やっぱり「見た目」も大事だと思います

石油会社の大手・ＥＮＥＯＳの社長がセクハラで辞任したそうだ。

辞任にまで追い込まれるくらいだから、どうせ日頃から同様のことをしているんだろう。

今時こんなことで辞任に追い込まれるとは、いったいどんなヤツなのか見てみると・・・

やっぱり「そんなことをしそう」な顔だった！？

意外と顔ってその人の性格が現れるんだなあ、と改めて思ったものだが、セクハラと同様になくならいのがパワハラ。

そのパワハラ問題で話題となったのがプロ野球の楽天ゴールデンイーグルス。

安楽という、何かやらかしたらすぐに「安楽死」と言われるだろうな、という選手が、自身もまだ若手のくせに年下の選手にかなりのパワハラをしていたらしい。

球団としては、その後再発防止策を発表して、二度と起こらないようにすると宣言したようだけど、これについて元楽天監督の田尾安志氏が「それはいいとして、前監督そして今はGMである石井一久のコメントが一切ないのは残念だ」と今日の産経新聞に書いていた。

石井一久は、ＧＭ時代に平石前監督がチームを３位にした時に、「ボクの中では３位はＢクラス」と言って平石氏をクビにし、選手から顰蹙をかった。

これについては、以前「こんなの石井自身の言葉じゃないだろう。どうせ三木谷に言わされたんだろう」と書いたことがあるが、この石井も残念ながら見事なまでのア〇面である。

こいつがよく監督ができるなあ、と思ったことがあるのだが、やはり何も言えないのだろう。

下手に言うと、オーナーに対して批判していると思われてもイヤだし、そもそも言葉自体が出てこないんじゃないのか？

逆に言うと、三木谷からすると石井のようなヤツは使い勝手がいいのだと思う。

自分の意見というものがなく、ただのイエスマン。

その点、誰もなり手のなかった楽天の監督を引き受け、３年契約だったにもかかわらず、１年でクビにされた田尾氏としても、楽天に対していいイメージはもっていないと思う。

何せ、負けた時に三木谷から「レポートを出せ」と言われたのだからね。

自分がやりたいようにやり、部下からの意見は一切聞かない。

大半のユーザーが日本人なのに社内公用語を英語にしたのも、部下の反論を封じるためだろう。

ここが、同じく一人で会社を大きくした孫正義の「金は出すけど、口は出さない」というソフトバンクとは違うところだ。

こんなヤツがオーナーである球団が、まともなチームになるとはとても思えないわけだ。

パワハラに関して言えば、日本ハム時代の中田翔も、似たようなことをしでかして、巨人に追放（？）となったが、そういうことが起こる要因は、やはり監督の資質にあると思う。

そういう意味でも、今年ＷＢＣでの優勝で「名将」と言われている栗山英樹を私は認めない。

チーム内のゴタゴタを放置・黙認するようなヤツが名将であるはずがない。

大谷を育てたとか言っているが、単に大谷が育つのを邪魔しなかっただけ、という印象しか今はない。