はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

映画評1243 ~ タイラー・レイク 命の奪還(Netflix)

2025-01-30 | 映画評
今回は2本立て。

まずは「タイラー・レイク 命の奪還(Netflix)」です。

「マイティ・ソー」「アベンジャーズ」シリーズのクリス・ヘムズワースが主演を務め、「キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ」シリーズの監督アンソニー&ジョー・ルッソ兄弟が製作、「アベンジャーズ エンドゲーム」などでスタントコーディネーターを務めたサム・ハーグレイブが初メガホンをとったNetflixオリジナル映画。Netflixで2020年4月24日から配信。

主演:クリス・ヘムズワース
共演:ルドラクシュ・ジャイスワル、ランディープ・フーダー、ゴルシフテ・ファラハニ、パンカジ・トリパティ、デビッド・ハーバー、サム・ハーグレイブなど

<ストーリー>
誘拐された少年を奪還するべく敵だらけの街に潜入する傭兵の死闘を描いたサバイバルアクション。裏社会の危険な任務を生業とする凄腕の傭兵タイラー・レイクは、ムンバイで誘拐された犯罪組織のボスの息子を救出するため、ギャングが支配するバングラデシュのダッカ市街地に向かう。敵のアジトに単身突入したタイラーは少年の奪還に成功するが、街中のギャングたちから猛追を受ける。絶体絶命の状況の中、卓越した戦闘スキルを駆使して戦うタイラーだったが・・・


Netflixオリジナル映画ということで、2020年4月から配信された作品だ。

本作はパート2まで作られていて、実は先に見たのはパート2の方なのだけど、面白かったのでパート1も遡って見ることにしたわけである。

マイティ・ソーことクリス・ヘムズワース演じる主人公タイラー・レイクは傭兵であり、依頼を受ければ危険な仕事でも引き受ける男だ。

死をも厭わずに敵地に乗り込む理由は、わが子を6歳の時に病気で失い、しかもその最後を看取ることができなかったことに対する自責の念からなのだが、だからなのか依頼の相手が麻薬王の片腕であっても、誘拐された子供を救出するためなら、命を懸けてでもミッションに挑む。

全体的にテンポもよく、ギャングや地元警察との撃ち合いも迫力があってなかなか面白かった。

誘拐されたのも、誘拐したのも、いずれも麻薬王同士なので、ある意味勢力争いなのだけど、タイラーか子供を誘拐場所から救出するのがエラく簡単すぎて、ちょっと拍子抜けした。

ついでに言うと、ラストの方で、タイラーの相棒であるニックが、誘拐した側の麻薬王を暗殺するのだけど、このシーンもあっさりしすぎていて、「どうやって侵入したんだ?」とかいう難題も無視していたようで、これまたちょっと拍子抜けだった。

さてその後、子供を救出した後に二転三転し、依頼主である麻薬王の片腕サジュが、タイラーたちを騙して救出だけさせて報酬をケチろうとしていたのだけど、お互いに窮地に陥ってしまった結果、最後は手を結ぶという展開は、まずまずだったと思う。

ただ、中盤でギャスパーという昔の仲間に助けられて、彼の家で一晩過ごそうとした時のシーンは、ちょっと冗長すぎて、流れをぶった切っていたような気がする。

どうせギャスパーが裏切るんだろうな、という展開はある程度読めていたとは言え、もう少しテンポよくできのではないかと思う。

そして最後、タイラーたちが子供を脱出させる際に被弾してしまい、橋の上から川に落ちてしまうところで終了なんだけど、最初にパート2を見ているので、何とか生き延びたことはわかるし、それらしい描写もあった。

ということで、なかなか面白かったので、ここは「B」にします。

なお、タイラーの相棒ニックを演じたゴルシフテ・ファラハニは、イラン出身の女優さんだそうで、とても綺麗な方でした。

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