても良くなったそうです。それを試すのを忘れました。ダメですねェ~

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(EOS 70D 撮影カメラはソニーRX100)


梅雨明け

2013年07月09日 | 日記

6日の関東甲信地方に続いて、8日に九州南部・北部、四国、中国、近畿、東海地方が梅雨明けしたとみられると気象庁が発表。

これから連日、猛暑が続きます。

気象庁のページを見ると、各地の梅雨入り、梅雨明けの一覧表が出ています(速報値)。

 

九州から関東にかけて、今年は梅雨がかなり早く始まって早く明けたんですね。

 

真っ青な空のもと、咲き始めたサルスベリ(グランフロント大阪で)。

 

グランフロント大阪の南館9階にはビアガーデンがあり、テラスガーデンにたくさんの草木が植えられています。ピンクのサルスベリが咲いていました。

これからずっと長い間咲き続けます。なので「百日紅」。

 

説明板が面白いので撮ってみました。「わたしは… 百日紅(さるすべり)っていうの」。

お肌すべすべの女性のイメージなんでしょうね。

 

枝の間から漏れる真夏の猛烈な日差し。

熱中症には気をつけましょう。

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撮影カメラ

    ソニーRX100


キヤノン一眼レフ 連写音の比較

2013年07月07日 | カメラ

旧聞かもしれませんが、PetaPixelというサイトでキヤノン一眼レフの各機種について、連写音、音の波形を比較していました。

一種のお遊びとはいえ、面白いです。 

機種名は、Kissシリーズが欧州(アジア・オセアニアも)での製品名になっているので分かりにくいです。

整理してみると以下の通り(誤りがあればご容赦願います)。

  製品名(欧州版)    連写枚数
300D(Kiss Digital=初代) 2.5
1100D(Kiss X50)       3
350D(Kiss Digital N)     3
400D(Kiss Digital X)       3
550D(Kiss X4)               3.7
5D Mark II                      3.9
6D                                4.5
30D                               5
1Ds Mark III                    5
60D                               5.3
5D Mark III                     6
50D                               6.3
40D                               6.5
7D                                 8
1D Mark III                    10
1D Mark IV                    10
1D X                             14

 

300D(EOS Kiss Digital=初代)なんて、連写といっても可愛らしいもの。

EOS 6Dは、おとなしい音で波形の幅が狭いですね。実際に手にして連写してみると、4.5コマ/秒と遅いせいもあり、「タン、タン、タン」と切れは悪い感じ。それだけに、シャッター音は静かな方で、波形にも現れているようです。

個人的な印象では、一番静かに聞こえるのは550D(Kiss X4)。ただし、自分のKiss X4を連写した経験では「シャイン、シャイン、シャイン」という感じで金属音も混じり、それほど静かだという印象はありませんでした。

録音の仕方によるのかもしれません。

 

また、一番やかましいのは1D Mark III だと思いましたが、どうでしょうか。

総体に、金属的で切れの良い音は、音量の大きさも伴うようです。撮る本人には快感があっても、傍の人には耳障りな場合もあるかもしれないですね。

 

EOS-1 DXの連写は比較的音量を押えてなおかつ稠密な波形。実際に試してみても、14コマ/秒は異次元の凄さです。

YouTubeに付けられたコメントにも「マシンガンのようだ」というのが目立ちます。

 

ところで、PetaPixelには『キヤノンが1984年に14コマ/秒を達成していたのをご存じだろうか』という記事もあります

フイルム時代の「ニューF-1ハイスピードモータードライブカメラ」という巨大なカメラがそれ。キヤノンカメラミュージアムによると『巻き上げ速度は3速を選ベ、最高速のHモードでは36枚撮りフィルムを2.57秒で撮り終わってしまう秒間l4コマの性能を備えていた』とのこと。ただし、このために1.2Vの単3型Ni-Cd電池10本を封入した専用バッテリ一パックを2本(計24V)使う必要があったそうですから、その重さとデカさは異様なものだったでしょう。

プロ向けに130万円で発売されたようですが、はたしてどれだけ実戦で使われたのでしょうね。

でも、フイルムを14コマ/秒で巻き上げる技術の方が、デジタルよりすごいのでは… と思ってしまいました。


グランフロント・グルメ散歩 Part 3

2013年07月06日 | グルメ

猛暑ですね。6日、関東甲信地方は梅雨明け。関西も明日か明後日には梅雨明けでしょう。

本格的な夏到来! となると、欲しくなるのは夕方の一杯… かな?

 

グランフロント大阪の北館6階には、"大人のたまり場"をテーマにした飲食ゾーン「UMEKITA FLOOR(うめきたフロア)」があります。

ダイニングバーなどが並ぶ「UMEKITA FLOOR」。

 

営業時間が午前4時まで(日曜・祝日は午後11時まで)と長いのが特長。

全部の店がすべて午前4時まで営業しているわけではないようですが、出張が終わったお父さんやカップルなど、腰をすえて飲みたい人にはうれしい場所。

日本酒の銘柄をそろえた居酒屋や、ダイニングバーなど16店あるなか、入ってみたのはスペインバル「La Cazuela -roja-(ラ カスエラ ロハ)」。

「La Cazuela -roja-」。

 

ハートランドビール(480円)と、スペインバルでは定番の「海老のアヒージョ」(780円)を注文。

 

テーブルに出されてもグツグツ煮えている「海老のアヒージョ」。

ニンニクたっぷりのオリーブオイルで大海老を煮た料理で、黒粒コショーや赤唐辛子の輪切りがピリッと効いています。

昔からこれが大好き。簡単なので自宅でも作れます。オリーブオイルが飛びはねますけどね…

 

店内は赤を基調にした照明で、いかにも大人のムード。ワインでディナーも楽しめます。

 

北館の「ナレッジキャピタル」2階には、飲むのがメーンではないものの、ウイスキーの専門施設があります。

サントリーの「ウイスキーハウス」。ふらっと入ってみました。

 「サントリー ウイスキーハウス」。

酒樽のオーク材を再利用した家具を展示・販売するショールーム、ウイスキーの歴史をたどる「ギャラリー」のほか、実際にウイスキーを堪能できる「ダイニングスペース」と「バー」もあります。

「響35年」のために、九谷焼の巨匠が特別に制作した色絵磁器。

美しいものですが、値段を見てびっくり。100万円!

 

我々庶民にはこれがお似合い。

スナックでよく飲みましたなァ… 

最初は「角」。やがて「オールド」「リザーブ」へ。

 

訪ねた時、「ダイニングスペース」と「バー」は時間外でした。一度試してみたいものです。

 

酒の話はいいかげんにして、ほかのエリアへ。

 喫茶・軽食の店も多いです。

これはフランス料理のガレットのお店「BISTRO & CREPERIE Pan de mère(ビストロアンドクレープリー パン デ メレ)」(南館7F)。

気軽に楽しめそうなカフェメニューもありますね。

 

ハワイアンコーヒーの「HONOLULU COFFEE(ホノルルコーヒー)」(南館7F)。

関西1号店だそうです。入ってみたかったのですが満員でした。

 

このマグカップ欲しい… ちょっと高いですけど。

 

次は、JR大阪駅に近い「うめきた広場」地下1階へ。

珍しい食材が色々ある、マーケットストア&カフェレストラン「DEAN & DELUCA(ディーン & デルーカ)」で土産を買いました。

おいしそうなパンなどが並んでいます。

 

「ホームメイド スコーン」(一個240円)を買いました。

これで紅茶を飲むとおいしい。

 

1度買ってからやみつきになった「田舎風テリーヌ」(1300円)。また買ってしまいました。

ニンニクが効いた、豚肉と鶏レバーのうまみたっぷりの味。東京・代官山のフレンチレストラン「レザンファン ギャテ」と同じクオリティーの味わいとか。濃厚なので人によって好き嫌いはあるかもしれませんが、ワインやビールのアテにぴったりです。

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撮影カメラ

    ソニーRX100


グランフロント・グルメ散歩 Part 2

2013年07月05日 | グルメ

大阪・梅田のグランフロント大阪。ランチ時にはどこへ行こうか迷います。行列のできている店には行きたくないのが自分の趣味なので、その果てはさまよい歩いて、どこも入るところがなくなり“ランチ難民”に。

ランチメニューが売り切れて昼は早めにクローズしてしまう店も多いです。のんびりしていると食べるところがなくなります。

手短にさっと食べたいときは、やはりそば屋ですね。

手打ちそば「石月」(南館7F)の「つけとろせいろ」(1200円)。

 

東京・丸の内のお蕎麦屋さん。そばだけは東京に限ると思っています。こしがあってつるっと喉の通りがいい「二八そば」。おいしいそばで幸せ。

そば粉が多いほど良いとする風潮には疑問。そば粉と小麦粉とがちょうどよい配合のものが本当は一番おいしいです。

 

グランフロント大阪で一番人気の「近畿大学水産研究所」(ナレッジキャピタル6F)。

近畿大学が完全養殖に成功したマグロを食べさせてくれます。連日、行列ができています。土日に1時間半待ちでしたので、平日を狙って、午後5時の開店前に20分待ち。

そのあとも行列がなくなることはありませんでした。

 

「研究所」の魚を試食… などという雰囲気ではなくて、おしゃれな居酒屋のよう。メニューも色々。和歌山の地酒もあるし、店員さんの応対もいいです。

お通しに出たアラ炊き。

 

やはりマグロを食べなくてはと、奮発して注文したのが「本マグロ三昧お造り盛り」(2800円)。

ドーンと本マグロが出てきました。中央左から、大トロ、中トロ、赤身。

小鉢は左から本マグロの皮の梅肉ソース和え、角煮、奥の方に南蛮漬け。

 

これぞ日本の味。贅沢の極み。

それはそれは新鮮でおいしかったです。スーパーの刺身とは違います。

生きているうちにおいしいものを食べておかないとね…

 

近畿大学産を証明する「卒業証書」がついていました。

 

最初はビールでやり始めたのですが、冷酒も注文。

和歌山・かつらぎ町の「初桜純米」。

きりっとした、気持ちのいい味の冷酒とトロの脂が舌の上でからみあい、思わず「これは、う、うまい…」

夫婦善哉に出てくる、ぐうたらで食道楽の柳吉みたいに、ドモリそうになります。

ホンマにうまい… これやから、ええ酒とうまいもんはやめられませんなあ…

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撮影カメラ

   ソニーRX100


グランフロント・グルメ散歩 Part 1

2013年07月04日 | グルメ

大阪・梅田にグランフロント大阪(写真)が開業して2カ月余り。

まだまだ街の全体を回り切れません。すごく広大ですね。

そのなかで、飲んだり食べたりしたグルメスポットの写真を集めてみました。

フレンチのフルコースとか豪華な料理ではなくて、散歩がてらの庶民的プチ・グルメばかり。

どちらかというと飲む方に比重がかかり、個人的好みに偏っていますがお許しください。

 

その前に建物の写真から。ここに来ると、大阪ではない感じがするんですよね。

グランフロント大阪南館。どこか遠い未来の街にいるような。

 

下を見ると怖いです。

 

新しい展望スポットになっているようです。

 

これまでになかった異空間。

 

普通のビルがすっぽり入るほどの、贅沢な吹き抜け(北館で)。

 

土日ともなると、大勢の人が詰めかけます。

とくに南館の混雑がすごい。

 

人の多さに圧倒されます。

 

それでいて、屋上には緑もあります。ビルの屋上なので風は強いですが、見晴らしは良いですね。そのうち眼下の貨物ヤードが移転すれば、さらにきれいになるでしょう。

 

地上にも緑。ここは、うめきた広場(1階)にあるキリンビールの立ち飲みガーデン

 

というわけで、グルメのスタートはビールから。

フローズンやツートンカラーの一風変わったビールが飲めます。

 

トマトジュースのツートン(650円)を試してみました。

専用の注ぎ口を、トマトジュースの入ったコップにかぶせ、徐々にビールを注いでいきます。

注ぎ口の小さな穴からビールが細く静かに落ちて…

 

トマトジュースの上にビールの層ができていきます。

 

トマト & ビールのツートンが完成。

なかなかきれい。面白いですね。

 

とはいえ、飲むときは全部混ぜるのですが、つかの間の見た目の面白さを楽しむ、ということ。

ま、これもいいんじゃないでしょうか。

 味の方はというと、予想したほど変なものではなかったです。わりとイケました。

 

本格的にビールを飲みたい向きには、北館地下1階のビアレストラン「世界のビール博物館」があります。

「世界のビール博物館」。にぎわっていました。

 

メニューには、ドイツ・イギリス・アメリカ・ベルギー・チェコ・アジアの6カ国・地域のビールがずらり。約250種類以上あるそうです。

 

料理の種類もたくさん。

 

とりあえず、ビールはドイツでいきたいところ。人気No.1 という「シュパーテン メルツェンビア」(300ml、650円)。つまみは、ドイツ直輸入冷製ソーセージの盛り合わせ(880円)とザワークラウト(キャベツの酢漬け、580円)を注文しました。

ビール飲みのこだわりとして、いつも頼むのはザワークラウト。これこそドイツ。ただ、店によって微妙に味が違い、なかなか絶妙の味には出会えませんね(ビールを飲まない人にはお勧めしません。何がうまいのかといわれそうです)。

「シュパーテン メルツェンビア」はポピュラーな割には意外に苦味がありました。

 

「世界のビール博物館」が面白いのは、一人客用のカウンターがそれぞれのお国柄のインテリアになっていること。特色あるビールがそのカウンターで入れられ、店内に配られるのですが、カウンターにいるとその国固有の雰囲気に包まれ、いい気分です。

案内されたベルギーのコーナーは、アールヌーボーの内装。

 

天井の照明など、アンティークでリッチなたたずまい。落ち着けました。

 

メニューを見て、次はどのビールにしようかと選んでいけます。楽しいですね。

あまり量を飲まず、少しずつ…

2杯目に選んだのはチェコのビール。「シェンコヴニ ペール10」(300ml、650円)。

「シュパーテン メルツェンビア」より苦い。しかしコクがあって、それにもかかわらず、度数が低いので飲みやすい。

人気No.4とか。おいしいビールです。グラスの模様を楽しみながら(ハリネズミ?)、楽しく飲めます。お勧めですよ。

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撮影カメラ

   ソニーRX100


EOS 70Dは動画のAFが向上

2013年07月04日 | カメラ

キヤノンのEOS 70D。ライブビューのAF性能をまだ試せずにいますが、GIZMODOジャパンには、動画のAFが速くて滑らかだという記事が出ていました。

新しく搭載された「Dual Pixel CMOS AF」の効果のようです、実写の評価として、

『実際使ってみると、少なくとも僕らがわかる範囲では、このオートフォーカスシステムは素晴らしいものでした。我々が試したのはニューヨークでの説明会で、実生産に近いバージョンのEOS 70Dでしたが、動画撮影中のオートフォーカスのスピードや正確さは信じがたいほどでした。下の動画はキヤノンが作ったものなので額面通りに受け取るべきじゃないですが、ちょっと使ってみただけでも、ここに描かれていることの一部は信ぴょう性が確認できました。』

と書かれています。

記事中のキヤノンの動画というのは、下のような、ピザを作る過程を写したもの(キヤノン・オーストラリアがユーチューブに公開)。

 ピントの移動が滑らかで美しいですね。ピザがおいしそう…

 

早く実機を試してみたいものです。


キヤノンEOS 70D

2013年07月03日 | カメラ

キヤノンが7月2日、EOS 70Dを発表しました。

APS-C機「EOS 60D」の後継モデルで、発売は8月29日。

 

キヤノンのAPS-C機といえば、今や次に出そうな「EOS 7D ll」が一番関心のあるところ。このため、「EOS 60D」の後継にはそれほど関心はありませんでした。

ところが、EOSシリーズで初めての「デュアルピクセルCMOS AF」が搭載されたと聞いて、がぜん興味が…  ライブビューでのAFが相当に早くなるということです。

ライブビューでAFが早くなるしくみは、キヤノンHPの製品紹介で解説されています。

さて、それでどの程度速くなるんだろうか… そう思って、先行展示していたキヤノンデジタルハウス梅田へ出かけてみました。

 

展示されていたEOS 70D。

ところが、まだ電源を入れられない展示機とのこと。

がっかりです。

従ってライブビューでどの程度AFが早くなったかは確かめられませんでした。

 

手にした印象としては軽く持ちやすいです。

 

以下のスペックもなかなかのもの。

  APS-Cサイズ 約2020万画素

  AF測距点 19点(全点クロス測距)

  連写速度 最高約7.0コマ/秒

  バリアングル液晶 ワイド3.0型、約104万ドット

  Wi-Fi 内蔵

  重さ 約675g(本体のみ)

 

今後、電源が入る展示機で試したいと思っていますが、EOS 60Dと同じボディーの重さで

約7.0コマ/秒の連写が実現したのは評価できるのではないでしょうか。

軽量でレスポンスのいい、優秀なカメラかもしれません。


ソニーRX100 ll トークショー

2013年07月01日 | カメラ

ソニーRX100ll(マークツー)とRX1Rの先行展示・トークショーが行われていた、大阪・梅田のソニーストア大阪へ行ってきました。

RX100ll

ソニーのパンフレットを見ても、「マークツー」の表示は「M2」と、ローマ数字の「Ⅱ(機種依存文字なのでllと表示する場合も)」の両方が使われています。一応、カッコいい「ll」を使うことにします。

まずは展示されていたRX100llを触ってみました。

DSC-RX100ll。

大きさはRX100とほとんど同じで、わずかに厚みが増しただけ。チルト液晶を付けたことなどで重さは41g増えましたが、2つをその場で比較すればわかるものの、単独でRX100llを触った分には、それほど「重い」という印象はありませんでした。

RX100のコンパクトさを、うまく継承していると思いました。

 

上下にチルトできる液晶は見やすいです。とくにローアングルで狙うときには楽ですね。

自分のRX100と見比べた限りではややアンバー寄りの色味。現実の色には、こちらの方が近い感じ。

 

新しく設けられたマルチインターフェースシューに電子ビューファインダーを付けたところ。

 

コンパクトなボディーには少し大きすぎますかね。いつも付けておくにはちょっと邪魔な感じです。

でも、ファインダーをのぞいてみると、映像自体は大きく、見やすかったです。

明るすぎる戸外で背面液晶が見にくいときや、明暗・色彩を確かめながらじっくり撮りたいときには役に立つアクセサリーでしょう。

 

マルチインターフェースシューにはさまざまなアクセサリーが付けられます。

普通は電子ビューファインダーかフラッシュでしょうが、個人的にはステレオマイクロフォンに興味があります。ボディー内蔵のマイクでは動画を撮るときに不満があります。風切音を低減できるステレオマイクロホンをつければ、こんな小さなボディーでも高品質なハイビジョンムービーが可能になるのでは、とひそかに思っています。

バッテリービデオライトやクリップオンLCDモニターもつけられるようです。ブラケットや外部電池アダプター等々アクセサリーを一杯につけたRX100llでは、どんな風になるのか… いまのRX100にはとても考えられない、あまり想像したくないマニアックな撮影風景です…

 

操作感は大体RX100でほぼ分かっているので、カメラを触るのはやめて、ちょうど始まった写真家・馬場信幸さんのトークショーのコーナーに移りました。

4Kのブラビアを使ってのトークショー。

個人的にはとても参考になる“勉強会”で、なかなか面白かったです。

内緒にしておきたいTipsは除いてお伝えします。

RX100ll の高感度性能

RX100ll の高感度性能はかなり良さそうです。Rx100との比較ではISO6400ではっきりRX100ll の方がノイズも少なくコントラストも良好。

馬場さんはよくDRO(デジタルレンジオプティマイザー)を活用、暗部を明るく持ち上げるようにしているそうです。ところがこれはノイズも増すおそれがあります。

ISO6400で、目いっぱいのDRO適用(Lv5)にして、他機種との比較。相手はAPS-C機のソニーNEX-6。なるほどグラデーションはNEX-6のほうが良いですが、色ノイズが激しく出てカラーバランスが破たん、別の色になっています。これに対してRX100llはカラーバランスもコントラストも維持。RX100llの勝ちです。

RX100ll は、RX100より1段分高感度性能が向上したとソニーでは言っていますが、馬場さんに言わせるとそれ以上のものがあるそうです。裏面照射型CMOSの効果でしょう。

 

う~む、これは予想以上(完全に乗せられています)…

 

RX100llとRX100共通の性能

RX100llのチルト液晶が便利とかの話もありましたが、RX100と共通の性能についての馬場さんの解説が、熱が入っていました。

解像度がすばらしい---馬場さんは新聞をパシャッと写して、スクラップに使っているそうですが、拡大しても驚くほどくっきり見える。

太陽を写してもフレアやゴーストが少ない---逆光にめっぽう強いレンズ。

後ボケが美しい---ネオンのボケなど、芯が残ってにじむような美しい特有のボケ。味がある。プロが使える表現。

 

自分が持っているRX100を褒めてもらったような感じで、とても気分が良かったですね。

 

RX1R

一方、フルサイズのプレミアムコンパクトカメラでローパスフィルターレスのRX1Rについても解説がありました。

DSC-RX1R。現代のデジタルカメラの孤高を誇るハイエンドコンパクト機のそのまた高画質バージョン。

 

とにかくむちゃくちゃ高価で手が届かないカメラですが…

4K画面に細部を拡大して見ると、今のRX1よりシャープです。

これは風景写真を撮る人には魅力があるでしょうね。

しかし、ビルの写真などでモアレは出ます。拡大して分かる程度ですが、建物の細かい柵などに色モアレが発生していました。したがって風景ならOK。スナップや服飾は注意。用途を選ぶ必要があります。

 

RX1とRX1R共通の性能についても馬場さんの解説がありました。

高度な非球面レンズ---非球面レンズに発生しやすい年輪ボケが少なく、素直なボケ。接写モードでとくに後ボケが柔らかくなる。とにかく非常に優秀なレンズ。

デジタルズームをしても画像劣化が少ない。

ということでした。

 

一方、RX1とRX1Rの画質の差は非常に少ないという話がデジカメinfo

 / Luminous Landscape に出ています。

馬場さんも、RX1の画像をパソコンで少しシャープにすれば、完全ではないがRX1Rの画像に近づくと解説。

 

いずれにせよ、RX100llとRX1R、どちらもそこそこ売れるだろうな… などと考えながらパンフレットを見ていました。

トークショー後のお客さんの反応も、かなり熱が入っていました。


愛染まつり Part 2

2013年07月01日 | 行事・歳時記

愛染まつり(6/30~7/2)初日の宝恵かごパレードの続きです。

高々と掲げられる宝恵かご。ものすごく重いそうですが、すごいですね。

背景は、先日近鉄がオープンした「あべのハルカス」。

 

にぎやかにパレードがスタートしました。

 

浴衣姿で愛嬌をふりまく愛染娘。

 

乗っている娘さんも楽しそうです。

 

梅雨空を吹き飛ばす勢いの掛け声、お囃子。

 

愛染さん(愛染堂勝鬘院)によると、宝恵かごの名前の由来は、江戸時代の年号「宝永(ほうえい)」。宝永年間に芸妓が駕籠に乗って愛染祭にお参りに来ていたのを再現しているそうです。

 

今年は315人の応募者から選ばれた10人と外国人枠の2人、計12人が交代しながらかごに乗り、沿道の市民やカメラマンに笑顔で手を振っていました。

パレードについて歩く人の数がすごく、前方へ回って撮影しようとしてもなかなか移動できません。警備のお巡りさんも、車道へ人が出ないように懸命に交通整理していました。

 

愛染さんに到着すると、境内の多宝塔の前で恒例のかご上げが行われました。

あいにく雨がぱらついてきましたが(なぜか愛染まつりは雨が降る)、元気いっぱいの愛染男組のたくましい腕で、次々にかごが上がりました。

 

愛染娘を一人ずつかごに乗せ、高々と掲げて囃しながら一回転。

まつりの見ものですね。

 

愛染娘の笑顔が晴れやか。

 

こういうのを見ていると本当に元気をもらえます。

 

はちきれる若さ。いいですね…

 

最後は多宝塔の前で記念写真。

みなさんお疲れ様でした。

 

撮影については、パレードの最初から連写で撮りましたが、EOS 6Dはそんなに連写が早くないし、被写体としてはなかなか難しかったです。

(かご上げの写真のデータ   シャッター速度優先AE   シャッター速度 : 1/800  絞り : F5.6   露出補正 : +1 2/3 ISO感度 : 1600 )

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撮影カメラ・レンズ

   キヤノンEOS 6D

   EF24–105mm F4L IS USM