はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

国民の生活は二の次?

2012-11-29 | 日記
滋賀県の嘉田知事が結成した「日本未来の党」

これに、小沢の「国民の生活が第一」と亀井・山田の「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」、さらには「みどりの党」の一部が合流して、大きな烏合の衆ができあがった。

誰がどう見たって、小沢一郎が「裏で操ろう」としているとしか思えない。

早速、民主党の安住も「典型的な野合だ」と批判している。

みんなの党の渡辺代表などは「背後にいる大物が黒子のように嘉田さんを操るということにならないように」と暗に小沢の存在を批判している。

一方、自民党の石破幹事長は、「小沢さんというのは、自分が表に出ると、あまりいいことはないとよく知ってるので、後ろでいろんな支配をなさるのが得手の方だから」と、はっきり名指しで批判。

いずれも、嘉田知事に対して「アンタ大丈夫?」と言っているわけだ。

これに対して、嘉田知事は、「そうならないように、女性や若者などの声を反映できるような仕組みを党の中に埋め込んでいきたい」とコメントし、「小沢氏は無役だと理解している」と答えている。

うん、甘いな。

無役だからと言って、政策上の実績はほとんどなくても、政局については権謀術数を知り尽くしている小沢一郎なんだから、あの手この手で操ろうとするに決まっている。

だいたい「女性や若者などの声を反映できるような仕組み」って何だ。

「老獪なオヤジたちはダメだけど、女性や若者の意見はいい」と考えている時点でアホだろう。

この知事は、「小泉チルドレン」とか「小沢チルドレン」とかいう言い方が、どういう意味合いで使われていると思っているのだろうか。

小沢からすれば、「神輿は軽くてパアがいい」わけだから、それで嘉田さん、あなたが狙われたわけですよ。


そもそも「卒原発」とか言っている時点で、目先を変えただけ、としか思えない。

しかも「10年後にはすべての原発を廃止する」って、現実問題としてできると思っているのだろうか。

メタンハイドレードの実用化だって、あと10年で可能かどうかもわからないというのに、何を根拠に言っているのかわからない。

結果として考えられることは、電気代の値上げだけ。

そんなにまでして、どうして原発を廃止したいのか、さっぱりわからない。

結局のところ、耳障りのいい言葉だけ連ねて、アホな有権者の支持を得ようとしているだけなんだから、そこを小沢に狙われるのは当たり前の話。

小沢は、「おうおう、またアホなのが出てきたぞ。ちょうどいい、これを利用してやれ」と思っているに違いない!?



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