異常な報道

共同通信の記事なので、どこまで信頼できるのかはわからないが・・・

全国の都道府県議、知事、政令指定都市市長を対象に世界平和統一家庭連合（旧統一教会）との関係を尋ねるアンケートを実施したそうだ。

その結果、教団や関連団体などと接点があったとした都道府県議は少なくとも334人、うち自民党が8割を超えたらしい。

記事では「来春の統一地方選で焦点になりそうだ」と、いかにも「ぜひ焦点にしてほしい」という願望丸出しの言葉で閉めているが、そもそも統一教会なんて、宗教団体の中でも規模はそれほど大きくないだろう。

少なくとも、創価学会などの大規模な団体と比べて、明らかに世の中に対する影響は少ないはず。

幸福の科学みたいに、信者数が１千万人を超えている、などと称しているトンデモない団体もある中で、統一教会の信者はせいぜい50～60万人（？）程度。

こんな小規模の宗教団体に対して、自民党が積極的に絡んでいくとはとても思えない。

つまり、これは統一教会側から接近していると考える方が自然ではなかろうか。

「どうして、自民党に接近するの？」という人がいそうだけど、そんなの政権政党だからに決まっているだろう。

要は、政治献金等をしながら言葉巧みに自民党議員にすり寄って、各種イベントに呼び込むなどしてつながりを持っていった、と考えるのが普通だと思う。

立憲民主党だって、民主党時代に政権を担ったことはあるが、統一教会側がこの政党のあまりのヒドさに途中で気が付いたのだと思うが、「こいつらに接触してもムダ」だと判断したので、接点のある議員が少ないのだと思う。

規模で考えたら創価学会の方がはるかに大規模なのに、ここにはまったく触れないメディアに問題があるのは今さら言うことでもないが、いくら「問題のある宗教団体」であるとは言え、ここと接点があった議員を叩こうとするのは、魂胆がミエミエだ。

先日触れた「流行っていないけど、どうしても流行ったことにしたい言葉」として選ばれた「宗教二世」にしても、統一教会だけを指すのではなく、宗教全体のことを指しているはずなのに、メディアは「これって統一教会のことですよ」と思わせるような報道しかしていない。

もはやメディアは自民党を叩くためだけに統一教会を取り上げていると言ってもいいだろう。

だから、来年の統一地方選では「統一教会ガー」で自民党を批判するんだろうなと思う。

「焦点になりそうだ」というのは、つまり「次回予告」をしているこということでしょ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/60b83ecac6683110b29f7377eebbe2f9d9a21eaf