米国オハイオ州トレドの当局は、同市と郊外の住民少なくとも40万人に対し、藻の繁殖によって発生したとみられる毒素「ミクロシスチン」が水道水から検出されたため、飲料用として水道水を利用しないよう8月3日に警告したそうです(AFPBB NEWS)。また、水道水を沸騰させることで毒素の濃度が増すとして、お湯を使わないよう呼び掛けているとも。この警告はトレド市の水道水の全利用者を対象としているそうで、当局は警告が解除されるまで水を使わないよう求めているそうです。地元の赤十字社によると、ミクロシスチンは吐き気や下痢を引き起こしたり、肝機能に悪影響を及ぼす恐れがあるということです。同市の水道水の水源となっているエリー湖では、流入した農業用肥料に含まれるリンやチッソによって藻が大繁殖したそうです。
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