はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
映画やスポーツも大好きです!
(旧:はぶて日記)

紙と言えば、後漢書?

2006-07-26 | 日記
今日も天声人語。

全文引用する。

『もし、世の中に紙というものがなかったらどうだろう。書けない、拭(ふ)けない、包めない。暮らしに無くてはならない道具、いや、道具以上の大きな存在だ。 古(いにしえ)の紙についての記述は、中国の『後漢書』に出てくる。「古自(よ)り書契(しよけい)は多く編むに竹簡を以てし……」(岩波書店・吉川忠夫訓注)。書契は、文字の記録のことだ。竹簡や絹布を使っていたが、簡は重く、絹は高い。それで、蔡倫という人が工夫し、樹皮や麻くず、ぼろ布、漁網を用いて紙をつくったという。帝に奏上した年は、西暦の105年にあたる。 今年出版された『紙の文化事典』(朝倉書店)には、最近の学説では前3世紀ごろが紙の誕生の時期とされる、とある。蔡倫は、それまでの製紙技術を集大成した人とされている。 この本の「資料編」には、製紙会社の広告が収録されている。「歴史を蓄える紙。/創業以来130余年/私たちにはブランドがあります」。こう訴えるのは、王子製紙グループだ。「人類が紙を知って約2000年/大切に——紙の未来。地球の未来」。こちらは、王子製紙が経営統合を迫っているという北越製紙だ。 企業にとって、生き残ることは肝心要だ。王子側は「国際競争に打ち勝つ」と言い、北越側は「自主独立の企業文化がある」と述べる。どちらも、現代企業には欠かせない視点であり、心構えだろう。 真っさらな一枚の紙を思い浮かべる。そこに何が書き込まれてゆくのか。期待と希望がわいてくる。そんな品物を商っている会社同士にふさわしい成り行きを見せてほしい』

王子製紙と北越製紙の経営統合絡みゴタゴタの話から思いついた文章だろうが、いつものように、何が言いたいのかよくわからない。

特に最後の締めの文章は、いいかげんだ。

「ふさわしい成り行き」というのが何なのか、少なくとも文章を書いてお金をもらっている身なら、そこをはっきりと書くべきだろう。

会社の合併や統合は、そう簡単なものではない。
双方にメリットが出てくることが一番だが、それがなかなか難しいから揉めたりするのだ。

そこが理解できていないのか、というとそうではないだろう。

やはりここは、「紙」と聞いただけで、シナの「後漢書」まで引っ張り出してくる私ってスゴイ!?、ということが言いたかったに違いない。
こういうことを、いつまで続けるつもりかね、高橋クン

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« がんばれ!JR | トップ | どうする、TBS! »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事