はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

もうコメントするのやめたら?

2022-03-29 | 日記
アメリカで行われた本家アカデミー賞授賞式で、脱毛症のためにスキンヘッド(というか坊主?)にした妻を司会者に揶揄されたウィル・スミスが、この司会者にビンタを食らわせた、という話。

個人的には、ウィル・スミスの行動は理解できるし、ぶん殴ったのではなくビンタで済ませたのが、彼のギリギリの線だったのかなあ、という気がする。

さすがに、大衆の面前で妻をバカにするような発言をされたら、怒って当然だと思う。

極論かも知れないが、これに対して「いかなる場合も暴力はダメだ」とコメントする連中は、「他国から侵略されても、ゼッタイに応戦してはダメだ」というのに似ていると思う。

大きなイベントの最中だからダメだというのであれば、じゃあ授賞式が終わった後ならいいのか、ということにもなるし、あそこで「妻を侮辱することは許さん!」と言葉で怒ったところで、この司会者はビンタを食らった時もニヤニヤしていたので、とても通じるとも思えない。

だから、ビンタをすることで自分の怒りを表現したのだと思う。

暴力はダメだ、という以前に、この司会者がクズである、ということをもっと追及するべきだと思っていたら、アメリカでは、ウィル・スミスの行動を非難するというより、司会者の発言自体を擁護する、つまり「あれぐらいのジョークは、別に問題があるとは思えない」という意見が結構あるらしい。

実際、当時この発言があった時、会場ではブーイングが起こるどころか、結構笑いが起こっていたそうだ。

もちろん、ウィル・スミスの妻が脱毛症であることを知らなかった、というのはあるかも知れない。

だとしても、女性がわざわざ坊主にしたというのは、何か訳アリなはずだから、そこにあえて触れるという司会者の下衆さは糾弾されてもいいと思う。

そんな中、最近頭がおかしくなったのかと思われるような発言ばかりする橋下徹のコメントが、何だかよくわからない。

彼はテレビでこう言ったそうだ。

「ウィル・スミスさんの気持ちは凄い分かる」とした上で「自分がその立場だったら想像とか腹の中で殴り倒す。立場があるから、もしこれで暴力許したらプーチン大統領の軍事侵攻もいいのかって話になってしまうから、こういうことがあったとしても、公の場で暴力っていうのは、これは認めるわけにはいかないでしょうね」

うん、まったく何が言いたいのかよくわからない。

まず橋下の言う「自分の立場」というのが、何を指すのかわからない。

橋下の言い方だと、プーチンはウクライナから侮辱されたので、かっとなって軍事侵攻した、ということになる。

いくら何でも、これは無理筋だろう。

どうして、今回の件をロシアの侵略行為に例えて批判するのか理解できない。

この言い方だと「ウィル・スミスの行為は、ロシアのウクライナに対する侵攻と同様、許すことはできない」という意味に取れるが、そもそも橋下はロシアの行動を擁護している。

前後の発言にまったく整合性がないのは、いったいどういうわけだろう。

もしかして、橋下は頭に何か湧いてきたのか?


https://news.yahoo.co.jp/articles/26c621c30f6298d205cc1aca3b48a7ff701dc525

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