オーストラリア東部クイーンズランド(Queensland)州ケアンズ(Cairns)近郊で、上空からワニを検知するドローンの試験飛行が行われたそうです(AFPBB NEWS)。設計者によると、このドローンには世界初の人工知能(AI)のアルゴリズムが搭載されており、小川や川、海辺にいるワニを検知することができるそうです。ドローンのアルゴリズムが映像を精査し、危険を察知した場合に操縦士に警告を送る仕組みだそうです。設計者によれば、人の裸眼の正確度が16~19%前後であるのに対し、アルゴリズムの正確度は93%だそうです。観光客に人気のクイーンズランド州北部では、2017~18年にワニによる襲撃が5件発生し、うち2件は死者が出ているそうです。沿岸から40キロ以上内陸でも通常はないワニの目撃情報があり、当局は懸念を募らせているという背景があるようです。
https://www.afpbb.com/articles/-/3246925?cx_part=top_category&cx_position=1
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