細胞内の小器官ミトコンドリアを使い、卵子を活性化させる新たな不妊治療を行い、2人が妊娠したと報道がありました(YOMIURI ONLINE)。女性本人の卵巣から卵子の元の細胞を採取し、ミトコンドリアを抽出。体外受精の際に精子と一緒に卵子に注入。ミトコンドリアは細胞のエネルギーを生み出すため、卵子が活性化し、妊娠・出産率向上が期待できるというもの。日本産科婦人科学会は臨床研究での実施を了承したそうです。一方で、安全性を疑問視する声もあります。今回の研究結果はあくまでも研究段階。まだまだ研究が必要のようです。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160830-OYTET50000/
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