惜しかった！・・・だけじゃあ上は目指せないよ

日本は、やっぱりベスト１６の壁を越えられなかった！？

決勝トーナメントでのクロアチア戦は、１－１の引き分けの後、ＰＫ戦で負けて、ベスト８への進出はならなかった。

試合では、前半のうちに得点をして、いい感じで試合を進めていたのだけど、後半になってすぐに追いつかれ、その後は一進一退、というよりは、お互いに攻め手を欠いていて、何となくダラダラと進んでいっての引き分けそしてＰＫ戦。

まあ、４人中３人も外したんじゃあ、勝てないわな。

それにしても、何なんだろう、あのコロコロキックは。

次の試合でブラジルのネイマールが決めたように、相手ＧＫの動きを見てのコロコロキックならともかく、今回ＰＫを蹴る選手は、誰もＧＫなんか見ていなかったような感じだった。

確かにＧＫの動きに惑わされないように、ＧＫなんか見ないで蹴るというやり方もあると思うが、その場合ほとんどは強い球を蹴るだろうに、この試合で外した選手は、全員ＧＫも見ないで、ただただ浮いてしまわないように気を付けて蹴っていたとしか思えなかった。

ＰＫのうまい鎌田や堂安などが、後半になって交代したのが痛かった、という人もいるのだけど、例えそうだとしても、あまりにもＧＫに止められすぎだろう。

ネットなどでは、このＰＫ戦を批判した人に対して「サッカーをやったことのないヤツがエラそうに言うな」という人がいるけど、そういう問題ではないだろう。

中には、「ロベルト・バッジョだって外したんだよ」とかいうヤツがいるけど、だから何なんだ？としか言いようがない。

あんな緊張した顔をしていたら、蹴る前からＧＫに負けているとしか言いようがない。

とは言え、唯一の救い（？）は・・・

外したのが一人ではなかった、ということだろうか。

何年か前の大会で、駒野選手がはずした時のように、一人だけ外した場合、観客の目はすべてその選手に注がれてしまうわけだから、相当な重圧を感じるはず。

今回は、はずした選手が３人もいる（？）ので、冷たい視線が分散されてしまうため、そういう意味では良かったのかな！？

ただ、試合後は、ＰＫを決めた浅野選手が号泣していて、はずした３人はうずくまることもなく、吉田麻也なんて、キャプテンということもあるのかも知れないが、堂々としていたのがちょっと印象的だった。

やはり、日本もまだまだということだろうか。

それはいいとして・・・

その後の試合で、ブラジルが韓国を粉砕したのは、何とも言えず気分爽快だった！

前半だけで４得点したので、「このまま１０－０でボコボコにしてしまえ」と思ったのだが、さすがに次の試合のことも考えたのか、後半はそこまで厳しく攻めることもなく、負傷明けのネイマールだけでなく、ＧＫまで交代させるほどの余裕を見せていた。

ＧＫの交代なんて、負傷退場かレッドカードをもらって退場する以外では、少なくとも私は見たことがない。

格の違いを見せつけられたようで、とても楽しかったです。

やっぱり、優勝はこのブラジルかフランスかな？