善戦したのはいいのだけど・・・

サッカー・クラブＷ杯の準決勝で、南米代表ナシオナル・メデジンが開催国代表である鹿島アントラーズに０－３で敗れた。

いや、これじゃあいかんだろう。

南米代表でないと、ヨーロッパ代表チームに勝てるわけがない。

しかも、今回はレアル・マドリッド。

当然のことながら、世界最高との呼び声が高いチームだ。

南米チームが勝つとしても、１－０がせいぜいで、それくらい今のヨーロッパと南米のクラブチームの差はあると思う。

だって、あのバルセロナとかの他にも、ドイツ・ブンデスリーガやイングランド・プレミアリーグの錚々たるチーム相手に勝ち上がってきたチームだ。

レベルが違うといっても過言ではないのではなかろうか。

アントラーズの選手にとっては、そんな世界最高峰のチームと戦えるのは貴重な経験となるだろうし、大いに楽しみにしているに違いない。

しかし、一人のサッカーファンとしては、ワールドカップの１次リーグみたいな試合よりも、決勝戦を見たいわけで、いくら番狂わせとは言え、アジアでＮｏ．１のチームでもないアントラーズが、世界最高峰のチームと決勝戦をする、というのは、ちょっと違和感がある。

これで、もしレアル・マドリッドが北中米代表チームに負けたりなんかしたら、と思うとぞっとしてしまう。

何年か前（２００８年？）に、マンチェスター・ユナイテッドと対戦したガンバ大阪が３－５と大善戦して、試合を大いに盛り上げたのだけど、あれは負けたから盛り上がったのであって、万が一勝ってたりなんかしたら、おそらく決勝戦は観客も減っていたのではなかろうか。

まだまだ日本のクラブチームのレベルはそこまでいっていないと思うわけで、やはり世界最高峰のチーム同士の試合を見たい、と思うわけです。

というわけで、とりあえず今日はレアル・マドリッドを応援します。