今回は「ガンパウダー・ミルクシェイク(CS)」です。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のカレン・ギランが主演を務め、犯罪組織に立ち向かう女たちの死闘を描いたバイオレンスアクション。3人の図書館員を「スパイキッズ」シリーズのカーラ・グギーノ、「ブラックパンサー」のアンジェラ・バセット、「グリーン・デスティニー」のミシェル・ヨー、サムの母をテレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のレナ・ヘディが演じた。監督・脚本は「オオカミは嘘をつく」で注目を集めたイスラエル出身の鬼才ナボット・パプシャド。
主演:カレン・ギラン
共演:レナ・ヘディ、カーラ・グギーノ、クロエ・コールマン、アダム・ナガイティス
その他:ミシェル・ヨー、アンジェラ・バセット、ポール・ジアマッティなど
<ストーリー>
ネオンきらめくクライム・シティ。暗殺組織に所属する凄腕の殺し屋サムは、ターゲットの娘エミリーを匿ったせいで組織を追われ、命を狙われてしまう。次々と送り込まれる刺客たちを蹴散らしながら夜の街を駆け抜けるサムは、かつて殺し屋だった3人の女たちが仕切る図書館に飛び込む。女たちはジェーン・オースティンやバージニア・ウルフの名を冠した武器を手に、激しい戦いへと身を投じていく。
2022年の作品だが見ていないので、日本では公開されなかったのか、と思っていたけど、これまたポスターがあった。
主演のカレン・ギランが「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に出ていたと知って、「えっ、こんな子、どこに出てた?」と思って調べてみたら、ネビュラ役ということで、ほとんど特殊メイクで誰だかわからないようになっていた。
内容は、女版「ジョン・ウィック」と「チャーリーズエンジェル」をミックスしたような感じだ。
だけど、「ジョン・ウィック」のような迫力や厳しい現実は一切なく、どちらかと言うと「チャーリーズエンジェル」の軽いノリが中心で、全体的にコメディ色が強い。
カレン・ギランのアクションは、ちょっとぎこちないけど、相手が頭が悪いふざけた連中なので、たいした動きをしなくても、簡単に相手を倒している感じ。
それは、サムの母親や図書館にいるかつての殺し屋3人衆(全員おばはん)も同様で、皆さんそれほど切れのある動きをしているわけではない。
あれだけ大勢の男連中が押し掛けているのに、たいしたケガもなく(一人死んじゃうけど)片づけてしまうのは、肩が凝らないと言えばそうだけど、迫力という点でいうと、かなり見劣りがする。
そもそも、サムはどうしてエミリーをそこまでして助けるのか、よくわからなかった。
何とか守りたい、という気持ちはわからないでもないが、自分の命と引き換えにするほどとは、とても思えないので、そのあたりの展開はあまり共感できるものではなかった。
それと、最後サムが単身で組織の親分のところに乗り込むのだけど、どうなるのかと思っていたら、急におばはん3人衆が出てきて、一気に敵どもを片付けてしまう。
組織の親分は、一人でサムと対峙したわけではなく、まわりには手下たちが大勢いた。
しかも、場所は親分の事務所ではなく、ただのカフェレストランだった。
つまり、たとえ途中でウェイトレスが入れ替わったとしても、あれだけの人数がいたら誰か気が付きそうなものなのに、手下どもは誰一人として気が付かない。
ただのアホを相手にしているので、女性陣はいとも簡単にやっつけてしまうのだけど、実はその間主人公のサムはバトルには参加していない。
何だかなあ、の展開でした。
とはいえ、そういう映画なんだと思えば、特に違和感と言うほどのものではないので、そこそこ楽しめました。
ということで、評価は「C」にしておきます。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のカレン・ギランが主演を務め、犯罪組織に立ち向かう女たちの死闘を描いたバイオレンスアクション。3人の図書館員を「スパイキッズ」シリーズのカーラ・グギーノ、「ブラックパンサー」のアンジェラ・バセット、「グリーン・デスティニー」のミシェル・ヨー、サムの母をテレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のレナ・ヘディが演じた。監督・脚本は「オオカミは嘘をつく」で注目を集めたイスラエル出身の鬼才ナボット・パプシャド。
主演:カレン・ギラン
共演:レナ・ヘディ、カーラ・グギーノ、クロエ・コールマン、アダム・ナガイティス
その他:ミシェル・ヨー、アンジェラ・バセット、ポール・ジアマッティなど
<ストーリー>
ネオンきらめくクライム・シティ。暗殺組織に所属する凄腕の殺し屋サムは、ターゲットの娘エミリーを匿ったせいで組織を追われ、命を狙われてしまう。次々と送り込まれる刺客たちを蹴散らしながら夜の街を駆け抜けるサムは、かつて殺し屋だった3人の女たちが仕切る図書館に飛び込む。女たちはジェーン・オースティンやバージニア・ウルフの名を冠した武器を手に、激しい戦いへと身を投じていく。
2022年の作品だが見ていないので、日本では公開されなかったのか、と思っていたけど、これまたポスターがあった。
主演のカレン・ギランが「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に出ていたと知って、「えっ、こんな子、どこに出てた?」と思って調べてみたら、ネビュラ役ということで、ほとんど特殊メイクで誰だかわからないようになっていた。
内容は、女版「ジョン・ウィック」と「チャーリーズエンジェル」をミックスしたような感じだ。
だけど、「ジョン・ウィック」のような迫力や厳しい現実は一切なく、どちらかと言うと「チャーリーズエンジェル」の軽いノリが中心で、全体的にコメディ色が強い。
カレン・ギランのアクションは、ちょっとぎこちないけど、相手が頭が悪いふざけた連中なので、たいした動きをしなくても、簡単に相手を倒している感じ。
それは、サムの母親や図書館にいるかつての殺し屋3人衆(全員おばはん)も同様で、皆さんそれほど切れのある動きをしているわけではない。
あれだけ大勢の男連中が押し掛けているのに、たいしたケガもなく(一人死んじゃうけど)片づけてしまうのは、肩が凝らないと言えばそうだけど、迫力という点でいうと、かなり見劣りがする。
そもそも、サムはどうしてエミリーをそこまでして助けるのか、よくわからなかった。
何とか守りたい、という気持ちはわからないでもないが、自分の命と引き換えにするほどとは、とても思えないので、そのあたりの展開はあまり共感できるものではなかった。
それと、最後サムが単身で組織の親分のところに乗り込むのだけど、どうなるのかと思っていたら、急におばはん3人衆が出てきて、一気に敵どもを片付けてしまう。
組織の親分は、一人でサムと対峙したわけではなく、まわりには手下たちが大勢いた。
しかも、場所は親分の事務所ではなく、ただのカフェレストランだった。
つまり、たとえ途中でウェイトレスが入れ替わったとしても、あれだけの人数がいたら誰か気が付きそうなものなのに、手下どもは誰一人として気が付かない。
ただのアホを相手にしているので、女性陣はいとも簡単にやっつけてしまうのだけど、実はその間主人公のサムはバトルには参加していない。
何だかなあ、の展開でした。
とはいえ、そういう映画なんだと思えば、特に違和感と言うほどのものではないので、そこそこ楽しめました。
ということで、評価は「C」にしておきます。
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