このブログでも以前紹介しましたが、有害なヒ素を取り込んで生きる細菌を見つけたと米航空宇宙局(NASA)が発表した論文は、実験データの解釈にミスがあった可能性が強まり、米国科学誌サイエンス電子版が、誤りを指摘する2本の論文を掲載したそうです。この細菌は、高濃度のヒ素を含むカリフォルニア州のモノ湖で発見され、生命活動に不可欠な元素のリンのかわりにヒ素を取り込んで成長できるとされ、サイエンス誌に論文が掲載され、NASAが「常識はずれの生命」などと大々的に発表していました。サイエンス誌によると、この細菌は、生命の定義を変えるような存在ではないというのが結論だということのようです。
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