はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

かわいそうだけど、羨ましい!?

2012-11-30 | 日記
競馬の馬券配当で得た所得を申告せず、2009年までの3年間に約5億7000万円を脱税したとして、所得税法違反に問われた男性が大阪地裁の公判で無罪を訴えているらしい。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121129-OYT1T00868.htm

記事によると、この男性は、07~09年の3年間に約28億7000万円分の馬券を購入。
約30億1000万円の配当を得たということだ。

何と、利益は約1億4000万円!

もちろん、一度に28億円7000千万円分馬券を買ったら、結果として30億円1000万円分当たった、というわけではない。

10万円買って20万円儲けた。
次は、その20万円を使って50万円儲けた。

こんなことの繰り返しで、トータル1億円以上儲けたというのだから、スゴい!の一言だ。

しかし、国税当局は、勝った分だけを見て、そこから当たり馬券の購入額を差し引いた分を「一時所得」と判断したのだとか。

しかも、無申告加算税を加えると、課税額は6億9000万円になるんだって。

ムチャクチャな話だ。

確かに、税務当局の理屈もわからないではない。

例えば、50万円儲けた時点で、儲けた分の所得税を支払う。
その残りで、さらに次の馬券を買い、勝てばその都度所得税を支払い、さらにまた・・・

こんな感じでいけば、その所得税がトータルで数億円になってしまう、というのは理屈としては成り立つ。

だけど、何か腑に落ちない。

「外れ馬券も含めた購入総額こそが必要経費」という言い分も、何だか変な気もするのだけど、普通に考えたら、純利益である1億4000万円に対して税率を掛けるのが、理にかなっていると思うのだが・・・

まあ、この先結論がどうなるのかちょっと気になる。


それにしても・・・

よくこれだけ勝てたものだと思う。

こっちの方がビックリだ。

私も競馬はちょくちょくやるけれど、トータルで勝ったことなんて、単月で何回かある程度。
これまでのトータルで、どれだけ負けたのか、計算するのさえ怖い!?

一度、その年の最初の重賞である「金杯」を当て、「よし、今年は幸先がいいから、年間で統計を取ってみるか」と、その都度馬券の収支を記録したことがある。

しかし、2月までやってみて「これはやめた方がいい。そうしないと、年末にトンデモナイ数字を見てしまいそう」ということで、すぐに断念した。

「まあ、ギャンブルなんてそんなものだ」と思っていたのだが、世の中には、それで大幅なプラスを出す人もいるらしい。

その結果が、この脱税騒動だから、結局ギャンブルは儲からない、ということだろうな。


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