はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

1人や2人死んだくらいで、この商売やめられるか!

2023-08-07 | 日記
連日の猛暑である。

テレビでは、「水分補給を十分に」と注意喚起するとともに、「不要不急の外出は避けるように」と警告を発している。

特に、「屋外でのスポーツは、原則中止または延期しましょう」と呼び掛けている。

もちろん、あの朝日新聞やNHKも例外ではない。

そんな朝日新聞やNHKの収入源である「夏の甲子園」が開催された。

あれだけ「こんな猛暑の中でスポーツなんかさせるな」という批判が殺到しているにもかかわらず、高校野球がなくなってしまうと、ただでさえジリ貧の朝日新聞やNHKにとっては大打撃となるので、何としても強行したい。

そこで導入したのが「クーリングタイム」である。

これは「5回終了後に10分間、ベンチ裏に移動し、クーラーや送風機が置かれた涼しいスペースで休息をとる。このスペースには、保冷剤を入れた『アイスベスト』や首の周りを冷やす『ネッククーラー』が用意されていて、体を冷やしたり水分を補給したりする」時間だそうだ。

開始時期をずらすとか、開催時間を夕方以降にするとか、ドーム球場で開催するとかいう案は一切無視して、ただ休憩時間を設定するだけ。

しかも、5回終了後だそうだ。

「例え死人が出ても、ゼッタイに試合は成立させる」という意気込みを感じさせる施策である。

実際、このクーリングタイム実施後の6回以降に、何人もが足がつったり、担架で運ばれたりした選手もいるらしい。

つまり、そこで試合が中断あるいは中止になったとしても、試合は成立しているので、開催側としては何ら問題ない、ということなんだろうと思う。

さらに、NHKが汚いのは、野球部の監督に「クーリングタイムは助かる」などと感謝の言葉を言わせていることだ。

土浦日大の小菅監督なんだけど、どう考えても言わされたとしか思えない。

彼は、自分のところの選手が6回に倒れ込んで担架で運ばれている上に、相手の上田西の選手も二人足がつって途中交代しているというのに、よくこんなコメントを出せるよなあ、と思う。

こういうのを「美談」としてわざわざ報道する神経が理解できないが、多くの高校球児が「甲子園を目指して頑張っている」ことを人質にとって、「じゃあ、高校野球をやめるぞ。お前らの目標がなくなってもいいのか。いいんだな」と脅迫しているとしか思えない。

たぶん、少々選手がぶっ倒れたところで、NHKと朝日新聞は何も変えないと思う。

たとえ死人が出たとしても、「原因は炎天下でのプレーではなく、もともと本人に持病があった」とか、「学校の事後対応が悪かった」とか人のせいにして、平然と大会を続けるに違いない。

しかも、この「クーリングタイム」を評価している連中がいることにも驚いたが、中には、この一連の対応を見て「いい試合を見せてもらった」などと絶賛しているヤツもいて、ホントにびっくりした。

こいつら、ゼッタイ暑さで頭やられてるだろう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0b1b1b79e9301d5454ae5026b7f5c7cdac952e24


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