はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

映画評1257 ~ ナイブズ・アウト グラス・オニオン(Netflix)

2025-02-22 | 映画評
今回は「ナイブズ・アウト グラス・オニオン(Netflix)」です。

ダニエル・クレイグが主演し、ライアン・ジョンソン監督がオリジナル脚本で描いた人気ミステリー「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」に続くシリーズ第2弾。ダニエル・クレイグ扮する風変わりな名探偵ブノワ・ブランが、周囲を海に囲まれた孤島で起こった殺人事件というミステリーに挑む。
富豪のマイルズ・ブロン役のエドワード・ノートンのほか、デイブ・バウティスタ、ジャネール・モネイ、キャスリン・ハーン、レスリー・オドム・Jr.、ジェシカ・ヘンウィック、マデリン・クライン、ケイト・ハドソンら豪華キャストが共演。Netflixで2022年12月23日から配信。

主演:ダニエル・クレイグ
共演:エドワード・ノートン、ジャネール・モネイ、キャスリン・ハーン、レスリー・オドム・Jr.、ジェシカ・ヘンウィック、マデリン・クライン、ノア・セガン
その他:ジャッキー・ホフマン、ダラス・ロバーツ、バーディケイト・ハドソン、デュークデイブ・バウティスタ、イーサン・ホーク、ヒュー・グラント、スティーブン・ソンドハイム、ナターシャ・リオン、カリーム・アブドゥル=ジャバー、セリーナ・ウィリアムズ、ヨーヨー・マ、アンジェラ・ランズベリーなど

<ストーリー>
IT企業の大富豪マイルズ・ブロンが、地中海にあるプライベートアイランドに親しい友人たちを招待し、ミステリーゲームの開催を持ちかける。ところが島で実際に殺人事件が発生。遊びだったはずのゲームは一転して恐ろしい事件となり、参加者は容疑者候補になってしまう。名探偵ブノワは友人同士のなかで交錯する思惑や、その裏に隠された真相を明らかにすべく、事件の調査に乗り出す。


Netflixで2022年12月に配信された作品で、ダニエル・クレイグ扮する名探偵ブノワ・ブランが活躍する「ナイブズ・アウト」シリーズの第二弾である。

第一弾の「ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」が結構面白かったのだけど、まさかシリーズものだとは思わなかったので、たまたまNetflixで見つけたものである。

ミステリーだけど、分類上は「コメディ」になっていることもあり、所々にそういうシーンも出てくるが、下品なセリフやくだらないギャグとかでなく、ちょっとしたシーンでそれを表していたので、まったく気にならなかった。

内容もしっかりと練られていて、冒頭で大金持ちの所有する島に招待された人たちの中に、なぜか呼ばれてもいない主人公がいる、という展開なのだけど、少しずつその背景・理由が明らかにされていくので、見ていて楽しかった。

随所に出てくる小品も、後になってちゃんと意味があるものとして伏線回収がされているのも良かったと思う。

特に、大金持ちの家に「モナリザ」の本物が展示されている、というのも、単に大金持ちであるという象徴という意味だけでなく、最後の最後に「なるほど、そういうことね」と思わせるような展開があるので、なかなかヒネりも効いていたと思う。

特に違和感もなく、面白かったので、評価は「B」にします。


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