ぐい呑の棚

ぐい呑に興味を持ってもらえる入り口になればと思っています

志野ぐい呑(iridescent)

2009-06-10 | Weblog

ジョン・ディックス

アメリカ ミシガン州生まれ、アルビオン大学卒業、ノースミシガン大学
で陶芸を学ぶ、ギリシャ、エルサレム等で陶芸の仕事をし、来日
備前の三上貫一氏に師事、篠山に大上窯を築く、以後個展などで活躍

志野釉を使った焼き物は焼き上がりが違っても全て一律に志野と名前が
付いていたので面白くないので特別にこのぐい呑に名前を付けてくれと
又々わがままな注文に、それも良いねと悩んだ末についたサブ名が
iridescent(玉虫色の)志野ぐい呑

見る角度により色が変化するところから付けたそうです
口縁部分は金色に発色しています
(6.7×H5.5)

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井戸盃

2009-06-08 | Weblog

大前 悟

大阪生まれ、神戸にて作陶を始める
李朝時代の焼き物に惹かれ現在 信楽で穴窯にて作陶

今までは井戸は唐津の土で焼いていたのですが最近では
信楽の土が李朝の焼き物に近いんじゃないかと土を変更

変更後に初めて見た時は思っていた枇杷色よりも白っぽい色に拒否反応
が、最近に某百貨店で見かけたこの侘びた感じの井戸に目が行ってしまいました

最初に発表された井戸からはずいぶんと変化してきています
どこまで変化するのか楽しみです
(8.1×H4.5)
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Grand Bleu ぐい呑

2009-06-07 | Weblog

重松 康夫

京都生まれ、現在 京都市東山区にて作陶

毎年の京都五条坂陶器祭りで出会いますが毎年のように
新作を発表されていて楽しみな作家さんです
(五条坂の祭りはアンテナショップの働きをしているそうです)

今回は京都の百貨店での個展の案内状を戴きましたので
出かけてみました

期待を裏切らずに新作がズラリと並んでいました
カバンをイメージするような花活けや(取っ手にも作者のアイデアが・・) 
この海を連想させるブルーのぐい呑みやカップなど力作揃い

このぐい呑についている貝は本物の貝を型取してくっつけた物だそうです
(6.2×H4.6)
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唐津ぐいのみ(朝鮮唐津)

2009-06-06 | Weblog

鯉江 良二

愛知県常滑生まれ、現在は岐阜県矢作町に工房を構え制作

国内外でワークショップや個展を精力的に開く

鯉江さんでの朝鮮唐津は珍しく、今回が初めての挑戦だそうです

唐津でも鯉江さんらしい造りです
(箱を頼んでいましたのがやっと出来ましたので頂いてきました)
(6.6×H5.5)
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備前緋襷酒呑

2009-06-04 | Weblog

岡安 廣宗

岡山県生まれ、山本陶秀に弟子入りしその後独立、建部町にて作陶

岡安廣宗でネット検索をしていましたら岡安さんの作品を専門に
扱っている店を発見 住所を見たらなんと我が家から車で15分位
の所、これはぜひ行かなければ・・・!
地図をプリントして電話で確認、何度電話してもなんとか電気です
なんとか店ですとの答え、もう一度店の電話番号を確認・・? 
合っています、で、次はなんとかさんですかと恐る恐る此方から確認すると
そうです三軒とも同じ電話番号ですとの事で 不安を胸に行って来ました

倉庫地帯の中にその店があり、優しそうなおじさんが出迎えてくれました
店には岡安さんの作品がズラリ

岡安さんの親戚かなんかですかと繋がりを尋ねましたら、郷里が同じで友人
との事でした
以前はバスで年2回の窯出し見学ツアーなどもしていましたが、岡安さんの作品は高いから近頃ではなかなか売れないのでで中止との事

安いものも置いてくれと若手の作品も置いているんですがそれもこの不景気でだめですと嘆いておられました

この緋襷の酒呑、見込みの緋襷の文様が面白くて購入してきました
(8.2×H4.1)

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青磁白うず文ぐい呑

2009-06-04 | Weblog

谷口 左和子

京都生まれ、京都市内で作陶

第一回たち吉クラフトコンペ 大賞受賞

京都の某百貨店で大和保男、努親子展をやっていました
努さんのぐい呑が欲しくて伺ったのですが無くて聞いたら
主催者が用意してあったのですが持って来るのを忘れました
明日持って来ますとの事でした

諦めて、入る時に入口でやっていて眼を引き帰りに寄ろうと思っていた
作陶展に寄ったのがこの谷口さんでした

以前に蓋付きの白磁のぐい呑(湯呑)を紹介した作家です

陶歴で面白かったのが2005~2008年まで育児休業2009年から
復帰の文字
お母さんで頑張っている谷口さんに思わず頑張れ!と心の中でエール
(5×H5)
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伊賀ぐい呑(風の音)

2009-06-03 | Weblog

谷本 洋

伊賀の生まれ、パリにて油絵、デッサンを学びパリで作陶を始める
帰国、伊賀に谷本洋陶房を開く
バルセロナにて滞在、作陶、個展を開き、以降にバルセロナ、ロンドン
ニューヨーク等国内外で個展を開く

風の音の命名は口縁などの造りがあたかも風が通り抜けるがごとくの様な
形状、そしてフォルムは柔らかく丸みを帯び優しく風が包み込むような
雰囲気を表しているからの命名だそうです

焼成も2度焼きで1280度位まで上げて焼き少し下げながらまた焼く事
により降った灰が溶けてビードロ状にならずにマット調に仕上がるとの事

土も伊賀の荒々しい長石の混じった土でなく細かい土を使い柔らかい雰囲気
を出しているそうです
(6.2-5.2×H5.6)
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白砂線文小片口

2009-06-02 | Weblog

糸井 康博

京都生まれ、大阪芸術大学建築学科卒業、鎌田幸二氏に指導
を受ける
京都府立陶工高等技術専門校卒業、猪飼祐一氏に師事
現在、奈良県王寺町にて作陶

この白砂の作品は白い石を細かく砕き筆で少しずつ塗っていき2~3回
焼成するそうです

ぐい呑みは少量の土で焼けるので実験的に試せるのが楽しいと言われていました
(8.6-7.7×H4.2)
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備前徳利

2009-06-01 | Weblog
藤森 陶志

備前市麻宇那生まれ、同地に蕃山窯を築く

大平誠之助に師事陶芸の道に入る、現在地に窯を築き
備前陶芸センターに入所、終了後独立初窯を出す

陶歴を見ていて面白いことに気づきました、窯を築いてから
陶芸センターに陶技を研修に行かれたのですね・・・・

この徳利は親戚が私が酒器を収集している事を知り戴いたものです
箱書には備前徳利と書いてありますが開けてみたら、ぐい呑みも
一緒に入っていました

ぐい呑と徳利が違う陶印が入っていますが、どちらも藤森さんの陶印
でした(2種類の陶印を使われています)
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