「たった99ドル(約9900円)で、あなたの遺伝子を解析します」という驚きのCMが、8月から全米で始まったそうです(日経ビジネス ONLINE)。CMを提供するのは遺伝子解析を手がける米シリコンバレーのベンチャー23andMe(23アンド・ミー)だそうです。同社のCEO(最高経営責任者)で、創業者でもあるアン・ウォジツキ氏は、米グーグルの創業者、セルゲイ・ブリン氏の妻としても知られているそうです。23アンド・ミーの遺伝子検査は病院に行く必要はなく、自宅から手軽に利用できるものだそうです。同社のホームページで申し込みをすると、箱に入った遺伝子検査キットが送られてくるそうで、唾液を採取して容器に入れて送り返すと、到着から4~6週間で解析が完了し、自分専用のホームページで、結果を閲覧できるというもの。安価でも遺伝子解析から得られる情報は驚くほど多岐にわたる。肺ガン、アルツハイマー病、パーキンソン病、糖尿病、統合失調症など「病気のリスク」や、C型肝炎治療薬、てんかん薬、経口避妊薬といった「薬などへの反応」ほか、得られる情報は200項目以上あるそうです。このような簡易分析の場合、唾液を装置にセットしてから、実に30分程度で結果が分かるすです。完全な遺伝情報の分析も、4時間以内に可能ということです。大学のキャンパスなどへの装置の設置も進めており、研究者はまさに自動販売機を利用するように、遺伝子分析サービスを必要な時に、安価に利用できるようになるようです。遺伝子解析サービスの大衆化は、個人の健康管理に役立つと期待されているのと同時に、議論を呼びそうな側面もあることはご存知のことと思います。子供などの遺伝子を分析すれば病気のリスクに対処しやすくなる半面、周囲に知られれば「差別につながらないか」と不安を覚える人も。例えば、結婚前に遺伝子解析の結果を求められるようなケースが生じてくる可能性も指摘されているようです。米国で台頭する新たな遺伝子解析サービスは、個人の健康管理や医療の在り方、生活スタイルを大きく変えようとしているのは間違いなさそうです。
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