今日は、テレビで放映していたのを録画していた「バトルフロント」を見ました。
シルベスター・スタローンが製作と脚本を手掛けたアクションサスペンス。この世を去った妻の故郷で一人娘と静かに暮らしていこうと決意した麻薬潜入捜査官だった男が、自分たちを執拗(しつよう)につけ狙う麻薬密売人を相手に壮絶な戦いを挑んでいく。主演に数多くのアクション作を誇るジェイソン・ステイサム、彼と対峙(たいじ)する密売人に『127時間』などのジェームズ・フランコ。その脇をウィノナ・ライダーやケイト・ボスワースら実力派女優が固める。ジェイソンの渾身(こんしん)のアクションに加え、意外にもハマっている良き父親ぶりもクール。
主演:ジェイソン・ステイサム
共演:ジェームズ・フランコ、ウィノナ・ライダー、ケイト・ボスワース
その他:ラシェル・ルフェーブル、フランク・グリロ、クランシー・ブラウン、イザベラ・ビドビッチなど
<ストーリー>
まな娘マディ(イザベラ・ヴィドヴィッチ)のためにも、犯罪や暴力とは無縁の生活を送ろうと決意した元麻薬潜入捜査官フィル(ジェイソン・ステイサム)。亡くなった妻の故郷である田舎町に移り住んだ彼らだったが、町を支配する麻薬密売人ゲイター(ジェームズ・フランコ)が近づく。あるたくらみを実現させるために二人を利用しようと、ずる賢い手段を次々と繰り出していくゲイター。マディの身に危険が迫ったことで怒りを抑え切れなくなったフィルは、単身でゲイターと仲間たちを倒そうとする。
私の大好きなジェイソン・ステイサムのアクション映画で、2014年の作品だそうだが、残念ながら映画館では公開していなかったのか、見ていなかった。
シルベスター・スタローンが製作・脚本を手掛けているということで、ちょうどあの「エクスペンダブルズ」を製作したあたりの作品となる。
スタローンのジェイソン・ステイサムに対する思い入れがとても強いのがよくわかる。
内容は、いたって簡単。
ジェイソン・ステイサムが悪いヤツを叩きのめす、それだけ。
今作では、元麻薬潜入捜査官という役柄で、平和な日々を暮らそうとしていたにもかかわらず、田舎町の排他的な住人の中でも、特に頭のおかしい親子に絡まれたせいで、やがて大騒動に発展してしまう、という展開になっている。
ただ、その展開のし方が、かなりムチャクチャだ。
バカ親子の母親の方が、裏で麻薬を販売している悪党である兄貴に助けを求めたことから、とんでもないことになる、というのはいいのだけど、この兄貴がジェイソンの住んでいる家に無断で忍び込んで、彼が元麻薬潜入捜査官であるという事実を掴むのだが・・・
あんな極秘書類を家の中に置いておく、しかも施錠もしていない机の引き出しに入れておくなんて、どう考えたってあり得ないだろう。
もちろん、ジェイソンの過去が知られないとこの物語は成立しないとは言え、もう少し別の方法(彼を知っている悪党がたまたま街を訪れたとか)を考えた方が良かったのではなかろうか。
いずれにしても、以前自分の持っていた麻薬組織を壊滅された時に、息子を殺されたということで恨みを持っていた男の手下相手に、ジェイソンが大立ち回りを演じるのだけど、こちらは割とあっさりとかたが付いてしまう。
最後は悪党の兄貴とのバトルになるのだが、兄貴は娘を人質にして逃げまわる。
序盤で学校の同級生を父親譲りの護身術でボコボコにした娘が描かれていたので、当然最後の最後に娘の反撃シーンが出てくるのかと思っていたのに、その護身術が生かされることはない。
せっかくの描写がもったいないと思ったものだ。
ついでに言うと、娘を擁護してくれた学校の女教師と、その後何かいいことでもあるのかと思っていたのに、それもなし。
スタローンは、とにかくジェイソンが強ければそれでいいと思っているのかも知れない。
だったら、そういう描写なんて入れなければいいのに。
ということで、ジェイソンが相変わらず強いのは良かったけど、ちょっと展開に不満があったので、評価は「C」にしておきます。
シルベスター・スタローンが製作と脚本を手掛けたアクションサスペンス。この世を去った妻の故郷で一人娘と静かに暮らしていこうと決意した麻薬潜入捜査官だった男が、自分たちを執拗(しつよう)につけ狙う麻薬密売人を相手に壮絶な戦いを挑んでいく。主演に数多くのアクション作を誇るジェイソン・ステイサム、彼と対峙(たいじ)する密売人に『127時間』などのジェームズ・フランコ。その脇をウィノナ・ライダーやケイト・ボスワースら実力派女優が固める。ジェイソンの渾身(こんしん)のアクションに加え、意外にもハマっている良き父親ぶりもクール。
主演:ジェイソン・ステイサム
共演:ジェームズ・フランコ、ウィノナ・ライダー、ケイト・ボスワース
その他:ラシェル・ルフェーブル、フランク・グリロ、クランシー・ブラウン、イザベラ・ビドビッチなど
<ストーリー>
まな娘マディ(イザベラ・ヴィドヴィッチ)のためにも、犯罪や暴力とは無縁の生活を送ろうと決意した元麻薬潜入捜査官フィル(ジェイソン・ステイサム)。亡くなった妻の故郷である田舎町に移り住んだ彼らだったが、町を支配する麻薬密売人ゲイター(ジェームズ・フランコ)が近づく。あるたくらみを実現させるために二人を利用しようと、ずる賢い手段を次々と繰り出していくゲイター。マディの身に危険が迫ったことで怒りを抑え切れなくなったフィルは、単身でゲイターと仲間たちを倒そうとする。
私の大好きなジェイソン・ステイサムのアクション映画で、2014年の作品だそうだが、残念ながら映画館では公開していなかったのか、見ていなかった。
シルベスター・スタローンが製作・脚本を手掛けているということで、ちょうどあの「エクスペンダブルズ」を製作したあたりの作品となる。
スタローンのジェイソン・ステイサムに対する思い入れがとても強いのがよくわかる。
内容は、いたって簡単。
ジェイソン・ステイサムが悪いヤツを叩きのめす、それだけ。
今作では、元麻薬潜入捜査官という役柄で、平和な日々を暮らそうとしていたにもかかわらず、田舎町の排他的な住人の中でも、特に頭のおかしい親子に絡まれたせいで、やがて大騒動に発展してしまう、という展開になっている。
ただ、その展開のし方が、かなりムチャクチャだ。
バカ親子の母親の方が、裏で麻薬を販売している悪党である兄貴に助けを求めたことから、とんでもないことになる、というのはいいのだけど、この兄貴がジェイソンの住んでいる家に無断で忍び込んで、彼が元麻薬潜入捜査官であるという事実を掴むのだが・・・
あんな極秘書類を家の中に置いておく、しかも施錠もしていない机の引き出しに入れておくなんて、どう考えたってあり得ないだろう。
もちろん、ジェイソンの過去が知られないとこの物語は成立しないとは言え、もう少し別の方法(彼を知っている悪党がたまたま街を訪れたとか)を考えた方が良かったのではなかろうか。
いずれにしても、以前自分の持っていた麻薬組織を壊滅された時に、息子を殺されたということで恨みを持っていた男の手下相手に、ジェイソンが大立ち回りを演じるのだけど、こちらは割とあっさりとかたが付いてしまう。
最後は悪党の兄貴とのバトルになるのだが、兄貴は娘を人質にして逃げまわる。
序盤で学校の同級生を父親譲りの護身術でボコボコにした娘が描かれていたので、当然最後の最後に娘の反撃シーンが出てくるのかと思っていたのに、その護身術が生かされることはない。
せっかくの描写がもったいないと思ったものだ。
ついでに言うと、娘を擁護してくれた学校の女教師と、その後何かいいことでもあるのかと思っていたのに、それもなし。
スタローンは、とにかくジェイソンが強ければそれでいいと思っているのかも知れない。
だったら、そういう描写なんて入れなければいいのに。
ということで、ジェイソンが相変わらず強いのは良かったけど、ちょっと展開に不満があったので、評価は「C」にしておきます。
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