地上350キロ・メートルの国際宇宙ステーション(ISS)で2008年11月から8か月半の間、保管した桜の種を地上へ持ち帰って植えたところ、発芽しないはずの種が芽を出すなど、異変が相次いでいるそうです(YOMIURI ONLINE)。桜のうち岐阜市の中将姫誓願桜は、樹齢1200年と言われるヤマザクラの一種で、地元の保存会などがまいても発芽せず、接ぎ木でしか増やせなかったそうですが、保存会が種265粒を宇宙に送り、248粒をまいたところ、昨年春に2粒が発芽したというのです。また、岡山県では、通常は1年に50センチ程度しか伸びない真庭市の醍醐桜10本が、昨年春に発芽して、今は90センチ以上になっているそうです。うち1本は160センチを超えているそうです。高知県佐川町では、1年に約30センチしか伸びないはずの稚木桜が、約1年で最高135センチに成長したそうです。こうした成長加速?の原因は今のところ不明ということです。無重力(微小重量環境)かつ放射線の強い環境で、遺伝子の突然変異や細胞が活性化したなどの見方もあるそうですが、さて・・・・・。
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