武漢肺炎(新型コロナ)の影響で在宅勤務が増えているが、当然のことながら、会議もテレワーク中心となっている。
ネット環境のせいなのか、画面が止まったり、声が聞こえなくなったりすることが結構あるが、そのおかげ(?)か、ダラダラとした進行がなくなり、ムダな会議が減っているような気もする。
さて、そういうご時世だからなのか、「機を見るに敏」なヤツが出てきているようだ。
このテレワークに対して「マナー」を説くヤツが出てきた。
わざわざ書籍にしているところからして、これで儲けよう、という魂胆がミエミエだけど、著者は「西出ひろ子」という女性らしい。
https://gogotsu.com/archives/58540
タイトルは『超基本 テレワークマナーの教科書』というものだが、この中で結構ぶっ飛んだことを書いている。
たとえば・・・
「テレワークには上座がある」
「終わったら頭を下げて会議終了ボタンを押すこと。客より先に退出することはNG」
「平服と言われても正装で参加すること」
「ヘッドセットはNG」
何なんだ、上座って。
顧客との打ち合わせ、ということを前提に書いているのかも知れないが、ほとんどは社内の会議だろう。
会議の主催者は上司、だったとしても、それをいちいち「上座」「下座」とか言わないだろう。
「客より先に退出」と言ったって、複数の人間が会議・打合せに参加している場合、みんなが退出するのを待っていたら、中には退出ボタンを押し忘れるヤツだっているだろうし、それこそ時間の無駄だ。
それに「正装で参加」???
普段の会議・打合せだって、わざわざ正装で参加するヤツなんかいない!
こいつは「平服」とか「正装」の意味を知っていて書いているのか?
もしかして「ネクタイ着用」の有無の違いだと思ってないか?
たとえそうであったとしても、最近は会社でも普段着で仕事をしている人が増えてきた。
在宅で会議に参加するのに、いちいち着替えるなんて、そんなバカなことを指導するなよ。
9月発売なので、まだまだ全容はわからないけど、いわゆる「トンデモ本」に認定されることは間違いなさそうだ。
この著者である西出ひろ子について調べてみると、次のようになっていた。
『学生時代の21歳の頃にマナー講師としての道を志す。大学卒業後に国会議員やジャーナリストの秘書を勤め、公的な場・ビジネスシーンでの礼儀・作法に触れた。31歳の時、英国に語学留学し、日常生活の中にある英国のマナーを体験し、大きな影響を受け、帰国後、マナー講師として独立』
要するに、一度も企業などで働いたことはないわけだ。
そんなヤツが、知ったかぶりして「マナーがどうのこうの」とかよく言えるなあ、という気がするが、さらに調べてみると、それ以前にもアホなことを言っていたようだ。
「有給休暇の取得について」ということで、転職支援サイト内でのインタビュー記事にマナーの観点から持論を展開したそうだが、ここではこう主張していたそうだ。
「結婚式の出席や子どもやペットの病気によるものはOK」だが、「町内会の集まりなどに参加することや、気分が乗らないなどの理由で取得することはマナー違反」なんだとか。
しかも「取得した次の日は、職場に菓子折りなど差し入れるのがマナー」だって。
当然のことながら、ネットで猛批判を浴びているが、こいつはマナー云々を語る以前に労基法などの法律を学んだ方がいい。
こういうバカがいるから、企業での有給休暇取得率が低いわけだ。
確かに、家族で旅行などに行った時に、職場にお土産を買ってくる、ということはある。
でも、これもマナーとか義理でやっているわけではなく、「〇〇に、こんな美味しそうなお菓子があったぞ」という程度の話。
何にもなければ、もちろん買ってこないし、だからと言って職場の人たちから白い目で見られることなどない。
企業内でいろいろと経験していくうちに、「会社内のマナー」について思うことがあり、それらをまとめてみた、というのではなく、最初から「マナー」ありきで考えるから、こんな変な主張をしてしまうのだろう。
それにしても・・・
「会議は正装で」には大笑いした。
ネット環境のせいなのか、画面が止まったり、声が聞こえなくなったりすることが結構あるが、そのおかげ(?)か、ダラダラとした進行がなくなり、ムダな会議が減っているような気もする。
さて、そういうご時世だからなのか、「機を見るに敏」なヤツが出てきているようだ。
このテレワークに対して「マナー」を説くヤツが出てきた。
わざわざ書籍にしているところからして、これで儲けよう、という魂胆がミエミエだけど、著者は「西出ひろ子」という女性らしい。
https://gogotsu.com/archives/58540
タイトルは『超基本 テレワークマナーの教科書』というものだが、この中で結構ぶっ飛んだことを書いている。
たとえば・・・
「テレワークには上座がある」
「終わったら頭を下げて会議終了ボタンを押すこと。客より先に退出することはNG」
「平服と言われても正装で参加すること」
「ヘッドセットはNG」
何なんだ、上座って。
顧客との打ち合わせ、ということを前提に書いているのかも知れないが、ほとんどは社内の会議だろう。
会議の主催者は上司、だったとしても、それをいちいち「上座」「下座」とか言わないだろう。
「客より先に退出」と言ったって、複数の人間が会議・打合せに参加している場合、みんなが退出するのを待っていたら、中には退出ボタンを押し忘れるヤツだっているだろうし、それこそ時間の無駄だ。
それに「正装で参加」???
普段の会議・打合せだって、わざわざ正装で参加するヤツなんかいない!
こいつは「平服」とか「正装」の意味を知っていて書いているのか?
もしかして「ネクタイ着用」の有無の違いだと思ってないか?
たとえそうであったとしても、最近は会社でも普段着で仕事をしている人が増えてきた。
在宅で会議に参加するのに、いちいち着替えるなんて、そんなバカなことを指導するなよ。
9月発売なので、まだまだ全容はわからないけど、いわゆる「トンデモ本」に認定されることは間違いなさそうだ。
この著者である西出ひろ子について調べてみると、次のようになっていた。
『学生時代の21歳の頃にマナー講師としての道を志す。大学卒業後に国会議員やジャーナリストの秘書を勤め、公的な場・ビジネスシーンでの礼儀・作法に触れた。31歳の時、英国に語学留学し、日常生活の中にある英国のマナーを体験し、大きな影響を受け、帰国後、マナー講師として独立』
要するに、一度も企業などで働いたことはないわけだ。
そんなヤツが、知ったかぶりして「マナーがどうのこうの」とかよく言えるなあ、という気がするが、さらに調べてみると、それ以前にもアホなことを言っていたようだ。
「有給休暇の取得について」ということで、転職支援サイト内でのインタビュー記事にマナーの観点から持論を展開したそうだが、ここではこう主張していたそうだ。
「結婚式の出席や子どもやペットの病気によるものはOK」だが、「町内会の集まりなどに参加することや、気分が乗らないなどの理由で取得することはマナー違反」なんだとか。
しかも「取得した次の日は、職場に菓子折りなど差し入れるのがマナー」だって。
当然のことながら、ネットで猛批判を浴びているが、こいつはマナー云々を語る以前に労基法などの法律を学んだ方がいい。
こういうバカがいるから、企業での有給休暇取得率が低いわけだ。
確かに、家族で旅行などに行った時に、職場にお土産を買ってくる、ということはある。
でも、これもマナーとか義理でやっているわけではなく、「〇〇に、こんな美味しそうなお菓子があったぞ」という程度の話。
何にもなければ、もちろん買ってこないし、だからと言って職場の人たちから白い目で見られることなどない。
企業内でいろいろと経験していくうちに、「会社内のマナー」について思うことがあり、それらをまとめてみた、というのではなく、最初から「マナー」ありきで考えるから、こんな変な主張をしてしまうのだろう。
それにしても・・・
「会議は正装で」には大笑いした。
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