はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

文化の違いとは言え・・・

2022-03-30 | 日記
昨日触れたアカデミー賞でのウィル・スミスの行動について、アメリカではかなり批判的にとらえられているようで、ちょっとビックリした。

俳優のジム・キャリーなどは、「ウィル・スミスは、あそこで逮捕されるべきだった。私だったら訴えていた」などと言い、ビンタを食らったクリス・ロックに対しては「侮辱されたことは後に残るだろう」とまで言っている。

まあ、文化の違いだと言えばそれだけなのかも知れないが、「暴力に対しては厳しい態度を取る」と思わせる一方で、黒人やアジア人に対する差別は相変わらずなので、何だか納得できない気持ちもある。

とは言え、ウィル・スミスの行動を非難する人の意見の中には、「その直前の下卑たジョークの時には、みんなと一緒になって笑っていたのに、どうしてこの時だけ激怒するんだ?」というものがあった。

あと、ウィル・スミス夫婦自体も、それぞれが問題を抱える身だから、今回だけ正義の漢ヅラするのはおかしいじゃないか、というのもあって、そう簡単にどうこう言えるものではないな、という気もする。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c1a9d71a6f93a7958e591d0f9ce858e7770e9cac


一方で、日本ではなぜか的外れな意見が散見されていて、昨日触れた橋下徹もそうだけど、国際政治学者の三浦瑠麗などは、テレビで「何で、妻が言われたのに夫が乗り出していって『俺の女を!』ってパンチするんですかね?」などとウィル・スミスを批判したそうだ。

これこそ、意味がわからん!

「女は男の所有物だ」という考え方はけしからん、ということを言いたいのかも知れないが、人が侮辱された時に、一番怒りを爆発させるのは、その人の身内じゃないの?

つまり、逆にウィル・スミスがこの司会者に侮辱されたとしたら、ビンタを食らわせるかどうかは別にして、怒りを露わにするのは、妻のジェイダさんじゃなかろうか。

言われた本人は、怒りもあるだろうけど、大衆の面前で侮辱されたことに対して恥ずかしい気持ちの方が強いだろうから、そう簡単に行動には出られないと思う。

この人、以前は割と正論を吐くまともな女性だと思っていたのだけど、最近の発言を見ると、どうもトンチンカンなものが多くて、何だか稲田朋美を思い起こさせるような人だわ。

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