頼むから、電気代を値上げしてくれ！？

敦賀原発の下には活断層が走っているので、再稼動どころか廃炉になる可能性が高いそうだ。

日本列島そのものが活断層に上に存在している、と言ってもいいくらいなのだから、普通なら「では、万が一地震が発生した時に耐えられるようにするにはどうすればいいか」という方向に進むべきなのに、どうしていきなり「廃炉」という結論に持っていこうとするのだろう。

しかも、これに脊髄反射的に反応して歓喜の声を挙げているのが朝日新聞。

ただ「敦賀原発が廃炉に」ということだけで喜ぶのならともかく、妄想全開の記事を書いている。

http://www.asahi.com/politics/update/1211/TKY201212110303.html

何だよ「活気づく『脱原発』政党、自民は沈黙」って。

単に、敦賀原発の下には活断層が走っているので、その上に原発があるのは危険では？というだけの話。

直ちに敦賀原発が廃炉になるわけでもなければ、他の原発に連動するわけでもない。

それが、即座に「脱原発」政党が活気づくことにはならないはず。

さらに、これによって「自民が沈黙」する理由も不明。

民意は１２月１６日（日）の総選挙によってはじめて正体を現す。

この程度のことで大喜びするとは、朝日新聞を初めとする売国マスコミは、相当追い込まれているのだろう。


そもそも、今回の結論自体が疑問視されている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121210/dst12121022040022-n1.htm

科学的な判断なのかどうか根拠に乏しい、という声もあるようだし、いずれにしても、今回の議論は敦賀原発に限っての話。


いつも思うのだけど、原発反対の人たちって、原発が廃止されると、いったい何が嬉しいのだろう。

同じことをシナやあの半島に対して言うのならともかく、「日本だけはダメ」と言っているようだし。

その代替案なんてものも、ほとんどなし。

彼らが言うところの「太陽光発電」とか「風力発電」などというものが、そう簡単に普及するわけがないだろうに。

現状では化石燃料に頼るしかないので、これでは、まるで「頼むから、電気代を上げてくれ！」と言っているようにしか見えない。

つまり、バカにしか見えない、ということだ。


地球温暖化対策の方は、どうするつもりなんだろう？