納豆菌を用いて量産できるサーファクチンを微量添加することで、合成界面活性剤の量を100分の1に減らせることが明らかになったそうです(財経新聞)。合成界面活性剤は、環境中に拡散されることが懸念されていることから、使用量の低減やバイオ由来の界面活性剤への転換が求められているのはご存知かと。今回の研究では、納豆菌から量産できるサーファクチンを、洗剤の主成分であるアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムに添加して界面活性効果を調べた結果、サーファクチンを10%加えると、合成界面活性剤の使用量を100分の1に減らしても、同等以上の界面活性効果(表面張力低下能)を示すことが分かったというもの。いろいろなことがわかっていきますね。
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