はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

わたしゃ、最近はもっぱらモスバーガーです!

2013-04-07 | 日記
いろいろと愚策を行った結果、たぶんお客さんをどんどん失ってきていると思われるマクドナルドのバカ社長・原田泳幸。

「春の新商品大試食会」で行われた挨拶の後の質疑でこんなことを言っていたらしい。


http://getnews.jp/archives/315034


全文引用する。

『カウンターの上に置いてあるメニューって言うのは……あれどんなサイズだっけ? お客様が迷われている場合はメニューを提出するようにしております。なぜカウンターメニューを排除したかと申しますと、お客さんの一番のニーズはスピードです。それはトップ3の来店動機に入っております。時間が掛かってしまうと並んでいるお客様はストレスになってしまう。カウンターにメニューを置くというのはマクドナルド世界119か国の中で日本だけだったんですね。歴史的にそういう慣習を与えてしまった。そういうわけで1年近く実験をやりまして、実験の検証の元で踏み切ったわけです。最初はお客様からご指摘、不満、お叱りがありましたが、今はクレームは沈静化しているというのが私どもの理解でございます。決してメニューを見せないのではなく、お客様の更なる利便性のためです』


ツッコミどころがたくさんある。

まず・・・

『お客さんの一番のニーズはスピードです』

どこの飲食店で、スピードが一番優先させるべきことだと考えているところがあるんだ?

自身が言っているように、「来店動機のトップ3」の後2つは何だ。

たぶん、「味」と「値段」だと思う。

そして、順位から言うと「味」「値段」「スピード」だろう。

どうして「味」と「値段」をすっ飛ばすの?

もしかして、「ウチの場合、味と値段はすでに認知されてますから!」ってこと?

こういう発想がよくわからん!


続いて・・・

『カウンターにメニューを置くというのはマクドナルド世界119か国の中で日本だけ』

「日本だけ」だといけないの?

確かに「日本の常識は世界の非常識」だと言われることがあるけど、例えばあの東日本大震災の際の人々の温かい行動は、世界中を驚かせたはず。

「泥棒も略奪もなく、人々がお互いに励まし、助け合っている」という姿は、おそらく「日本だけ」のもの。

つまり、カウンターにメニューを置くのは、「お客様サービスの一環」というように、どうして考えられないんだろう。

グローバル何とかかどうかは知らないけど、「他の国では・・・」という見方が、必ずしも正解ではないことに、いいかげん気がつけよ。


さらに・・・

『今はクレームは沈静化している』

クレームが減ったのは、「お客様が減ったからだ」とは思わないのだろうか。
「もう見限られたのか?」となぜ考えない。

つまり「こんな店、二度と行かない!」と思われたからこそ、いちいち文句も言わなくなった、ということだ。

クレームは、ある意味「ご贔屓さんの意見・要望」である。

いつもイチャモンばかりではない。

クレームが減ったからと喜んでいる経営者は、好意的な言葉も減ってきてはいないか、一度チェックしてみればいい。


そして最後。

『決してメニューを見せないのではなく、お客様の更なる利便性のためです』

いや、だからお客さんが「メニューを出せよ!」って言ってるんだけど・・・


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